いまだ獲得ゼロの移籍市場 焦りを見せないフロントと3つの明確な補強プロファイル

今夏の移籍マーケットにおいて、レアル・ソシエダはこれまでにない静かな夏を過ごしています。移籍ウインドウの閉幕まで残り2週間未満に迫りながら、新規補強の公式発表は完全なゼロ。新シーズンを戦うための顔ぶれに新しい顔は未だに存在しません。周囲やファンから厳しい視線と焦りの声が投げかけられる中、クラブは伝統的な冷静さを貫いています。

スポーツディレクターのエリック・ブレトス氏率いるフロント陣、およびジョキン・アペリバイ会長は、指揮官のペレグリーノ・マタラッツォ監督とひざを突き合わせ、マーケット閉幕までに狙うべき補強のターゲットを3つの明確なプロファイルに分類して交渉を絞り込んでいます。マタラッツォ監督はこの件に関し、以下のように会見でその詳細を明かしました。

『私たちは今シーズンのバランスのとれたチームを作るために、どのような選手をこのアノエタに連れてくるべきか、エリックやジョキンと非常に明確な基準を共有しています。すでに狙うべき3つの具体的な補強プロファイルを特定しており、これ以上の議論は不要です。市場が開いている最後の1秒まで、私は彼らと緊密に話し合いを重ね、最高の結果を出すためのディスカッションを続けていきます。ときには熱く感情的な議論になることもありますが、それらはすべてこのレアル・ソシエダを勝たせるためのプロフェッショナルなプロセスなのです』。

これまでに何人かのターゲット獲得が難航しているものの、マーケットの終盤には移籍金が劇的に引き下がる大きな市場のチャンスが訪れるため、フロントは最後の瞬間まで網羅的なアプローチを継続してチームに最高のピースを届ける段取りとなっています。(via DiarioVasco)

ゴンサロ・ゲデスを襲うサウジアラビアのメガマネー アル・ワフダが関心もクラブは放出を拒否

レアル・ソシエダが誇る最前線の絶対的アタッカーであり、近年のチームの輝かしいヨーロッパでの成功において主役を務めてきたポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスに対し、サウジアラビアのプロリーグから天文学的なメガマネーを背景にしたアプローチが舞い込み、ファンの間で動揺が広がっています。

獲得を企てているのは、サウジのアル・ワフダです。彼らは現在ゲデスを最優先の補強ターゲットとして調査・追跡しており、獲得に向けたシミュレーションを綿密に行っています。彼らには他国リーグの追随を許さない圧倒的な財政面でのアドバンテージがあり、どのような高額な経済的要求であっても即座にクリアできるほどの凄まじい資金力を持っています。

ゲデスとソシエダの現行契約は2029年まで長期にわたって結ばれており、クラブはこのポルトガル人の持つピッチ上での絶対的な影響力やキャラクターを高く評価しています。現時点ではサウジ側からの具体的な金銭オファーは届いておらず、単純な関心の打診レベルに留まっています。ソシエダは彼との強固な契約を尊重する姿勢を断固として崩しておらず、移籍マーケットの最終盤において彼を不当に手放すことは絶対にないと確信しています。(via ElDesmarque)