エルチェCF 対 バレンシア
最終更新: 11月2日 10:15(試合後会見を追加)
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エルチェCF 対 バレンシア スタメン(先発メンバー)
エルチェCF
- GK 1 マティアス・ディトゥーロ
- DF 23 ビクトル・チュスト、3 ロイ・レヴィヴォ、47 ハビエル・モルシージョ、11 ヘルマン・バレラ、2 ブバ・サンガレ
- MF 5 フェデリコ・レデンド、18 トマ・ルマール、12 ゴンサロ・ビジャール
- FW 14 フェル・ニーニョ、21 ルーカス・セペダ
バレンシア
- GK 1 ストレ・ディミトリエフスキ
- DF 5 セサル・タルレガ、18 ペペル、14 ホセ・ガヤ、22 アルナウ・マルティネス
- MF 2 ギド・ロドリゲス、33 アーロン・マヨル、11 ルイス・リオハ、24 パブロ・マフェオ
- FW 7 アルノート・ダンジュマ、8 ハビ・ゲラ
試合サマリーと得点経過
2026年11月1日、エスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレロに集まった28,360人の大観衆の前で開催されたラ・リーガ第11節、エルチェCF対バレンシアCFの自治州derbi(ダービー)は、アウェイのバレンシアが0-1で接戦を制し、ハビエル・アギレ監督体制での初勝利を挙げた。
試合は立ち上がりからホームのエルチェが主導権を握る展開となった。マルティン・アンセルミ監督が植え付けたポゼッションスタイルが機能し、前半のボール保持率は実に73%に達した。20分には右サイドのイグナシオ・セペダがカットインから放った鋭いシュートがクロスバーを直撃。さらにペドロ・レビボのミドルシュートやフェル・ニーニョの鮮やかなオーバーヘッドキックがバレンシアゴールを脅かした。バレンシアは4-4-2のローブロックで耐え忍ぶものの、中盤でパスを繋げず苦しい時間が続いた。
しかし後半、アギレ監督の采配とハーフタイムの修正が実を結ぶ。60分、怪我から約2か月ぶりに復帰したナイジェリア代表FWウマル・サディクがピッチに立つと、バレンシアの攻撃に明確な深みと力強さが加わった。
ゲームが動いたのは68分。エルチェのファクンド・ブオナノッテのセットプレーをキャッチしたバレンシアのGKストーレ・ディミトリエフスキが、素早いスローで中盤のハビ・ゲーラへ素早く展開。ハビ・ゲーラが相手防衛線の裏へ極上のロングスルーパスを通すと、左サイドのスペースへ抜け出したアルナウト・ダンジュマがそのままペナルティエリア内へ侵入する。アルノート・ダンジュマが絶妙なタイミングで中央へ折り返すと、走ってきたウマル・サディクが右足のキックフェイントでエルチェのMFゴンサロ・ビジャールとGKマティアス・ディトゥーロを鮮やかに力強く交わし、最後は左足で冷静に無人のゴールネットへ蹴り込んだ。復帰戦での鮮烈な先制ゴールに、サディクは独特の「水泳パフォーマンス」で喜びを爆発させた。
追い詰めたエルチェは試合終盤にかけて怒涛の猛攻を仕掛ける。アディショナルタイム93分には、GKディトゥーロまで攻撃に参加したコーナーキックから、ディトゥーロが頭でそらしたボールをDFフェデリコ・レドンドが至近距離からボレーで合わせたが、バレンシアのGKディミトリエフスキが驚異的な反応で右手を伸ばして失点を阻止。最後まで泥臭く守り抜いたバレンシアが、待望の勝ち点3を手にした。
両チームのスタメンと交代
ホーム: エルチェCF(4-3-3)
- GK: マティアス・ディトゥーロ
- DF: ブバ・サンガレ、ビクトル・チュスト、フェデリコ・レドンド、ペドロ・レビボ
- MF: セサル・モルシージョ、トマ・レマル、ゴンサロ・ビジャール
- FW: イグナシオ・セペダ、フェル・ニーニョ、ヘルマン・バレラ
主な交代・負傷:
