アルゼンチンから届いたフリアン・アルバレスへの強力な援護射撃

ピッチ内外で過酷な逆風に立たされているフリアン・アルバレスに対し、祖国アルゼンチンから非常に心強い支えが届きました。かつて彼が所属したリバー・プレートの元会長であるホルヘ・ブリト氏が、自身のSNSアカウントでアルバレスに向けた熱い応援のメッセージを投稿しました。ブリト氏は『こんなに幼い頃からの君の成長を見られたことは、優れたアスリートとしてだけでなく、君が素晴らしい人間であることを知る特権を私に与えてくれた。君の歩みを知っているし、どこから来たのかも、君の家族も、リバー・プレート校の先生たちも、君が育った価値観も知っている。君がどう考え、どう行動するか、そしてすべてのユニフォームを常に守ってきた誠実さ、プロフェッショナリズム、コミットメントを知っている。一生君を知っている私たちは、君がどんな人間か完全に分かっている。前を向いて進み続けよう!』と投稿し、彼の人間性とこれまでの貢献を全面的に称えました。この心温まる投稿には、エンソ・フェルナンデスやフアンフェル・キンテロ、ヘルマン・ペッセージャ、ルーカス・ベルトランといった、アルゼンチン代表の同僚やリバー・プレートで共に過ごした仲間たちが次々と賛同のリアクションを寄せており、アルバレスは大きな力を得ています。(via Mundo Deportivo)

泥沼化する去就:バルサ拒否とアーセナル移籍優先のクラブ思惑

アトレティコ内でのフリアン・アルバレスの去就をめぐる緊張関係は、夏の移籍市場の閉幕が迫る中でさらに泥沼化しています。クラブ側は、チームの重要な資産である彼を簡単に手放すつもりはなく、もし放出を容認する場合でも、宿敵バルセロナへの移籍は断固として拒否したい姿勢です。クラブとしては、獲得に興味を示すアーセナルへの売却を優先して交渉を進めたい考えですが、選手本人はロンドンへの復帰にまったく関心を示しておらず、バルセロナへの移籍のみを熱望しています。この平行線の状況は、移籍期限となる9月2日の午後23時59分、あるいはそれ以降にまでもつれ込むと予想されます。アルバレスは以前にミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOから『適切なオファーがあれば移籍を認める』という約束を取り付けたと主張していますが、現時点でクラブが納得できる条件のオファーは届いておらず、彼の孤立感は深まるばかりです。(via ElDesmarque)

セレソ会長がバルサの交渉姿勢を痛烈批判、本人の売却も重ねて否定

アトレティコのエンリケ・セレソ会長が、フリアン・アルバレスを巡るバルセロナの交渉アプローチに対し、公式に激しい怒りを表明しました。セレソ会長は、バルセロナが交渉を進める中で『全くもって相応しくないレベルの立ち振る舞いだった』と、その不誠実なやり方を鋭く批判しました。その上で、アルバレスのチーム内での立場について強い決意を示し、『フリアン・アルバレスはアトレティコ・マドリードの選手であり、これまでもずっとそうだった。私たちは彼を売却するつもりは一切ない。彼は我々の選手であり、指揮官が望めばいつでもピッチに立たせることができる存在だ』と言明し、移籍を認めない姿勢を改めて強調しました。特段の事態が起きない限り、今週末にアウェイで控えるサンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦(ルイス・ガルシア・プラサ監督が率いるチーム)に向けた招集メンバーにも、アルバレスは通常通り名を連ねる見込みです。(via Estadio Deportivo)

OBキコ氏の苦言:心ここにあらずのフリアンはアーセナルに売るべき

アトレティコのレジェンドであり、クラブの象徴でもあるキコ・ナルバエス氏が、混迷を深めるフリアン・アルバレスの去就問題について、クラブは早期の放出を決断するべきだとラジオ番組で提言しました。キコ氏は『現時点でアトレティコとフリアン双方が大きな問題を抱えている。チームに100パーセント心を置いていない最高クラスの選手を抱え続けることは、将来的に大きな足かせになる。もしアーセナルから十分に興味深いオファーが届くならば、全関係者が少しずつ譲歩して移籍を成立させるべきであり、今の状況ならそれがベストだ』と語りました。また、キコ氏は約26年前に旧ビセンテ・カルデロンで、サポーターから「キコ、出て行け」という酷いバナーを掲げられ、凄まじい大ブーイングを浴びた自身の経験を重ね合わせ、『あの時は本当に精神的に辛い思いをした。だから彼の今の苦しみは痛いほどよく分かる』と同情を示しながらも、『もし9月になっても移籍が決まらなければ、プロとしての責任を果たすほかない』と厳しいアドバイスを送りました。(via ElDesmarque)

ロッカールームの亀裂:チームメイトからも上がるアルバレスの放出容認論

この夏の間に過熱したフリアン・アルバレスの移籍の噂や、ピッチ外での激しい騒音は、アトレティコのロッカールーム内にも深刻な影響を与えています。選手たちの一部は、チームの団結力と安定した競争力を最優先に維持するためには、アルバレスをこのまま引き留めるべきではないと考え始めています。チームはディエゴ・シメオネ監督のもとで一枚岩となって過酷なラ・リーガを戦う意志を示しており、心がクラブから離れてしまった選手をいつまでも抱え続けることは、せっかくまとまりつつあるロッカールームに悪影響を与え、不要な不安定さを生み出すだけだと、周囲の選手たちも懸念を示しています。内紛を防ぎ、最高の状態でシーズンに集中するためにも、適切なオファーでの売却は致し方ないというのが一部のチームメイトたちの見解です。(via ElDesmarque)

