ベジェリンへの暴言でユーチューバーが刑事告発!性的指向を巡る差別発言に協会が猛抗議
スポーツにおける透明性と民主主義協会が、マドリード地方検察庁のヘイトクライム・差別部門に対して正式な刑事告発を行ったことが明らかになりました。
告発の対象となったのは、多くの支持者を持つ人気ユーチューバーのイニャキ・アングロ氏です。問題とされているのは、先週金曜日にエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハで開催されたレアル・ベティス対レアル・マドリードの試合に関連し、同氏がオンライン上で配信したベティス所属のヘクター・ベジェリンに対する発言です。
提出された10ページに及ぶ告発状によると、アングロ氏は何百万人もの視聴者が見守る中でベジェリンを名指しし、公然と『隠れ同性愛者』や『同性愛者』と呼んで侮辱したほか、ベジェリンが用いているジェンダー中立的な代名詞「Elle」などの自己表現を一方的に嘲笑したとされています。
この行為は、刑法510条に規定されている、実質的または帰属された性的指向や性自認、あるいはジェンダーの理由により、対象者の尊厳を傷つけ、侮辱や蔑視、名誉毀損をもたらす行為に該当すると指摘されています。この刑法510条に基づく憎悪犯罪(ヘイトクライム)の疑いが認められた場合、対象者には6ヶ月から2年の禁錮刑、および重い罰金刑が科される可能性があります。
同協会は検察当局に対して、一刻も早い本格的な捜査の開始と、配信されたデジタル証拠の緊急保全を要請しています。また、捜査の手続きが進められている間、問題となった動画や投稿などのコンテンツ自体をオンライン上から削除すること、あるいはアクセスを遮断する措置をとることも併せて求めており、検察側の今後の出方に大きな注目が集まっています。
(via Mundo Deportivo)
バルサの93歳伝説エバリストが新エースに魂の継承!ガブリエウ・ジェズスへ熱いメッセージ
バルセロナに多大な功績を残し、後に続くブラジル人スター選手たちの先駆者となった伝説的なフォワード、エバリスト・デ・マセド氏が、今シーズン新たにバルサのストライカーとして加わった同郷のガブリエウ・ジェズスに向けて愛に満ちた激励のメッセージを贈りました。
エバリスト氏は1957年から1962年にかけてバルサのユニフォームを身にままいに、公式戦237試合に出場して181ゴールを記録。1試合あたり約0.8得点という、歴史的に見ても驚異的なペースでネットを揺らし続けた希代のスコラーです。バルサでリーグ連覇や国内カップ戦を制覇した彼の圧倒的な活躍こそが、後にロマーリオ、ロナウド、リバウド、ロナウジーニョといった歴代のブラジル人名手たちがカンプ・ノウの地を踏む道を切り拓きました。
また、母国ブラジルでも絶大なリスペクトを受けており、1957年3月24日のコロンビア戦(9-0で大勝)でマークした「ブラジル代表として1試合5ゴール」という驚異の記録は、ペレ、ガリンシャ、ネイマールといった歴代最高の攻撃陣さえ成し遂げられなかった唯一無二の金字塔として今も君臨しています。
現在93歳となったエバリスト氏は、リオデジャネイロでもとりわけ格式高いレブロン地区で、美しく広がるイパネマビーチのすぐそばに居を構えて静かな余生を送っています。近年では、彼のかつての教え子たちがポッドキャストなどのメディアで現役時代や監督時代の極上の面白エピソードを語り合ったことで、ソーシャルメディア上で再評価の波が沸き起こり、メディアからも大きな関心を寄せられていました。
今回のメッセージは、エバリスト氏の家族の多大なる協力のもとで届けられました。バルサの新たなエースとなったジェズスに対し、彼は次のような魂を揺さぶる言葉で背中を押しています。
『ガブリエウ、私がかつてバルセロナで身にまとい、今でも深く胸を焦がすような郷愁とともに大切に覚えている「9番」のユニフォームを、どうか誇り高く着こなして戦ってほしい』
現役時代のエバリスト氏は主に8番のユニフォームを着用してバルサのサポーターに愛されていましたが、ピッチ上のポジショニングを定義する役割として9番や10番を背負ってピッチに立つこともありました。現在、エバリスト氏は存命しているバルサの公式戦出場OBの中で、ダゴベルト・モール氏に次いで2番目に高齢のレジェンドであり、3番目にはエルメス・ゴンサレス氏が控えています。バルサの輝かしい歴史の一部である長老からの祝福は、若きストライカーの心に深く刺さるに違いありません。