- 23分: トマ・レマル ➔ ファクンド・ブオナノッテ(内転筋の違和感による負傷交代)
- 62分: ブバ・サンガレ ➔ ルベン・サンチェス
- 62分: イグナシオ・セペダ ➔ テテ・モレンテ
- 62分: ヘルマン・バレラ ➔ ダーウィン・オソリオ
- 77分: セサル・モルシージョ ➔ グラディ・ディアンガナ
アウェイ: バレンシアCF(4-4-2)
- GK: ストーレ・ディミトリエフスキ
- DF: アルナウ・マルティネス、セサル・タルエガ、ペペル、ホセ・ルイス・ガヤ
- MF: パブロ・マフェオ、ギド・ロドリゲス、アアロン・マジョール、ルイス・リオハ
- FW: ハビ・ゲーラ、アルナウト・ダンジュマ
主な交代・負傷:
- 60分: パブロ・マフェオ ➔ ウマル・サディク
- 77分: アアロン・マジョール ➔ フィリプ・ウグリニッチ
- 77分: ルイス・リオハ ➔ ダン・ラバ
- 88分: ハビ・ゲーラ ➔ ムクタル・ディアカビ
- 88分: アルナウト・ダンジュマ ➔ ヘスス・バスケス
戦術・采配のポイント
試合の構図は、ポゼッションを軸に主導権を握るエルチェのマルティン・アンセルミ監督と、堅守速攻を徹底するバレンシアのハビエル・アギレ監督による明確なスタイルのぶつかり合いとなった。
エルチェはセサル・モルシージョがセンターバックの間に降りる3バックの変形ビルドアップから、高い位置を取る両サイドバックとイグナシオ・セペダの個人技を活用して攻め立てた。しかし、前半23分に中盤のゲームメイカーであるトマ・レマルが負傷離脱したことが大きな痛手となった。パス循環のテンポチェンジを失ったエルチェは、70%を超えるボール保持率を記録しながらもブロックを固める相手に対してファイナルサードでの決定力を欠き、攻守の切り替え時に隙を生み出してしまった。
一方のバレンシアは、右サイドにアルナウ・マルティネスとパブロ・マフェオを並べるダブル・サイドバックで守備の強度を確保した。前半はボールを奪っても前線への展開に苦しんだが、ハーフタイムにアギレ監督が「焦らずセーフティパスを挟み、最低3回はパスを繋げ」とピッチ上の意識を大修正。60分に投入されたウマル・サディクが前線でボールを収めるタメを作り、アルノート・ダンジュマを左ウィングへ移動させたことでカウンターの威力が倍増した。
アギレ監督は先制後も88分にムクタル・ディアカビとヘスス・バスケスを投入して5バックへシフトし、守備ブロックを完全に固めて逃げ切りを図った。アンセルミ監督も2トップへの変更や幅を使ったクロス攻撃を試みたが、バレンシアの粘り強い守備を切り崩すには至らなかった。
現地メディアの選手採点・評価比較
現地メディア各紙(SPORT, MARCA, El Desmarque, Superdeporte, MundoDeportivo)は、復帰戦で決勝点を挙げたウマル・サディクと、終了間際に神がかり的なセーブを見せたGKストーレ・ディミトリエフスキを高く評価している。
- ウマル・サディク
- El Desmarque: 9点 / 10点満点(単独最高評価)
- 評価比較: SPORTやSuperdeporteは「2か月ぶりの復帰戦で即座に違いを作り出した」「フィジカルを活かしたボールキープで攻撃に深みをもたらし、キレのあるフェイントからのゴールは一級品」と絶賛。ユニークな水泳パフォーマンスを含め、勝利の立役者として称賛された。MARCAも「アギレ体制の閉塞感を打破した救世主」と位置づけた。
- ストーレ・ディミトリエフスキ
- El Desmarque: 9点 / 10点満点
- 評価比較: 93分に失点を防いだ至近距離からの超絶セーブに対し、Mundo DeportivoやSPORTは「勝ち点3を確実にしたMVP級の活躍」と高評価。高速カウンターの起点となった素早いスローインを含め、守備陣の集中力を象徴する存在として称えられた。
- ハビ・ゲーラ
- El Desmarque: 8点 / 10点満点
