バジェカススタジアムの深刻な安全性問題と開幕アラベス戦のレガネス代替開催の危機

夏の間に発生したスタジアムを巡る深刻な問題は、新シーズンの開幕を前にして大きな混乱を招いています。ラ・リーガのホーム開幕戦となるデポルティボ・アラベス戦(8月20日21:00開始予定)を控える中、本拠地エスタディオ・デ・バジェカスの施設状況は極めて劣悪な状態にあります。安全上の重大な欠陥が指摘され、スタジアムを所有するマドリード州は、安全基準の著しい不適合や老朽化を理由に、改修工事を実施する間、ラージョ・バジェカーノからスタジアムの使用権を一時的に剥奪しました。

この危機的状況に対し、近隣クラブのレガネスが協力的な姿勢を示しました。マドリード州の仲介もあり、レガネスは8月10日に公式声明を発表し、アラベス戦の代替会場として自らの本拠地であるエスタディオ・デ・ブタルケをラージョに提供することに合意。これにより、多くのバジェカスサポーターがレガネスまで移動を強いられる見込みです。

一方で、ラージョのラウル・マルティン・プレサ会長は、依然としてこのアラベス戦をバジェカスで開催できると強く信じており、強気な姿勢を崩していません。しかし、スタジアムの惨状を示す動画が次々とインターネット上で明るみに出るにつれ、バジェカス開催の可能性は日に日に失われつつあります。

なお、その次のホームゲームである9月5日のラシン・サンタンデール戦については、現時点でどこで開催されるか正式な決定は下されていませんが、クラブ側はそれまでにバジェカスに戻れると信じています。このスタジアム問題をめぐり、サポーターとクラブ経営陣の間で激しい論争と対立が続いています。(via Mundo Deportivo)