(via SPORT)
フリアン・アルバレスに「謎の練習不在」!アトレティコ惨敗後の不可解な動きにシメオネ監督も呆然
アスレティック・ビルバオに0-3という大差で完敗を気し、首位奪取のチャンスを逸したアトレティコ・マドリード。この一戦のピッチ外で、新加入のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスを巡る新たな不可解な出来事が物議を醸しています。
試合終了後、誰もいなくなったサン・マメスのピッチでは、この試合での出場時間が少なかったベンチメンバーたちが居残りのトレーニングを行うのが通例となっています。しかし、そのピッチ上に姿を現した選手たちの中に、後半にわずか30分ほど途中出場したはずのアルバレスの姿だけが見当たりませんでした。
この状況を受け、試合後の公式記者会見でジャーナリストがシメオネ監督に対し、『先ほど試合の後にベンチメンバーたちがピッチに出てトレーニングを行っていましたが、あの状況を監督はどう評価されますか』と質問を投げかけました。質問の真意を悟ったシメオネ監督は、完全に言葉を失ったかのような唖然とした表情を浮かべました。彼のボディーランゲージは、内面の困惑を如実に物語っていました。
シメオネ監督はしばらくの間を置いた後、冷ややかで驚きを含んだトーンで次のように一蹴しました。
『本当にその質問を真剣にしているのか? 私から評価するようなことは何ひとつない』
会見から数時間後、アトレティコ・マドリードのクラブ関係者はプレスに向けて、アルバレスが試合後のトレーニングを欠席した理由は「身体的な負荷のバランスを考慮した措置である」と公式に説明しました。しかし、記者会見におけるシメオネ監督のあからさまな驚きと戸惑いようを見る限り、指揮官自身はこの決定を事前にまったく知らされていなかったか、あるいはその場で初めて知った可能性が極めて濃厚です。
なお、今回のアルバレスは、以前の試合(8月のビジャレアル戦)でクラブからの安全上の推奨を理由にサポーターへ挨拶をせず、一人寂しくロッカールームへ直行してしまったことでサポーターの間に小さなしこりを残していましたが、今回はサン・マメスに駆けつけたアトレティコのサポーターたちのもとへ真っ先に歩み寄り、温かい拍手と挨拶を送り、ファンとの関係修復に向けて前向きなジェスチャーを見せていました。
チームは水曜日に行われるチャンピオンズリーグの開幕戦で強豪リバプールの本拠地アンフィールドに乗り込む予定です。この難関を前に、新エースがチームのシステムやコンディション管理の面でうまくアジャストできているのか、指揮官とのコミュニケーションも含めて、周囲の警戒の目はしばらく続きそうです。
(via Estadio Deportivo)
バイエルンの名手ヨナタン・ターがバルサユース加入の「16歳のいとこ」へSNSで感動のエール
バイエルン・ミュンヘンの絶対的なディフェンダーであり、ドイツ代表でも不動の存在であるヨナタン・ター選手が、自身の公式Instagramのアカウントを更新し、バルセロナのユース(フベニール)に加入したばかりの最愛のいとこに向けた感動的なエールを投稿しました。
今週、ドイツの名門ハンブルクからバルサの育成組織へステップアップを果たしたそのいとことは、16歳の有望な若きセンターバック、ミカエル・バザ選手です。
ヨナタン・ター選手は、バルサのクラブカラーのウェアに身を包んだバザ選手の紹介写真を共有し、誇らしげに次の言葉を綴りました。
『私の愛する小さないとこよ、君のことを心から誇りに思っているよ』
16歳にしてすでに183センチの堂々たる体格を誇るバザ選手は、ドイツの世代別代表でもその守備力を発揮している逸材です。いとこのター選手は30歳で195センチという巨躯を誇りますが、その恵まれたディフェンスの血脈は確かに若いバザ選手にも受け継がれています。
興味深いことに、この二人を支える代理人事務所は、現在のバルサのトップチームを指揮するハンシ・フリック監督と同じピニ・ザハビ氏が率いる大手事務所です。バザ選手とター選手を直接担当するエージェントのマックス・ビーレフェルト氏は、バザ選手がバルセロナのクラブ施設内でフリック監督と満面の笑みで対面し、固い握手を交わしているオフショットを自身のSNSに公開。クラブがこの若きドイツ人DFの成長と将来性に途方もない期待を寄せていることをアピールしました。
