アルナウ・オルティス カンテラからファーストチームへの正式昇格と覚悟
アトレティコ・マドリードは、プレシーズンで確かな活躍を見せた24歳のアルナウ・オルティスがファーストチームへ正式に昇格したことを発表した。昨季はフェルナンド・トーレスが率いるBチームでPrimera RFEF(3部)を戦い、38試合で23ゴール6アシストを記録して同カテゴリーの得点王に輝いた。プレシーズンでも4つの親善試合で2ゴール1アシストを記録し、マルセイユ戦では決勝ゴールをアシストしてシメオネ監督の信頼を掴んだ。背番号は最近ナウエル・モリーナが着用していた「16」に決定した。アルナウは『正直に言って、言葉で説明できないような感覚です。ここまで来るのに本当に苦労しましたし、自分は本当に幸運だと感じています』と喜びを語り、トーレス監督やスタッフに向けて『私の人生を変えてくれた素晴らしいシーズンでした。アトレティコ・マドリーニョを代表して戦えることにものすごい興奮を抱いていました』と深い感謝を示している。また、ポジションについても『監督が一番力を発揮できると考える場所であれば、私はどこであっても真っ先にプレーします』と適応力を示した。かつて観客席から兄とメトロポリターノを見上げていた日々を思い返し、ピッチに立つ瞬間に向けて強い闘志を燃やしている。(via MARCA, Estadio Deportivo, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
フリアン・アルバレス 移籍騒動の裏側とメトロポリターノでの開幕戦に向けた緊迫感
ワールドカップ期間中にバルセロナへの移籍希望を表明したフリアン・アルバレスに対し、アトレティコは「1億5000万ユーロでも2億ユーロでも売却しない」とバルサへの移籍の可能性を完全に排除する姿勢を貫いている。アルバレス自身はすでにチームに合流し、これまでの言動についてクラブへ謝罪しているが、バルサ側は今週を期限とした獲得の最終交渉に臨む意向である。今週、ヒル・マリンCEOとアルバレスの代理人による会談が予定されている。水曜日のマラガ戦に向けてメトロポリターノでの非公開練習に参加したものの、調整不足のためベンチスタートが有力視されている。ピッチ外での言動により、開幕戦で名前が呼ばれた際にはスタジアムを埋め尽くすサポーターから厳しいブーイングが飛び交うことが予想されている。クラブ内部では、この一連の騒動がアルバレスの今シーズンのパフォーマンスやメンタル、さらにファンとの関係性にどのような影響を及ぼすかを懸念し、今後のサポート体制について思案している。(via Mundo Deportivo, SPORT, ElDesmarque, MARCA)
イ・ガンイン PSGからの加入お披露目とシメオネ監督の情熱への驚き
アトレティコ・マドリードは、PSGから獲得した25歳の韓国代表MFイ・ガンインの公式プレゼンテーションを執り行った。かつてアントワーヌ・グリーズマンが着用していた背番号「7番」を背負い、2031年までの契約を結んだ彼は、『この偉大なクラブに加わることができて本当に嬉しいですし、早く始めてチームを助し、多くのタイトルを一緒に勝ち取りたいです』と強い熱意を表明した。特にシメオネ監督について、『何よりも驚いたのは監督の持つ情熱です。日々を強い熱意とともに過ごしており、それが選手たちにも伝わってきます。それは本当に重要なことです』と感銘を受けたことを明かした。スペインで育ってきたためアトレティコの偉大さはよく知っていたと話し、メトロポリターノでのサポーターとの対面を心待ちにしている。(via ElDesmarque)
マラガCFとの開幕戦に向けたチーム調整とW杯戦士たちのコンディション問題
