ユーリ・バース FCバルセロナが今冬の守備補強に向けてアヤックスの23歳DF獲得に関心
FCバルセロナのスポーツ部門を率いるデコが、1月の冬の移籍市場に向けた守備陣の補強候補として、アヤックスに所属する23歳のオランダ人DFユーリ・バースに関心を示している。守備陣の相次ぐ傷病問題に頭を悩ませるクラブにとって、複数ポジションを高水準でこなせる左利きの若手センターバックはきわめて魅力的な選択肢であり、現時点では獲得の実現可能性を探る観測段階にある。
バースは、アヤックスとの契約を2028年6月まで残す左利きのセンターバックであり、今季は公式戦15試合に出場して2得点を記録するなど名門の守備陣を牽引するリーダーへと成長を遂げている。本職のセンターバックだけでなく左サイドバックや守備的ミッドフィールダーとしても高い適応力を発揮しており、その多才さは欧州戦のミッティラン戦で1対6の大勝を収めた際にも存分に証明された。
このミッティラン戦でアンカーとして盤石のプレーを見せたバースに対し、アヤックスのミチェル監督は『彼は素晴らしく非常に多才な選手だ。とても頭が良く多くのポジションでプレーできる』と絶賛のコメントを寄せている。ビルドアップ能力と高い身体能力を兼ね備えたこの逸材に対し、SPORT紙が独占スクープとして報じたバルセロナからの関心について問われたバース本人も、オランダメディアのフットバル・プリムーアの取材で胸中を明かした。
バースは『世界最大のクラブだと思う。巨大な褒め言葉だ』と語り、バルセロナからの関心に対して隠すことなく素直な喜びを表現した。さらに『どこから出た情報かは分からないが、目にはした。素晴らしいことだ』と付け加え、名門クラブの補強リストに自分の名前が挙がっている事実を前向きに受け止めている様子を窺わせた。
もっとも、昨夏の段階でイングランドやドイツのクラブから打診を受けていたこの若手DFの獲得には、バルセロナが抱える厳しい財務状況が大きな障壁として立ちはだかる。ハンジ・フリック監督が求める守備の補強を実現するためには、1月の移籍市場におけるサラリーキャップの空き枠や、既存戦力の売却による資金捻出が絶対条件となる。
この動きが示すのは、財政的制約に直面するバルセロナが、完成された高額スターではなく、複数ポジションに対応できる将来性豊かな若手に焦点を絞って補強戦略を組み立てている事実だ。今後は1月の市場開場に向けてクラブが資金面と人員整理の道筋を立て、アヤックスとの正式な交渉に踏み切るかどうかが焦点となる。(via SPORT)
