ワールドカップ初戦で苦悩するアスレティックのスペイン代表選手たち
アスレティックで今シーズンを通じて苦悩を味わったウナイ・シモン、アイメリク・ラポルテ、そしてニコ・ウィリアムスの3人が、現在開催中のワールドカップでもそのフラストレーションを引きずる形となっている。スペイン代表は初戦で格下のカーボボベルデを相手に0-0の引き分けというまさかの結果に終わった。
この試合で代表通算59キャップ目を記録したGKウナイ・シモンは、試合の大半を観客のような状態で過ごし、枠内へのシュート脅威にさらされることはほとんどなかった。しかし、スペインが攻めあぐねる中で迎えた90分、自陣で不要なカウンターからコーナーキックを与えてしまった際には、チームメイトに対して激しい怒りを露わにし、フラストレーションを爆発させた。
パウ・クバルシとセンターバックのコンビを組んだラポルテは、最終ラインからのゲームメイクと守備の統率に奔走した。相手の背後を突かれる危険がなかったため、より前線へパスを供給しようと試み、時には左ウイングのポジションまで上がって状況の打開を図った。コーナーキックからは強烈なヘディングシュートを放ったものの、相手GKボジーニャの驚異的なセーブに阻まれ、ゴールを奪うことはできなかった。
一方のニコ・ウィリアムスは、5月10日のバレンシア戦で負傷して以来の実戦復帰となった。膠着状態を打破するための最後の切り札として、87分にロドリとの交代でピッチに送り込まれたものの、彼に残された時間はあまりにも少なかった。久しぶりの実戦ということもあり、ボールに触れた数少ない場面でも焦りが先行し、本来のドリブル突破やキレを見せることはできなかった。
(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
テルジッチ新監督の下で来季に向けた戦力整理が着々と進む中、アギレサバラやカナレスら復帰組の去就、そしてエデル・ガルシアとイバイ・サンスのコルドバへのレンタル移籍が大きな動きとして報じられています。また、将来のトップチーム監督就任を目指すムニアインのサラマンカUDS監督就任という明るいニュースがある一方で、ワールドカップに臨むスペイン代表のアスレティック勢は初戦で思い通りのプレーができず、苦しいスタートを切りました。