若手MFオベド・バルガスの移籍交渉:アラベスと口頭合意も条件付き

アトレティコはマテウ・アレマニーSDを中心に、新規の大型補強に向けた資金とサラリー枠を確保するため、人員整理を急ピッチで進めています。その取り組みとして、若きメキシコ人MFオベド・バルガスのデポルティーボ・アラベスへの期限付き移籍(レンタル)に関して、両クラブ間で口頭での合意に達しました。この移籍にはディエゴ・シメオネ監督も許可を出しています。しかし、このオペレーションはアラベス側で現在移籍が噂されているMFアントニオ・ブランコの売却が正式に完了することが条件となっています。アトレティコはアラベスの動向を注視する一方、バルガスを他のクラブにも並行して提案しています。実際にセビリアFCが獲得に関心を示し、クラブ間交渉も進められていましたが、バルガス本人がセビリアではなくアラベスでのプレーをより強く希望したため、現在はアラベスからの確定連絡を待つばかりとなっています。(via ElDesmarque)

ユヴェントスがセルロート獲得へ本腰、ニコ・ゴンサレス復帰のトレード案も浮上

アトレティコが保有する大型ストライカー、アレクサンダー・セルロートの獲得を巡り、イタリアの名門ユヴェントスが最終盤の市場で猛プッシュを仕掛けています。アトレティコ側はセルロートの価値を4000万ユーロと見積もっていますが、イタリアメディアの報道によると、ユヴェントスは移籍金を引き下げるための交渉カードとして、アトレティコが以前から熱望していたウインガーであるニコ・ゴンサレスの譲渡をアトレティコに提案している模様です。このノルウェー代表ストライカーの売却交渉が成立すれば、アトレティコは待望の新ストライカー獲得に向け、予算面とサラリーキャップの上限に大きな余裕を生み出すことができます。(via ElDesmarque)

カンテラ情報:アトレティコCが今週末にカステリョンBと非公開の練習試合

アトレティコの下部組織であるアトレティコ・マドリードC(第2リザーブチーム)が、今週金曜日の午後18時より、CDカステリョンBとの親善試合を行うことが確定しました。この対戦は、カステリョンBの練習拠点である「ラ・コマ・スポーツシティ」のピッチで、完全な非公開(無観客)のもとで行われます。リーグ開幕に向けた最終調整段階にあるアトレティコCにとって、このハイレベルな練習試合は戦術パターンの最終確認や選手それぞれのフィジカルをベストな状態に高めるための重要な場となります。対戦相手のカステリョンBにとっても、夏を締めくくるプレシーズン最後の試金石となる極めて価値の高い一戦となります。(via SPORT)

元エースの活躍:オーランドで輝きを放ち週間MVPに選ばれたグリーズマン

かつてメトロポリターノで絶対的な支配力を発揮したアントワーヌ・グリーズマンが、新天地であるアメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)の舞台で素晴らしい大活躍を見せています。オーランド・シティに所属する彼は、リアル・ソルトレイク戦に先発し、53分に値千金の同点弾を決めると、さらに80分には強烈なシュートを流し込んで2-1の劇的な逆転勝利を呼び込みました。この圧巻の活躍により、グリーズマンはMLSの第22節における週間最優秀選手(MVP)に初めて選出されました。彼が加入する前のチームは15試合でわずか勝ち点14と壊滅的な不振に陥っていましたが、彼が先発に加わってからの6試合で一気に勝ち点10を稼ぎ出し、現在はプレーオフ進出枠である東地区9位にまで急浮上しています。(via ElDesmarque)

開幕戦のマラガ戦を振り返る:若き守護神とイ・ガンイン、バエナの衝撃

今シーズンのラ・リーガ開幕戦となったマラガ戦で、アトレティコは2-0の見事な勝利で貴重な勝点3をもぎ取りました。シメオネ監督はプレシーズンでの練習量とコンディションの良さを徹底して重視し、16歳でアトレティコ史上最年少デビューを果たしたDFドミンゲスや、ダニ・マルティネス、アルナウ・オルティス、カルロス・マルティンを先発で起用。前半はマラガの堅守に苦しむも、後半にベンチから送り込まれたジュリアーノ、アレックス・バエナ、イ・ガンインらがピッチの空気を一変させました。70分には、右サイドから中に切れ込んだイ・ガンインが左足で強烈なゴラッソを叩き込み先制。さらに終盤、バエナがフリーキックを直接右上の隅に突き刺す見事な追加点を挙げ、過酷な状況下で見事な開幕白星を飾りました。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

フリアン・アルバレスを巡る問題は、祖国アルゼンチンからの強力な支援や、クラブ会長・OBキコ氏らの様々な思惑が交錯し、一筋縄ではいかない複雑な局面に突入しています。一方で、オベド・バルガスの放出交渉やセルロートを巡るユヴェントスとの大型トレード案など、移籍市場閉幕直前のマテウ・アレマニーSDの電撃的な動きから目が離せません。リーグ戦はイ・ガンインやバエナら新戦力が機能して幸先の良いスタートを切っており、ピッチ内外で激動の一週間が続きます。