アトレティコは水曜日21:00にホームでマラガCFを迎え、新シーズンの幕を開ける。しかし、今夏のワールドカップ決勝に代表チームで最も多くの選手(13名)を送り出した影響により、プレシーズンの準備は困難を極めた。マルコス・ジョレンテやアレックス・バエナ、フリアン・アルバレスといった主力選手たちは、休暇明けの合流が遅れたため十分な調整を積めていない。また、新加入のクティ・ロメロも遅い合流により現在も個別調整に留まっており、先発出場は回避される見通しである。これに対し、同じく決勝戦に出場した左サイドバックのアレハンドロ・グリマルドは、対抗馬であるルジェーリのアストン・ヴィラ移籍が秒読みとなっている状況から、開幕戦でのスタメン起用が確実視されている。セルロートが負傷離脱しているため、攻撃陣はアルナウ・オルティスやルックマンを組み合わせた構成が試されることになる。試合前には、世界王者となったバエナ、ジョレンテ、プビル、グリマルドへの公式表彰式が開催される予定である。(via MARCA, SPORT, ElDesmarque)
3人目のフォワード獲得に向けた補強プランとリール若手への3500万ユーロオファー
セルロートの負傷やアルバレスのコンディション不安を背景に、マテウ・アレマニー氏を中心とする強化部は「3人目のセンターフォワード(9番)」の補強を画策している。候補にはドゥシャン・ブラホヴィッチやヴィクトル・ギェケレスといった選手がリストアップされているが、アトレティコはリールに所属する21歳のベルギー代表フォワード、マティアス・フェルナンデス=パルドの獲得に向けて3500万ユーロの正式オファーを提示した。契約を2029年まで残すリールとの間で交渉が続いているが、選手本人はアトレティコへの移籍を望んでおり、先週末に行われたエヴァートンとの親善試合への出場を拒否して、リール側に売却を受け入れるようプレッシャーをかけている。リール会長が『いつ移籍するかを決めるのは選手ではない』と牽制する中で、市場最終盤に向けた駆け引きが続いている。(via ElDesmarque)
左サイドバック補強に向けたホルヘ・サリナスへのアプローチとルジェーリ放出の連鎖
アトレティコ・マドリードは、マッテオ・ルジェーリのアストン・ヴィラへの移籍交渉が合意間近に迫っていることを受け、左サイドバックの補強としてラシン・サンタンデールに所属するホルヘ・サリナスの獲得交渉を進めている。アストン・ヴィラへのルジェーリ放出によりアトレティコは2000万ユーロ以上の資金を確保できる見込みであり、これをサリナスの違約金1600万ユーロの支払いに充てる計画である。バルセロナもサリナスを注視していたが、カンセロの帰還により争奪戦から撤退したため、アトレティコへの道が開けた。ラシン側は給与改善を伴う契約延長オファーでサリナスの引き留めを図っているが、選手本人はアトレティコ移籍を希望しており、返答を保留して公式オファーを待ち望んでいる。(via ElDesmarque)
セルロートを利用したオシムヘン獲得への驚くべきトレード計画とチェルシーのジャックソン獲得模索
アトレティコは前線の戦力をさらに強化するため、ガラタサライと取引を交渉している。昨季アトレティコに3200万ユーロで加入したものの、現在は評価額が1800万ユーロにまで下落しているアレクサンダー・セルロートの売却交渉を進めており、これを利用してガラタサライのビクター・オシムヘンを獲得するトレード案を模索している。セルロートの代理人はすでにイスタンブールでガラタサライの幹部と会談し、年俸1000万〜1200万ユーロの条件交渉を行っている。アトレティコはセルロートを譲渡要員とし、不足分の移籍金を上乗せすることでオシムヘン獲得を実現させる狙いである。また、これと並行してチェルシーの25歳セネガル代表FWニコラス・ジャクソンのレンタル獲得も調査しているが、チェルシー側は7000万ユーロの評価額を崩しておらず、交渉は難航している。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ワールドカップ決勝に多くの選手を送り出した影響で変則的なプレシーズンを余儀なくされたアトレティコ・マドリードですが、カンテラから昇格を果たしたアルナウ・オルティスの台頭やイ・ガンインの獲得など、新たな活力が加わっています。フリアン・アルバレスの去就やサポーターとの関係性に課題を残しつつも、市場最終盤に向けてオシムヘンやフェルナンデス=パルドといった実力者や若手の獲得に全力を注いでおり、開幕マラガ戦を皮切りにタイトル獲得を狙うシメオネ体制の真価が問われようとしています。
