左サイドバック補強戦線の苦戦とアムラバト&アルティミラの去就
来季のCLに向けた補強ポイントの中で、最も急務とされているのが左サイドバックの刷新だ。今月末で契約満了を迎えるリカルド・ロドリゲスの退団は確実。ジュニオル・フィルポも期待外れのパフォーマンスに終わり、本来CBのバレンティン・ゴメスが左SBとして19試合も起用される非常事態となっていた。
しかし、補強の動きは難航している。獲得濃厚とされていたフラーヴィオ・ドス・ナジーニョ(スポルティングCP)は、ベティスの動きが遅れた隙にモナコとの2031年までの契約に合意してしまった。さらに、ソフィアン・アムラバトからの強い推薦があったスフィアン・エル・カルアニ(ユトレヒト)も、サウジアラビアのアル・カーディシーヤが約2300万ユーロという巨額の移籍金でかっさらっていくことが決定的となっている。
現在クラブが注視しているのは、ラシン・サンタンデールでブレイクしたカンテラーノのホルヘ・サリナスだ。2029年までの契約を結んでいるが、契約解除金が400万ユーロと安価に設定されており、複数のクラブが狙っている。また、エスパニョールで出場機会を失っているホセ・サリナスもリストの代替案として挙がっているようだ。
中盤の去就も不透明だ。クラブはソフィアン・アムラバトの残留を望んでいるが、フェネルバフチェが設定している1200万ユーロの買い取りオプションを行使する気はない。給与負担割合を増やした再レンタルや、共同保有といった形での交渉を模索している。
一方、大きな売却益が見込めるセルジ・アルティミラに関しては、クラブは2000万ユーロ以上を要求している。スポルティング・ポルトガルはオファー額が届かずに撤退したが、RBライプツィヒをはじめとするドイツやイングランドのクラブからの関心が続いている状況だ。
(via Estadio Deportivo)