グイド・ロドリゲスの去就とファンからの残留コール

今シーズン途中の1月にプレミアリーグからバレンシアに加入したアルゼンチン人MF、グイド・ロドリゲスは、バルセロナとの最終戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露し、見事なゴールまで決めてみせました⚽ この活躍にメスタージャのファンは熱狂し、彼の名前を合唱するとともに「グイド、残ってくれ!」と熱烈な残留コールを送りました。加入してわずか数ヶ月ですが、グイドはファンの心を完全に掴み、カルロス・コルベラン監督も彼を中心にチームを立て直すことで、チャンピオンズリーグ出場圏内に迫るほどの素晴らしい後半戦を戦い抜きました。ワールドカップ優勝経験もあるこのボランチは、試合後に自身のInstagramでシンプルに『Amunt Valencia!(アムント・バレンシア!)』とだけ投稿しましたが、これがファンの熱狂と不安に火をつけることになりました。投稿からわずか30分で3000以上の「いいね」がつき、コメント欄には「グイド、残ってくれ!」というファンの切実な願いが殺到しています。

6月で契約が満了となる彼には多くのオファーが舞い込んでおり、32歳という年齢を考えれば、これがキャリア最後となる大型契約を結ぶチャンスであることを本人も理解しています。現状では、バレンシアはすでに契約延長のオファーを提示しており、グイドの返答を待っている状態ですが、他のクラブ(ビジャレアルやメキシコのクラブなど)からの引き合いもある中で、彼が要求する条件とバレンシアが支払える額には大きな隔たりがあります。彼は加入以来、出場可能なほぼ全試合にあたる16試合で1308分間プレーし、チーム3位となる4ゴールを記録。警告は4枚のみで退場は一度もなしと、これ以上ないほどの見事な成績を残しており、自身の価値を大きく高めることに成功しました。ワールドカップに向けたアルゼンチン代表の予備登録メンバーにも名を連ねており、交渉の主導権は完全に彼が握っています。

ロン・グーレイが自ら交渉にあたって全力を尽くしていますが、ファイナンシャル・フェアプレーの制限やチーム内の給与バランスを崩すような無理な契約は結べないという台所事情もあります。現在、グイドは賃貸契約の満了により住んでいた家が売りに出されたため引っ越しを済ませていますが、これは将来の決断を意味するものではありません。金銭面以外の要素が彼の最終決定にどれだけ影響を与えるかが、バレンシア残留の鍵となりそうです。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

バレンシアは最終戦でバルセロナに劇的な勝利を収めたものの、他会場の結果により欧州カップ戦の出場権を逃しました。さらにディエゴ・ロペスの大怪我やラマザニの空き巣被害など不運が重なり、グイド・ロドリゲスの去就問題やクラブの経営に対する批判も噴出するなど、ピッチ内外で多くの課題を抱えたままシーズンを終えることとなりました。