UD Las Palmas & Cádiz CF
2018年からクラブに在籍し、数々の名GKを指導してきた名物GKコーチのホセ・エステバン・レジェス(通称イェペス「Yepes」)のメソッドが世界中を震撼させています。
彼の育て上げた門下生たちが、現在ヨーロッパ、ひいては世界中で大きな成功を収めています。
- アルバロ・バジェス(Álvaro Valles):2023年の昇格、その後の残留(138試合出場)に貢献し、代表プレリストにも名を連ねました。今夏にフリーで新天地へ渡ったバジェスは、直近の金曜日にラ・カルトゥーハでムバッペのPKを阻止し、1-0の歴史的勝利を牽引。明日、LOSCリールとのチャンピオンズリーグでCLデビューを飾る予定です(市場価値700万ユーロ)。
- ディンコ・ホルカス(Dinko Horkas):3週間前に450万ユーロでUAEのアル・ワスル(Al-Wasl)へ移籍。デビュー戦で見事にPKをストップする活躍を見せました。昨季、ルイス・ガルシア監督のもとでチームの絶対的守護神として最高レベルの活躍を披露しました。
- ジョセップ・マルティネス(Josep Martínez):ライプツィヒ、ジェノアを経て、今夏インテル・ミランへ1500万ユーロで移籍。セリエA開幕3試合すべてで先発フル出場を果たしています(市場価値1000万ユーロ)。
- アレックス・ドミンゲス(Álex Domínguez):ポンフェラディーナ(3部)で開幕から2試合連続スタメンとして出場中です。
一方、ラス・パルマスの攻撃陣には、ジェセ・ロドリゲス(Jesé Rodríguez)の出場停止処分(レガネス戦)明けの復帰に伴う「9番論争」が勃発しています。
ここまで、日本人の宮代大聖(Miyashiro)が2ゴールを決めて得点源となっているほか、ジェセ、サンドロ、フスター、イバン・ハイメがそれぞれ1得点を挙げています。
しかし、4試合すべてで先発出場しているヘフテ・ベタンコール(Jefté Betancor)は、合計305分間のプレーでシュート4本、ゴール数は「0」と決定力不足に悩んでいます。かつてアルバセテでも初ゴールまで10試合を要したものの、最終的に14ゴール(コパ・デ・レイを含め18ゴール)で得点王となった実績があるため、本人は焦っておらず「自分の時間が来る」と語っています。
ルベン・デ・ラ・バレーラ監督は、ヘフテを過去3試合でウイングとして先発させていましたが、前節レガネス戦では87分間プレーしたものの、サイドからのクロス供給を全く受けられずシュート0本に終わりました。
ジェセが「不動(intocable)」の存在として復帰するため、デ・ラ・バレーラ監督は、ジェセ、ヘフテ、サンドロ(控えに回る可能性あり)のうち1人をベンチに置く必要があります。
さらに、ユース出身の若手エリアス・ロメロ(Elías Romero)も1アシストを記録して好アピールを見せており、負傷しているJere Recobitaの復帰も待たれる状況です。
チームは現在、勝ち点7、6得点6失点の9位。次節は、いまだ未勝利(0勝)で降格圏に沈むカディス(Cádiz CF)とアウェイ(JP Financial Estadio-Nuevo Mirandilla)で対戦します。 (via SPORT)
【本日の総括】
今週のセグンダ・ディビシオン(LALIGA Hypermotion)の動向は、各チームの戦術的刷新と個人の復活劇が勢力図を大きく揺さぶっています。リバプールから復帰したバイチェティッチのフォルトゥナでの段階的育成、レガネスを覚醒させたモラタ獲得の執念、そしてアキレス腱断裂から奇跡的な復活を遂げたスポルティングのルームなど、ピッチ外からピッチ内へと繋がるドラマが熱を帯びています。一方で、マジョルカのポゼッション病や、エルデンセのバラガン監督解任を巡る不可解な経営判断など、激戦の2部リーグならではの混迷も浮き彫りとなっています。今夜のサバデル対コルドバの12年ぶりの名門対決を含め、昇格をかけた中盤戦の覇権争いはさらに過酷さを増していくでしょう。