1部リーグ最下位での降格と周囲の反応
オビエドはジローナ、マジョルカと共に降格となり、1部リーグで最下位に沈み最初に降格が決定したチームとなってしまった。デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャのレジェンドであるドナトは、オビエドを反面教師にするよう苦言を呈している。『誰もが彼らが1部に残るための良いシーズンを送ることを期待していた。非常に難しいことは分かっている。オビエドに何が起こったのかを見るべきだ。彼らは昇格したが、チームをうまく補強しなかった。そして結局再び2部に戻ることになった』と厳しい評価を下している。 (via Esport3) (via ElDesmarque)
降格に伴うパラシュート金の格差
オビエドが降格に伴いLaLigaから受け取る援助金は、2年間で分割される約900万ユーロにとどまる。一緒に降格するマジョルカの1850万ユーロやジローナの1820万ユーロと比較すると半分程度の金額だ。この格差の理由は、オビエドが昇格からわずか1年で2部に戻ることになり、1部リーグでの連続滞在年数による実績を積めなかったためである。Grupo Pachucaの資金力があるとはいえ、来季のチーム編成においてこの資金の少なさは懸念材料となっている。 (via ElDesmarque)
チームの数少ない希望となった3選手
36試合で56失点を喫した厳しいシーズンの中で、数少ない救いとなったのがストライカーのフェデ・ビニャス、トップ下のアルベルト・レイナ、そしてGKのアロン・エスカンデルの3選手だった。彼らの奮闘がなければ、チームはさらに悲惨な状況に陥っていたと考えられている。 (via Estadio Deportivo)
アルベルト・レイナのセビージャ移籍が確実視
オビエドは、アルベルト・レイナのセビージャへの移籍合意を確実なものと見なしている。移籍金は200万から300万ユーロの間となる見込みだ。レイナの契約は2027年6月30日まで残っていたが、降格したクラブにとってはこの夏が売却のラストチャンスとなっていた。今季はリーグ戦37試合、国王杯1試合の計38試合に出場し、4ゴール1アシストを記録。主に1トップの下のトップ下として活躍した。レイナはファンに向けて次のような別れのメッセージを残している。『シーズンが終わった。傷跡が残るシーズンのひとつだ。毎週末の打撃、深く染み込む痛みを伴う瞬間、そして誰も見ていない影での莫大な努力。しかし、少し上から見渡せば、夢も叶えた。たくさんの夢を。このファンが毎日、街で、そしてカルロス・タルティエレで応援してくれたこと。最高峰の舞台で戦えたこと。私はそれを胸に刻む。痛んだこと、そして価値があったこと。ありがとう、ファンのみんな。君たちは唯一無二だ』 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
守護神アロン・エスカンデルの去就
エスカンデルは今季10回のクリーンシートを達成し、LaLiga全体で最多となる148回のセーブ(1試合平均4.11回)を記録し、チームの月間最優秀選手にも複数回選ばれた。以前の表彰の場では『誰もが言っているように、我々はオビエドを1部に戻す。それは私の眉間に深く刻み込まれており、最大の目標だと考えている。ファンの皆さんは信じられないほど素晴らしい。ピッチで我々を応援し続けてほしい。次のカルロス・タルティエレでの試合で会おう』と1部復帰を誓っていた。しかし最新の状況では、エスカンデル自身に2部でプレーする意思はなく、クラブ側も売却による資金調達を歓迎している。現在、バレンシアが獲得に動いているほか、ビジャレアル、ベティス、MLSの2クラブも関心を示している。オビエドは500万ユーロの契約解除金を満額要求するつもりはないが、正当な補償を求める方針だ。 (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)
ハッサンの去就とワールドカップへの意気込み
エジプト人選手のハッサンも去就が不透明な選手の一人だ。冬の移籍市場で退団に近づいたものの残留したが、この夏には退団する可能性が高い。ハッサンは現在の心境を次のように語っている。『アンタッチャブルな選手はいないし、これはビジネスだからどうなるかは分からない。今は先のことより、ワールドカップで良いプレーをすることだけを考えている。その後どうなるか見てみるつもりだが、このようなビッグクラブにいられたことは幸せだ。もしオビエドに残らなければならないなら、喜んで残るし、チームを1部に復帰させるために全力を尽くす』 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
1年での2部降格という厳しい現実を突きつけられたレアル・オビエド。援助金の少なさから来季のチーム編成にも不安が残る中、今季奮闘した主力選手たちの退団が現実味を帯びています。1年での1部復帰に向け、クラブの抜本的な立て直しが急務です。