アビエル・オソリオのビザ問題解決とスペインへの飛行機移動

プレシーズン開始から43日(約1か月半)が経過したアンセルミ監督のプロジェクトにおいて、最大の懸案事項であったアルゼンチン人フォワード、アビエル・オソリオの動向がようやく動き出しました。ブエノスアイレス出身で24歳のオソリオは、前回の冬の移籍市場でエルチェに完全移籍したものの、直近の6ヶ月間はデフェンサ・イ・フスティシアにレンタルで残されていました。本来であれば7月1日のプレシーズン初日からチームに合流する予定でしたが、ビザの発給トラブルにより今夏ずっとスペインへの入国が阻まれていました。

この問題がついに解決へと向かい、オソリオは月曜日から火曜日の深夜にかけて、自身のSNSでパートナーとともに飛行機に乗り込む写真を共有し、スペインに向けて旅立ったことをファンに報告しました。チームへの合流は確実視されていますが、水曜日午前にDíez Iborraで非公開で行われたトレーニングセッションにはまだ姿を見せていません。明日木曜日からの練習参加が期待されていますが、その場合でも、来週月曜日21時に控えるデポルティーボ・ラ・コルーニャとのラ・リーガ開幕戦までにこなせる全体練習は最大で4セッションのみとなり、調整不足が懸念されています。(via SPORT)

デポルティーボとの開幕戦に向けた主力ウイング勢の負傷離脱問題

来週月曜日に迫ったデポルティーボ戦に向けて、エルチェの攻撃陣には厳しい現実が突きつけられています。まず、ガリシア出身のウイングであるヤゴ・デ・サンティアゴは膝に問題を抱えており、今夏のプレシーズンマッチでは1分もプレーすることができませんでした。回復の目処が立たないため、リアソールでの開幕戦に招集されることはありません。

さらに追い打ちをかけるように、先週土曜日のトゥールーズとの親善試合でゴールを決めてアピールしていたウイングのグレイディ・ディアングも、その試合中に負傷してしまいました。この怪我により、彼も開幕戦でのデビューは極めて難しい情勢となっており、指揮官の戦術的な選択肢が大きく狭まっています。(via SPORT)

ダビド・アッフェングルーバーの練習復帰とカンテラ勢のトップチーム帯同

ポジティブなニュースとして、火曜日の練習セッションを欠席していたダビド・アッフェングルーバーが、水曜日の練習には復帰して元気に調整を消化しました。

また、アンセルミ監督は下部組織イリシターノの若手たちを熱心にファーストチームのダイナミクスに帯同させ続けています。すでに常連となっているマティ・バルジッチ、アダム・ボアヤール、アリ・フアリーに加え、今週の練習にはウィングバックのアルバロ・パディージャ(2006年生まれ)、センターバックのダビド・エルナンデス(2008年生まれ)、そして今夏のプレシーズンで素晴らしいインパクトを残して期待の星となっているフォワードのウマル・コナレ(2004年生まれ)の3人のカンテラーノが引き続き帯同しています。

さらに、ゴールキーパー陣では2004年生まれのアレハンドロ・ラモスが、マティアス・ディトゥーロ、アレハンドロ・イトゥルベ、オーウェン・ボッシュといったシニアの守護神たちとともに、水曜日の非公開セッションでゴールマウスを守る厳しい練習を完了しました。(via SPORT)

【本日の総括】

ビザ問題で合流が大幅に遅れていた新ストライカーのオソリオが、ついにスペインに向けて出発したことはチームにとって最大の光です。ヤゴ・デ・サンティアゴやディアングといったウイング陣の負傷離脱は来週月曜日の開幕デポルティーボ戦に向けて非常に痛手ですが、アッフェングルーバーの練習復帰や、今夏のサプライズであるウマル・コナレをはじめとした多くのカンテラ若手勢の台頭が、アンセルミ監督の新たなチーム構築において貴重な底上げとなっています。