エディン・テルジッチ新監督の初練習始動と参加メンバー
エディン・テルジッチ新監督がレサマで初となるピッチでのトレーニングを指揮しました。最初の15分間はメディアに公開され、フィジカルコーチのダビド・カサミチャナが指導を行いました。今週はさらに3回のセッションが予定されており、日曜日はオフとなります。また、来週の水曜日にはポルトゥガレテのラ・フロリダにて、テルセーラRFEFのCDデリオとの今夏最初のプレシーズンマッチが控えています。
初日のセッションには合計29名の選手が参加しました。トップチームからはアギレサバラ、パディージャ、アレソ、ウゴ・リンコン、ジェライ、ビビアン、パレデス、ユーリ、ボイロ、ベスガ、ルイス・デ・ガラレタ、レゴ、プラドス、ハウレギサル、ゲレナバレナ、サンセト、カナレス、ベレンゲル、ナバーロ、セラーノ、ジャロ、グルセタ、マロアン、イセタが参加しています。
さらにカンテラからは、ヨハネコ・ルイ=ジャン、イケル・モンレアル、エリジャ・ギフト、ミケル・サントス、セルトン・サンチェスの5名が加わり、ドイツ人指揮官の下でアピールを開始しています。
一方で欠席者も出ています。アンドニ・ゴロサベルは月曜日のメディカルチェックにて右長内転筋に中程度の損傷が確認されたため不参加となりました。また、ワールドカップ敗退後に休暇に入ったイニャキ・ウィリアムズ、現在も大会を戦っているニコ・ウィリアムズ、ウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、そして1ヶ月強前に膝の重傷で手術を受けたウナイ・エギルスも不在となっています。移籍手続きを進めるウナイ・ベンセドールとウナイ・ゴメスにはクラブから欠席許可が下りています。 (via ElDesmarque)
ウィリアムズ兄弟への新監督の対応
サン・マメスで行われた就任会見にて、テルジッチ新監督はクラブの顔であるウィリアムズ兄弟の状況について説明しました。ワールドカップで敗退したガーナ代表のイニャキ・ウィリアムズについて、監督は次のように明かしています。
『多くは語れない。選手と監督の間のことだからね。でも、イニャキは私が最初に話をした選手だ。ワールドカップの前に良い話し合いができたよ。昨日は我々と一緒にいた。これから3週間の休みをとる。話をした時はとても良い雰囲気だった』
また、スペイン代表としてワールドカップに参加中で、負傷の不安を抱えるニコ・ウィリアムズの起用法についても言及しました。
『全員に休養期間がある。彼とは連絡を取り合っているよ。非常に難しい時期を過ごしてきたね。状況は今の通りだ。ワールドカップでの健闘を祈っているし、彼が戻ってきたら、彼のための特別なプログラムを実施するつもりだ』
新シーズンにおける成功の鍵を握る両選手に対し、新監督は細心の注意を払ってコンディション管理を行う姿勢を強調しています。 (via ElDesmarque)
レジェンドGKカルメロ・セドルンの訃報と追悼
アスレティック・ビルバオの歴史に名を刻むレジェンドGK、カルメロ・セドルン氏が95歳で逝去しました。ドゥランゴのサンタ・マリア・デ・ウリバリ大聖堂で行われた葬儀には、ジョン・ウリアルテ会長やホセ・アンヘル・イリバル氏をはじめとするクラブ関係者が多数参列しました。ミサではクラブのアンセムが響き渡り、彼と同じくGKとして活躍した息子のアンドニ・セドルン氏の姿もありました。
カルメロ氏はアモレビエタ出身で、アスレティックで歴代2位となる404試合に出場しました。1958年にベルナベウでレアル・マドリードを破り国王杯を制した「11人の村人たち」の伝説的メンバーであり、在籍中にリーガ1回、国王杯3回、コパ・エバ・ドゥアルテ1回のタイトルを獲得しました。
クラブは公式戦再開後、サン・マメスでの最初の試合で選手たちが喪章を着用し、試合前に黙祷を捧げ、それが拍手へと変わる形式で彼の功績を称える予定です。 (via Mundo Deportivo)
