フリアン・アルバレスの移籍騒動と各界の反応

アルゼンチン代表のフリアン・アルバレスが試合後のミックスゾーンで、移籍の希望を公言した。『今は話す時期ではないかもしれないが、隠すこともとぼけることもできない。私は正直な人間であろうと努めている。クラブの人たち、話すべき人たちとは真実を話した。すべての人にとって移籍がベストだと思うし、私は自分の夢を叶えたい』と明言した。

この発言を受け、アトレティコ・マドリードのフロントは激怒している。クラブは、バルセロナが契約中の選手に無断で接触しているとして、FIFAへの提訴を検討している。クラブ関係者は『過去にもアントワーヌ・グリーズマンやニコ・ウィリアムズに対して行ったのと同じ、バルセロナの嫌がらせやフェイクニュースの流布だ』と非難し、5億ユーロの契約解除金を満額支払わない限りバルセロナへの移籍は絶対に認めないと断言した。

ファンも怒りを隠せず、SNS上にはフリアンのユニフォームを燃やし、『売春婦の息子』などと過激なチャントを歌う動画が多数投稿された。さらに、アトレティコの英語公式X(旧Twitter)アカウントは、W杯で勝利したアルゼンチン代表選手たちを祝福する投稿を行った際、ナウエル・モリーナとティアゴ・アルマダの写真のみを掲載し、意図的にフリアンの存在を完全に無視した(その後、スペイン語アカウントでは名前のみ言及された)。

一方で、バルセロナの選手たちはこの動きを歓迎している。ガビやフェルミン・ロペスは、フリアンの発言を報じるSNSの投稿に即座に「いいね」を押して歓喜した。また、アトレティコとバルセロナの両クラブでプレーしたセルヒオ・アグエロは、自身のチャンネルで『クラブが自ら売るとは言えないのだから、選手が正直に話すのは何も悪いことではない。フリアンはそのプレースタイルからしてバルサに完璧にフィットする。クラブも、不満を持っている選手を一年中残しておくべきではなく、解決策を見つけて売るべきだ』と後押しした。さらに、フリアンが幼少期に『アイドルはメッシで、リーベルとバルサのファンだ』と語る過去のインタビュー動画もSNSで再び拡散され、大きな話題を呼んでいる。

メディアの論戦も過熱しており、「El Chiringuito」のホタ・ジョルディは『選手もその家族もクラブに騙され、2月から続く嘘に限界に達している』とアトレティコを痛烈に批判した。アナリストのルーベン・ウリアは『アトレティコはクラブのアイデンティティと威信をかけ、彼を干すか、売るかという難しい決断を迫られている。この火災は誰にとっても無傷では終わらない』と指摘し、ロベルト・ゴメスはラジオ番組で『アトレティコは絶対にバルセロナとは交渉しない。必要ならスタンドに干すだろう』と断言した。元アトレティコのレジェンドであるキコ・ナルバエスも『ここにいたいと思う者だけが残るべきだ』と語っている。

アトレティコは現在、バルセロナへの売却を拒否し、アーセナルへの移籍(4000万〜6000万ユーロ+ヴィクトル・ギェケレシュのトレード)や、パリ・サンジェルマンへの売却を模索している。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

スペイン代表のチャタヌーガでのドタバタ劇

アメリカのチャタヌーガに滞在するスペイン代表が、予期せぬ自然の猛威とユニークな出来事に見舞われた。サウジアラビア戦の翌日に行われたリカバリートレーニング中、選手やジャーナリストの携帯電話に一斉に竜巻警報と雷雨警報が鳴り響いた。『時速130kmの破壊的な突風が吹く。窓から離れ、頑丈な建物や地下室の最も低い場所に今すぐ避難しろ。飛散物は致命傷になる』という警告を受け、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督や選手たちは開始わずか20分で慌ててジムへと走って避難した。雷が16km以内で確認された場合は30分間屋外での活動を停止するという現地の厳格な安全プロトコルに従った形だ。

天候が回復した後、スペインサッカー連盟(RFEF)はメディアとの親睦を深めるため、チャタヌーガ・チューチューという歴史的な施設でバーベキュー大会を開催した。リラックスした雰囲気の中、広報担当のホセ・シルベントがカントリーミュージックに合わせてロデオマシーン(メカニカル・ブル)に挑戦したが、またがった瞬間にわずか1秒で振り落とされ、選手や関係者全員の爆笑を誘った。

また、練習開始前には、揃って30歳の誕生日を迎えたロドリとミケル・メリノを祝うため、恒例の「パシージョ・デ・コジェハス(ビンタのトンネル)」が行われた。和やかな雰囲気の中で行われたものの、マンチェスター・シティに所属するキャプテンのロドリは、チームメイトからかなり強めの一撃を食らい、痛そうな表情を浮かべていた。 (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via Esport3)