ハコボ・ラモン レアル・マドリードが900万ユーロでの買い戻し条項行使を検討

レアル・マドリードが、コモ1907所属の21歳スペイン人DFハコボ・ラモン再獲得に向け、900万ユーロの買い戻し条項行使を検討し始めた。セルヒオ・ラモスを憧れの存在に挙げる下部組織出身のセンターバックは、イタリアの地で急速な進化を遂げている。そのため、クラブは来季の守備陣再編に向けた本気度の高い関心を示す形だ。

パブロ・ラモンは2025年夏に250万ユーロの移籍金でコモへ移籍し、セスク・ファブレガス監督の指揮のもとでニコ・パスらとともにチームの中核として頭角を現した。僅か1年3ヶ月の間にセリエAで目覚ましい成長を見せ、移籍情報サイトのトランスファーマルクトにおける市場価値は、移籍当時の250万ユーロから4,500万ユーロへと爆発的な高騰を記録している。

パブロ・ラモンは対人守備の強固さに加え、スペインの世代別代表やクラブで得点を重ねる勝負強さを兼ね備えている。その活躍はA代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目にも留まり、エリック・ガルシアらの負傷離脱に伴い、金曜日には待望のA代表初招集が発表された。これにより、彼の評価は欧州全域で確固たるものとなりつつあるという。

急成長を遂げる彼にプレミアリーグのメガクラブが熱い視線を注いでいる。過去に激しい交渉を行ったチェルシーやリストに載せるアーセナルに加え、マンチェスター・ユナイテッドは来夏の守備の要として5,000万ユーロを用意しているとTEAMtalkが報じた。一方でレアル・マドリードは、わずか900万ユーロという設定額で他クラブの介入を許さない単独の買い戻し権を保持している。

クラブ経営陣は、ディーン・ハイゼンやマルク・ククレジャの獲得、ロドリゴ・エルナンデスへのアプローチを通じて、国内の優良な人材を集め自国のDNAを取り戻す方針だ。その一環として、昨夏に1年契約を延長したものの今季が最終年となる見込みのアントニオ・リュディガーの後継者を模索している。そこで、下部組織育ちのパブロ・ラモンを呼び戻すプランを描くという。

つまり、他クラブが5,000万ユーロ規模の巨額オファーを用意して争奪戦を繰り広げるなか、レアル・マドリードは格安の投資で世界的逸材を手に入れられる圧倒的な優位に立っているということだ。代表初招集によって注目度がさらに増すなか、クラブがどのタイミングで買い戻し権を行使し、来季の守備陣に組み込むかが今後の焦点となる。(via ElDesmarque)