- 評価比較: MARCAおよびSPORTは「中盤で推進力を発揮したキーマン」と評価。決勝点をアシストしたアルノート・ダンジュマへのスルーパスの精度と、攻守に走り回る運動量が高く認められた。
- アルナウト・ダンジュマ
- El Desmarque: 6点 / 10点満点
- 評価比較: サディクへのラストパスという結果を残したものの、前半の判断ミスや決定機逃しが響き、各紙の採点は控えめ。「アシストの功績は大きいが決定力の精度には課題」と分かれる評価となった。
- エルチェ側の主力選手(イグナシオ・セペダ、フェデリコ・レドンド)-SPORTは「前半に右サイドから脅威を与え続けたセペダの突破力」を評価したものの、チーム全体の決定力不足を指摘。MARCAはレドンドの守備のカバーリングを評価しつつも、「カウンター失点時の自陣への戻りの鈍さ」が敗戦に繋がったと分析した。
試合後の監督・選手コメント
ハビエル・アギレ監督(バレンシアCF)「前半はボールを失うのが早すぎた。『落ち着いてセーフティパスを出し、まず3回はパスを繋げ。プリメーラのチームに見えないぞ』とハーフタイムに指導した。選手たちはそれを見事に理解してくれた。サディクの起用についてはドクター陣から『まだ早い』と言われていたが、私の責任で強引に出場させた。リスクはあったが報われて良かった。最後のアディショナルタイムには同点にされかけて肝を冷やしたよ(笑)」
マルティン・アンセルミ監督(エルチェCF)「複雑な心境だ。ピッチ上では自分たちのサッカーを展開し、主導権を握り続けたが手ぶらで帰ることになった。たった一度のカウンターでやられてしまった。自陣への戻りが遅く、足が止まってしまったのは猛省しなければならない。前線のチャンスを決め切る力が必要だった。また、レマルの早い段階での負傷離脱も大きな痛手だった」
ストーレ・ディミトリエフスキ(バレンシアCF)「アウェイで勝ち点3を獲得できて最高に嬉しい。試合前にサディクへ『今日はお前の番だぞ』と伝えていたんだ。チーム全員で苦しい時間を耐え抜いた勝利だ」
ハビ・ゲーラ(バレンシアCF)「最後のピンチの場面は正直マジでビビった。前節のように土壇場で失点する悪夢が頭をよぎったけれど、ストレ・ディミトリエフスキのスーパーセーブに救われた。最後まで耐え抜いて勝ったこの経験は、チームを大きく成長させてくれる」
ゴンサロ・ビジャール(エルチェCF)「僕たちは16本のシュートを打ち、相手はわずか数本だった。絶対に負けるべき試合ではなかったが、一度のカウンターでやられてしまった。有利な展開の中で簡単に失点してしまったことを反省しなければならない」
ハビエル・アギーレ/マルティン・アンセルミ/ハビエル・モルシージョの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: LALIGA EA SPORTS (YouTube)
ハビエル・アギーレ
- 前回の敗戦から立ち直り、次はマドリードを迎えるため勝利が必要だったと強調。
- 医師は慎重だったが「私が責任を取ります」とリスクを冒しサディクを起用した。
- 監督歴30年の中で審判について話したことは一度もなく、今日も話さないと明言。
マルティン・アンセルミ
- 試合を支配も好機を逃し、カウンターからの失点で敗れたことに複雑な心境を語った。
- 前半に交代したトマ・レマルについて、離脱は「埋めるのが難しい痛手」と語った。
- 敗戦も内容のブレーキとは捉えず、結果に左右されず次戦に準備する姿勢を強調した。
ハビエル・モルシージョ
- 「10試合やれば9試合は勝てる」内容で自分たちが上回っていたと敗戦を悔やむ。
- ホーム未勝利は一時的であり、近いうちに必ず結果はついてくると信じている。
- 敗戦もチームは良い出来だったとし、すでに次のベティス戦を見据えていると話す。
ハビエル・アギーレ