ウナイ・ゴメスのウディネーゼ完全移籍
ミッドフィールダーのウナイ・ゴメス(23歳)が、イタリア・セリエAのウディネーゼへ完全移籍することが両クラブから公式発表されました。移籍金は約450万ユーロの固定額とされ、さらに目標達成ボーナス、将来の移籍金のパーセンテージ、優先交渉権がアスレティック側に確保されています。ウディネーゼとは2031年までの長期契約を結び、現地ではかつてアスレティックでプレーしたオイエル・サラガと再会することになります。
ベルメオ出身のゴメスは、アレビンからインファンティルまでレサマで育ち、ダノク・バトでの3年間を経てフベニールで復帰しました。2023年8月のレアル・マドリード戦でエルネスト・バルベルデ監督の下トップチームデビューを果たし、これまで117公式戦に出場して6ゴールを記録しました。2024年の国王杯決勝マジョルカ戦では途中出場し、優勝に貢献しています。
クラブは公式声明で『レサマでのこれまでの軌跡における彼のコミットメントと献身に感謝し、今後の公私にわたる幸運を祈る』とエールを送りました。一部のファンからは、スーパーサブとしての役割からの脱却を求める声がある一方で、クラブ愛の強い選手の退団を惜しむほろ苦い反応も上がっています。 (via ElDesmarque)
カンテラ選手たちの移籍動向
ミケル・ゴンサレスSDの主導の下、ビルバオ・アスレティックを中心に大規模な人員整理が進められています。クラブの将来の利益を保護するため、各取引には特別な条項が組み込まれています。
・アイマール・ドゥニャベイティア (23歳)
センターバックのドゥニャベイティアは、スポルティング・ヒホンへの完全移籍が決定しました。過去3シーズンでBチーム71試合に出場し5ゴールを記録。トップチームでも親善試合に出場した実績があります。この移籍には固定移籍金のほか、目標達成ボーナス、将来の売却益のパーセンテージ、優先交渉権、買戻しオプションが設定されています。
・イボン・サンチェス
カディスへの完全移籍が発表され、すでにメディカルチェックを通過しました。2030年6月30日までの契約となります。昨季Bチームで活躍し、CLデビューも果たした逸材ですが、継続的なプレー機会を得るためにセグンダの舞台へ送り出されます。この取引にも固定移籍金、パフォーマンスボーナス、将来の売却益のパーセンテージ、優先交渉権、買戻しオプションがつけられ、将来的な復帰の道が残されています。
・エデル・ガルシア (22歳)
レアル・ソシエダから加入して1年目のエデル・ガルシアは、コルドバへ1年間のレンタル移籍で加入します。Bチームで34試合4ゴールの結果を残し、トップチームでも2試合に出場したミッドフィールダーは、セグンダでさらなる成長を目指します。
・イバイ・サンス
同じくコルドバへの移籍がクラブの放出リストに含まれていることが確認されています。 (via Estadio Deportivo)
ウルコ・イセタとウナイ・ベンセドールの去就
ストライカーのウルコ・イセタは、テルジッチ新監督を説得するためにプレシーズンに参加していますが、前線に選手が過剰にいるため、残留は極めて難しい状況を自覚しています。アスレティックは彼の放出先を探しており、オビエドやカディスといったチームからの関心が確認されていました。しかし、カディスは別のストライカー獲得に動いており、イセタへの関心はトーンダウンしています。本人はアピールに集中しつつも、夏の移籍市場の期間を利用して最適な解決策を見つける構えです。
また、ウナイ・ベンセドールは移籍先を見つけるために、クラブからの特別許可を得てプレシーズントレーニングを欠席しています。 (via ElDesmarque)
ラポルテの代表での現状とアンチへの想い
アスレティック・ビルバオ所属のアイメリク・ラポルテは、スペイン代表の不動のセンターバックとしてワールドカップで全試合に出場しています。アル・ナスルから出場機会を求めてアスレティックに加入した経緯を持つ彼は、これまでのキャリアについて次のように率直に語りました。
