アル・タニ前CEOのロンドン高級ホテル滞納問題と愛車差し押さえの判決
マラガCFの過去の過ちと現体制の健全化を対比させるピッチ外のニュースとして、かつてクラブのCEOを務めたナセル・アル・タニ(アル・タニ前オーナーの息子)の新たな司法問題が明るみに出ました。ロンドンの超高級ホテル「ドルチェスター」に57日間にわたり滞在し、約53万2000ユーロ(約45万8000ポンド)という巨額の宿泊費を支払わずに放置していた事件において、ロンドンの裁判所はホテル側に対し、ナセルが所有していた愛車「アバルト(Fiat 500 Abarth Tributo Ferrari)」を差し押さえて競売にかけ、負債の一部に充当することを認可する決定を下しました。この車両の中古市場価値は約2万3500ポンドにとどまり、負債全体のわずか一部にしかなりません。
さらに、かつてのマラガ裁判に関する警察の捜査資料が改めて注目を集めており、2015年当時に「Gastos Shk. NASSER(ナセル殿下費用)」としてクラブの関連会社「Nas Football」から1万1897ユーロが船会社(Emarat Shipping)へ送金されていた事実や、従業員が一人も存在しない同社を通じて7万ユーロが「給与前払い」名義でナセル私人に流用されていた生々しい実態が明記されています。この滞納額53万ユーロは、現在のマラガにおける下位選手の年俸2年分に匹敵する金額です。ラ・リーガが公表した今季のマラガの給料上限(Límite salarial)は全20クラブ中下から2番目という極めて厳しい制限下にありますが、そうした健全経営の裏で過去の負の遺産が対照的に浮き彫りとなっています。(via SPORT)
【本日の総括】
敵地セルタ戦に向けてニニョの電撃復帰やドトールの出場可能要件などポジティブなニュースが揃う一方、直前の胃腸炎発症やフリー補強の慎重論など様々な動きが見られます。3年前のプレイオフでの激闘を経て1部の舞台で再会する運命の一戦で、今季初勝利を掴み取ることが期待されます。