相手はフランスの雄リール!守備の要マンディが語るチャンピオンズリーグ初戦の徹底攻略法

古巣ベティスのための「分析官」を務めたアイサ・マンディは、ベティスTVのインタビューにおいて、チャンピオンズリーグ初戦でベティスが対戦するフランスの強豪リールについて非常に詳細な分析を展開しました。

まずリールというクラブについて、マンディは『私が過去2シーズン所属したリールはフランスでもトップクラスのビッグクラブであり、非常に安定した組織です。毎年のようにチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの出場権を争っています。フランス国内では、絶対的な存在であるパリ・サンジェルマンに次いで最も優れた状態にあるクラブだと言えます。本当に素晴らしい成長を遂げており、常に強い力を持ったクラブです。過去にはエデン・アザールやニコラ・ペペ、アディル・ラミといった超一流選手を何人も輩出してきました。歴史的に多くのタイトルを獲得しており、近年はパリ・サンジェルマンが国内を支配しているためリーグ優勝は極めて困難ですが、リールは歴史、安定感、実力ともにフランスで最高にソリッドな存在です』と、その格と実力を高く評価しました。

さらに今シーズンの戦いぶりについて、リールはリーグ戦で現在無敗(3試合で勝ち点7)と絶好調。王者パリ・サンジェルマン相手にも2-2で引き分ける見事な戦いを見せており、マンディは『パリ・サンジェルマン戦ではアディショナルタイムに追いつかれるまでリールがリードしていましたし、その前にベテランのジルーが決定的なチャンスを決めていれば3-1で試合を終わらせることもできました。パリ・サンジェルマン相手にそれだけの痛手を与えるチャンスを作れるのです。何より彼らはホームで滅法強いですが、アウェイでもアンジェに0-2、トゥールーズに0-1で勝つなどアウェイでも安定しています。さらに、試合に向けて十分な休養を取る時間もあるのが強みです』と分析しています。

注目すべきリールのキープレイヤーについても言及しました。

『警戒すべき選手はあらゆるポジションに存在します。まず守備陣では、ベルギー代表としてワールドカップにも出場し、ほぼ全試合で先発を務めているエヌゴイです。中盤には非常にクオリティが高いベンタレブが控えています。前線には、多くの技術を改善させて素晴らしいパフォーマンスを見せているエムバペの弟(イーサン・エムバペ)がおり、さらに一瞬でネットを揺らせる決定力を持ったベテランのジルーが健在です』

他にも、元ベティスのロマン・ペローや元セビージャのタンギ・ニアンズなど、スペインに縁のある選手たちが揃っており、どこからでも脅威になり得ると警告しています。

また、試合の舞台となるリールのホームスタジアム「スタッド・ピエール=モーロワ」の特別な環境についても説明しました。

『彼らの本拠地は常に素晴らしい雰囲気に満ちており、私も最高の思い出を持っています。チャンピオンズリーグなどのビッグゲームではサポーターの応援が最高潮に達します。さらに特徴的なのが、このスタジアムには開閉式の屋根があることです。屋根が閉じられることで、サポーターの大歓声が内部に反響し、スタジアム内は耳をつんざくような凄まじい大音響に包まれます。この熱狂的な雰囲気がチームを強烈に後押しする特別な要素となっています』

最後に、勝敗の行方については次のように予想を締めくくりました。

『お互いに素晴らしい選手と素晴らしい監督を抱えており、非常に実力が伯仲した厳しい戦いになるでしょう。ベティスにとっても非常にタフな試合になります。両チームの実力レベルはほぼ同等だと思いますが、今回はリールがホームで戦うため、リールにほんのわずかなアドバンテージがあると考えています。もしベティスのホームゲームであれば、ベティスが優位だと予想したでしょう』

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍手続きの遅れからアキエメの獲得がFIFAによって正式に却下されたニュースは、守備陣の選手層を厚くしたかったレバンテにとって苦い結末となりました。一方、今季フル出場を続けて信頼の厚いDFマンディが、古巣ベティスのために古巣リールを徹底スカウティングするというピッチ外での知的な多忙ぶりを明かし、そのプロフェッショナルな姿勢が大きな注目を集めています。