レアル・マドリード会長選の泥沼化

フロレンティーノ・ペレス現会長とエンリケ・リケルメ氏による20年ぶりの対抗選挙が激しい舌戦となっている。ペレス会長はテレビのインタビューで、リケルメ氏について『彼が来たのは自分の企業のためにクラブを必要としているからだという印象を受ける』と断言。さらに、リケルメ氏の金融取引について『年間54%のローンを組んだと言われている。どうやったらそんなものを組めるのか。ブルームバーグが言っていることで、私がでっち上げているわけではない』と攻撃した。また、ラモン・カルデロン元会長の時代を『クラブの歴史で最も邪悪な時期』と呼び、リケルメ氏の陣営をその残党だと非難した。ペレス会長の右腕とされるアナス・ラグラリ氏の役割については『彼が会長になりたがっているなんて誰が言ったのか?彼は会長になる年齢に達していない。単に我々を助けてくれているだけで、サッカーについては必要なことしか知らないが、テクノロジーの世界には精通している』と庇った。モウリーニョ監督の復帰については『良い監督であることは間違いないが、まだ話していないので発表はしない。候補の名前は1つ、いや2つある』と含みを持たせた。これに対し、リケルメ氏は強い怒りを示し、長文の公式声明を発表した。『フロレンティーノ・ペレス氏は完全に虚偽の情報を流布している。そのメディア自身も虚偽の情報を受け取ったとして我々の陣営に謝罪し、訂正している。実際にはアメリカ市場で20億ドルの社債を7.25%で発行したもので、ラテンアメリカの歴史において画期的なものだった』とローンの件を否定した。また、アナス・ラグラリ氏についても『ペレス氏の個人的な取り巻きが、バルセロナのテコ入れにも関連するようなクラブの戦略的作戦で、疑わしい仲介を行って経済的利益を得ている。会員は何が起きているのか真実を知る権利がある』と猛烈に批判し、公開テレビ討論を要求している。

(via SPORT)

フリアン・アルバレス移籍を巡るアトレティコとバルサの対立

アトレティコ・マドリードが、フリアン・アルバレスのバルセロナへの移籍交渉で強硬な姿勢を見せている。バルセロナのデコ・スポーツディレクターは、フェラン・トーレスと7000万ユーロを提示するオファーを準備し、選手の代理人フェルナンド・イダルゴやフアンマ・ロペスとバルセロナのホテルで4時間以上に及ぶ会談を行った。これに対しアトレティコ側は激怒。『彼は売り物ではない。クラブはいかなるオファーも受けていないし、ミーティングも存在しなかった』と公式な接触を否定。さらに『我々はもううんざりしている。何ヶ月にもわたる嘘、半分の真実、バルセロナで家を買ったなどの捏造ニュース、そして選手への不条理な質問には疲れた』と嫌悪感を露わにした。アトレティコはバルセロナの振る舞いを『フリアンの件でのバルセロナの態度は、スモールクラブのそれだ』と痛烈に批判している。アトレティコは選手本人には非がないとしており、『選手に罪はない。フリアンの態度は非の打ち所がなく、これは彼とは無関係の問題だ』と庇っている。アトレティコは1億5000万ユーロを下回る金額やトレードには応じない姿勢を崩しておらず、契約は2030年まで残り、契約解除金は5億ユーロに設定されていると強調している。コケもこの件について言及し、『スマホの電源を切ってメノルカ島で妻と過ごしていたから何も知らない。彼がアトレティコの選手で、2030年までの契約と多額の契約解除金があることだけは知っている。彼が来てからというもの、あなた方メディアは彼をバルサや他のチームに売り続けている。彼自身がそうでないと言うまで、そっとしておいてやってくれ』と苦言を呈した。

(via AS)