『私が11歳でコンフォートゾーンから抜け出した時から、多くの人が理解できないような強い決断を下してきた。私は常にみんなが考えることと逆の道を進んできた。そして、みんなの望むことと違う道を行くと、その人が成功するのを見たくないという、ある種のヘイトが生まれるものだ』
アンチからの批判については次のように胸中を明かしています。
『若い頃は気になっていた。特に家族や周りの環境にとって新しいことだったから。自分のことばかり話されて、これで生きていけるのかもわからない…複雑な状況だった。その頃は少し参っていたと言えるかもしれない。でも今はすべて順調で、幸せだし、これが何年も続くことを願っている』
また、代表での若手への指導について『私には指示を出し、アドバイスをするという役割があり、彼らは改善のために言われたこと、修正を受け入れてくれる。そのことをとても評価している』とコメント。さらにCBとGKのポジションの難しさについて『GKのミスは瞬間的なものだが、最もリスクのあるポジションだとは思わない。CBは最もミスが目立つポジションだ。もっと早く動くべきだったか、ペナルティエリア内で足を出すべきかなど、多くの要素があり、今はVARですべて見られてしまう。映像ではGKと同じように映るが、DFの方が不利な立場に置かれている』と独自の視点を語っています。
次戦のベルギー戦に向けては『ベルギーを侮ってはいけない。一歩一歩進まなければならない。自分たちが何をすべきかは分かっているし、集中して勝ちたい』と意気込んでいます。 (via Estadio Deportivo)
ニコ・ウィリアムズの負傷状況と代表での心境
スペイン代表のニコ・ウィリアムズは、グループステージのウルグアイ戦で筋肉の違和感を覚えて以来、2試合を欠場しています。しかし、ベルギーとの準々決勝に向けて順調に回復しており、ベンチ入りする見込みです。
DAZNのインタビューに応じたニコは、『もう大丈夫。チームメイトも監督もとてもよくサポートしてくれた。状態はかなり良くて、満足しているし、落ち着いている。チャンスを待っているところだ』と語り、自身のコンディションへの自信を覗かせました。
さらに『プレーしたい気持ちでいっぱい。今はベンチからチームをサポートする副次的な役割になっているけれど、チームを助けられてとても嬉しいし、幸せだ』と述べ、ピッチ外からでもチームに貢献する前向きな姿勢を示しています。 (via ElDesmarque)
ウナイ・シモンのワールドカップ無失点記録
スペイン代表の守護神ウナイ・シモンは、ワールドカップで6試合連続、合計609分間無失点という歴史的な新記録を樹立しました。この記録は1990年のイタリアや、2006年から2010年にかけてのスイスが記録した5試合を上回る偉大な記録です。
しかし、シモン本人はこの記録について『ウナイ・シモンが表紙やあちこちに出ているけれど、チームは自分たちがやっていることをとても誇りに思うべきだ。私たちはほとんど隙を与えていない。チームはそのために機能しているんだ』と語り、あくまでチーム全体の守備の賜物であると強調しています。
代表チームメイトのダニ・オルモも『ウナイとディフェンスラインの素晴らしい働きだ。歴史的な偉業であり、ウナイのために嬉しく思う。無失点であれば勝つことに近づける』と彼を称賛しています。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
テルジッチ新監督による新体制が始動し、プレシーズンへの期待が高まる一方で、将来を見据えた若手の移籍・放出が活発に進行しています。また、ワールドカップの舞台ではラポルテやシモンらアスレティックの選手たちがスペイン代表の歴史的記録を支え、ニコ・ウィリアムズの復帰にも明るい兆しが見えています。偉大なレジェンドの訃報という悲しみを乗り越え、クラブは新たな時代へと歩みを進めています。