【オビエド会長の本音
レアル・オビエドを率いるメキシコのパチューカ・グループ代表、ヘスス・マルティネスが、ホテルの記者会見で約1時間にわたりメディアの取材に応じました。その中で、昨シーズンにラ・リーガから提示された給与上限(サラリーキャップ)を200万ユーロ使い残したことに対する釈明と、今夏積極的な大型補強を敢行したライバル、デポルティボ・ラ・コルーニャへの羨望を口にしました。
マルティネスは、潤沢な資金力を背景に持つライバルとの差について以下のように本音を語りました。
『1部リーグ時代、デポルティボ・ラ・コルーニャのように背後に銀行がついてサポートしてくれるような巨大な資本力があればどれほど良かったか。彼らには4000万ユーロを投入できる強力な安全網がある。デポルは残留するだろうし、十分に戦える分厚いスカッドを持っている。ただ、お金があるだけでなく、選手をどう契約するかという手法を彼らはよく知っている。我々のモデルでは、練習場やスポーツシティのインフラ建設を最優先にしているため、そこに多額の投資を割かなければならなかったのだ』
さらに、昨シーズンの予算を余らせた決定についてもこう自己弁護を展開しました。
『サラリーキャップを限界まで使い切らなかったことに一切の後悔はない。その残りの200万ユーロを無理に支払っていれば残留できたという保証があったなら、私は喜んで全額を投じていただろう。しかし現実は事前には分からない。例えば、使い残した200万ユーロでオーバメヤンのような世界的ストライカーを連れてきたとしても、彼の給与には420万ユーロが必要になるのだ。市場に適切な選択肢が存在しない中で無理に資金を消費しても意味がない。今年は上限をすべて使い切り、全力を注ぎ込んでいる。移籍ウィンドウでも素晴らしい売却ができ、1月に補強の必要性が生じても対応できるだけの予算の余地を残している』
(via SPORT)
【本日の総括】
ピッチ外でも激しい動きが続くスペイン・フットボール界。アトレティコ・マドリードでは期待の新戦力ジュリアン・アルバレスを取り巻くロッカールームの緊張関係や、元主将モラタの複雑な親心が明るみに出ました。また、バルセロナの新加入ロドリによる不遜なバレンシア酷評発言や、エムバペのバロンドールを巡る強気な態度には、メディアや関係者から容赦ない批判の嵐が吹き荒れています。ピッチ上の戦いだけでなく、テレビカメラやマイク、さらにはVARの音声流出に至るまで、当事者たちの本音やずさんな実態が次々と浮き彫りになる一日となりました。