内容より勝利が重要だったかエル・パルティード・デ・トリブナのアレックス・アルファロ 試合の振り返り
勝利おめでとうございます。昨日もお聞きしましたが、このチームには勝利が必要でした。今日は試合の様々な細かい部分について話すこともできますが、重要なのは勝点と勝利でしたね。
これまでの4試合はどれもとても似通っていたと思います、アレックス。2-2、0-0、1-2、0-1といったようにね。つまり、スペインリーグで勝つことは非常に難しい、本当に難しいということです。今日も例外ではありませんでした。相手にも非常に決定的なチャンスが2度ほどありましたし、負けていてもおかしくありませんでした。我々も0-2にするチャンスがありましたが、まあ、それがサッカーです。そして、取り組んでいることとピッチで出ていることの整合性を保つためにも、確かに勝利は必要でした。そうでなければ、『さあ行こう、そのうち結果は出る』と言い続けながら負けや引き分けを重ねても何の役にも立ちませんからね。前回の敗戦から立ち直るために勝利は重要でした。エスパニョールも勝ち、ヘタフェも勝ち、かなり厳しい差が開きそうでしたし、次はホームにマドリードを迎えます。だから勝つことが本当に重要だったのです。
サディクの状態と起用についてオンダ・セロのビクトル・リュコン 注目選手
サディクについて重ねて伺いたいのですが、彼をどのように見ているか少し教えていただけますか。彼は違いを作れる選手で、前線でより多くの選択肢を与えてくれると思いますが。
ええ、もちろんです。医師たちはより慎重で、この試合はまだ無理ではないかと言っていました。私は前日会見で、皆さんが言うように『意地でも』彼を連れていくと言いましたし、必要であれば起用するつもりでした。そして必要になり、起用しました。リスクはあったかと言われれば、もちろん、当然リスクはありました。医師からは『傷口が残っており、少し浮腫もあります』などと言われました。それも理解できます。だから私は『先生、私がリスクを冒します。私が責任を取ります』と伝えました。幸運にもうまくいきましたし、彼が万全の状態でいられるよう、あるいは特に筋断裂の治癒の回復を続けていけるよう、今は大事にケアしなければなりません。
ダニ・ゴメスの退場疑惑の判定カデナ・セルのフラン・グアイタ 試合の振り返り
判定に不満があるチームが勝った時はあまり審判について話されないものですが、カデナ・セルのイトゥラルデ・ゴンサレスが、ラバが倒れたプレーについてダニ(・ゴメス)への判定は明らかにレッドカードだと言っていました。そのプレーについて伺えますか。
イトゥラルデにはよろしく伝えてください、良き友人です。彼はピッチで私を『メキシコ人』と罵倒したりしていましたよ(笑)。ええ、信じてほしいのですが、フラン、私は審判については話しません。言い逃れのようですが、本当です。それが私の指導者としての歩みです。過去の記録を見てもらえれば分かりますが、勝利、敗北、誤審、不運など、どんな時でもです。彼らは自分たちの仕事をしており、私が自分のベストを尽くすのと同じようにベストを尽くしています。彼らが私のことを語らない以上、私にも彼らについて話す権利はありませんし、監督歴30年の中で一度もしてきませんでしたし、今日も言うつもりはありません。
リオハのコンディションカデナ・セルのフラン・グアイタ コンディション
2つ目はリオハについてです。ベンチで氷を当てている姿が映り、ソックスを下げてかなり疲労している様子でした。彼は大丈夫ですか?
今のところ、ロッカールームに入ってきて喜んで飛び跳ねていましたし、悪い状態には見えませんでした、本当にね。問題ないと思います。久しぶりに90分間プレーしたことによる単なる疲労でしょう。
終盤の守備の改善についてラジオ・マルカのセバス・パスクアル 戦術
今週、先日のメスタージャでのビジャレアル戦でチームが試合結果をうまく守りきれなかったと話していましたが、今日の手応えとしてどのような違いを感じましたか?