かつてはバルサの補強候補としても何度も名前が挙がったター選手が、海を渡って新たな一歩を踏む出すいとこを心から支援する姿は、ファンの間でも非常に大きな反響を呼んでいます。
(via Mundo Deportivo)
帰ってきた「ラ・セラミカ」!ビジャレアルがスタジアム改修お披露目と森林火災のヒーローたちへ捧げた感動セレモニー
数ヶ月に及ぶ大規模な改修工事を終え、待ちに望まれたビジャレアルの本拠地スタジアム「ラ・セラミカ」に、ようやく黄色い歓声が戻ってきました。
今シーズンのホーム開幕戦となるデポルティーボ戦は、偶然にもビライアルの街が誇る伝統の祭典「マレ・デ・デウ・デ・グラシア」の開催真っ只中という素晴らしいタイミングとなり、スタジアムの周辺は試合開始の数時間前から極限の興奮に包まれました。正午過ぎから、市街地のいたるところに設けられたサポーターズクラブ(ペニャ)の拠点には大勢のファンが集まり、ビールのグラスを酌み交わしました。その後、サポーター団体「ビジャレアル・ファンズ」が主導したスタジアムへの行進(corteo)が始まると、通りは瞬く間にクラブカラーのアマリージョ(黄色)一色に染まりました。
スタジアム外のファンゾーンは19時にオープンし、地元ビライアル出身のバンド「ラ・エラ・デル・ペス」による音楽ステージで開幕したほか、期待の若手ミュージシャンたちを発掘するイベント「グロック・タレント」の新シーズン初ステージが披露されました。さらに、名物ペニャの「スブマリー・グロック」は、ピッチ上でビジャレアルのスタメン選手たちと集合写真を撮る栄誉に浴しました。
この日は、多くのシーズンチケット保持者(アボナード)にとっても特別な「お披露目会」となりました。夏のスタジアム改修により座席位置が変更された多くの観客が、初めて新シートに着席。新設された吐き出し口、アクセスのスムーズさ、そして装いも新たに美しく再配置されたエリアの快適さを嬉しそうに確認していました。
何よりもスタジアム全体を震わせたのは、キックオフの直前に行われた感動的なセレモニーでした。クラブは今夏、セラ・ディスパダで発生した猛烈な森林火災の消火活動と救助任務に従事した、救急隊や治安部隊などのヒーローたちへ最大のオマージュを捧げました。
過酷な現場で山々や周辺住民、街の安全を守り抜いた各部隊の代表者たちがピッチに足を踏み入ると、スタンドのサポーターからは地鳴りのような拍手と歓声が沸き起こりました。彼らはビジャレアルの先発メンバーとともに並び、敬意を込めた記念写真を撮影。クラブは式典に先立ち、次のように彼らの功績を深く称えていました。
『セラ・ディスパダを激しい炎が脅かしたあのとき、あなた方は私たちを守る強固な盾となってくれた』
感謝の余韻が残る中、試合直前には昨シーズン中に逝去したアボナードやクラブ関係者への哀悼を捧げる1分間の黙祷が行われ、スタジアムは厳かな静寂に包まれました。
一方で、久々の敵地遠征に胸を躍らせたデポルの大サポーター集団も、試合前からビライアルの街に青と白の彩りをもたらしていました。試合が劇的な逆転勝利に終わると、彼らは狂喜乱舞し、アウェーエリアで大騒ぎした勢いのままにビライアルの地元の祭りに合流し、夜更けまで祝杯を挙げました。
逆に、終盤の失点でまさかの逆転負けを喫したホームのビジャレアル・サポーターの怒りは爆発。不安定なプレーを露呈したキーパーのルイス・ジュニオール選手に対して厳しい大ブーイングが浴びせられ、チームの不調な滑り出しに対する不満を抱え、重い足取りでスタジアムを後にするサポーターの姿が目立ちました。
(via SPORT)
【本日の総括】
スタジアムを美しく改修したビジャレアルによる地域社会や緊急救助隊への深い感謝を示す感動的なオマージュから、バルサの歴史的な93歳のレジェンド、エバリスト氏による新たな若い力への温かい魂のバトンタッチ、そしてヨナタン・ター選手からバルサユースに加わったいとこへのSNSエールなど、今週も多くのエモーショナルな家族愛やコミュニティの絆が垣間見えました。一方で、ヘクター・ベジェリン選手への悪質な差別発言を巡る刑事告発や、フリアン・アルバレス選手の謎めいた練習欠席とそれに困惑するシメオネ監督の不穏な動静など、ピッチの裏側では未だ緊迫感のある火種が燻り続けています。
