UDラス・パルマス(歴史的遺産&クラブ経営)

UDラス・パルマスはピッチ外でも大きな動きを見せている。第14回ガルダール国際映画祭にて、グアイレス文化センターでドキュメンタリー作品『Las Meleguinas』が上映され、大きな反響を呼んだ。この映像作品は、サンタ・ブリヒダの素晴らしい自然環境に位置する大邸宅「ラス・メレギナス」とクラブの歴史的繋がりを描いたものである。

この邸宅は、1950年代前半にラス・パルマスの会長を務め、1949年に地元の5つのクラブを統合して現在のUDラス・パルマスを誕生させた中核人物であり、旧本拠地エスタディオ・インスラールの建設を主導した名将エウフェミアノ・フエンテス・ディアス氏の元邸宅である。クラブは昨年、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長の決断によりこの歴史的建造物を買収した。

ラミレス会長は『エウフェミアノ氏はシルバやルイス・モロウンイといった地元カンテラ出身のスター選手を輩出する土台を作った先見の明を持つ経営者だった』と称え、クラブのパトリシオ・ビニャヨ事業統括部長も『過去の歴史を現代に統合し、選手たちの宿泊施設や社会的・スポーツ的活動の拠点、さらには2030年ワールドカップに向けた戦略的ステップとして活用していく』と、クラブの歴史的資産の継承と未来へのビジョンを力強く語った。(via SPORT)