ほとんど差はありませんでしたよ。97分に危うく失点しそうになりましたからね。またしても悪態をつきそうになりましたが、幸運にもボールは入りませんでした。最後の数メートルの守備は改善しなければなりません。ありがとうございました。
マルティン・アンセルミ
試合の振り返りと敗戦の感触テレエルチェ、ラジオ・マルカ・エルチェ、エス・ラジオのパコ・ゴメス 試合の振り返り
今日の敗戦は手痛い打撃でした。試合をどう見ましたか?前半は完全に支配し、優勢で、ポスト直撃のシュートもありました。後半はサディクの投入で流れが変わり、終盤には同点のチャンスもありました。どのような感触で今日を終えますか?
複雑な思いですね。一方では、チームはピッチ上でやるべきことをやったと思います。主導権を握ろうとし、ほぼ試合を通して相手陣内でプレーしようとしました。私としては前半と後半でそれほど大きな違いはなかったと思います。実際、アビエル(・オソリオ)を投入してエリア内の厚みを増すための交代を準備していたところでした。前半は、より危険な場面を作るためのパス回しのスピードが少し足りなかったとは思いますが、相手が引いて守っている時は難しいものです。それはエルチェの試合だけでなく、今のラ・リーガ全体で見られることです。先日も例えばビジャレアルの試合で見られたように、相手が引いて閉じこもると攻略は非常に難しくなり、数少ないチャンスを仕留めて試合を動かさなければなりません。ホームで先制点を奪うことがまだできていません。相手がマルティネス・バレーロに来る時は非常に警戒し、リスペクトしてきます。それはチームが良いプレーをしている証拠なので良いことですが、チャンスは少ないと理解して決め切る必要があります。さもないと、相手のたった1つのカウンターでやられてしまいます。あの場面は見直したいと思っています。適切に戻りきれておらず、足を止めてしまったように見えました。そこで足を止めてはいけません、勝ち点3を失うことになりますから。まだ映像は見返していませんが、私の感覚ではバレンシアの選手2人に数的不利の状況からゴールを奪われてしまいました。ああいう場面で足を止めてはいけません。最後まで戻り切る必要があります。結果的に彼らに勝利を拾われてしまいました。その後、その前にヘルマンで1-0にすることもできましたし、終盤にエリア近くからの2本のシュートやヘディングで追いつくこともできました。ですから複雑な心境です。一方では、エルチェは勝ちにいこうとし、試合を支配し、常に相手ゴールを目指していましたが、他方では手ぶらで帰ることになりました。妥当か不当かは分かりません。結局これがサッカーであり、結果の世界であり、私たちは手ぶらで終わりました。
レマルの負傷とブオナノッテの評価カデナ・コペ、ティエンポ・デ・フエゴのクリスティアン・エヘア 注目選手
レマルはどうしたのでしょうか?前半に交代しましたが何かあったのですか?また、ブオナノッテをどう見ましたか?ブオナノッテが入りレマルが退いたことでチームのクオリティがかなり落ちたように感じられました。レマル依存症とまでは言いませんが、彼がピッチにいないとかなり影響があるように見えましたが。
レマルについては、クリスティアン、正確には何とも言えません。トマ(・レマル)がプレーに多様性をもたらし、ポゼッション、コントロール、緩急のリズムの変化を与えてくれるのは明白です。彼のキャリアにはそれだけの理由があります。ファク(・ブオナノッテ)は彼よりずっと若く、レマルほどのキャリアもまだありませんし、それは年月とともに身についていくものです。やはりトマはピッチ上で非常に落ち着いていて、試合のテンポを操り、スペースを見つけ、緩急をつけ、組み立てに下りてくるだけでなく、相手陣内やペナルティエリア付近でチャンスを生み出す役割も果たしてくれます。彼が離脱することは明らかに埋めるのが難しい痛手です。
引いた相手からチャンスを作る方法オンダ・セロのフェリペ 戦術
リーグ全体でもそうですが、マルティネス・バレーロに来る対戦相手はエルチェに対してより警戒してくると仰いました。セルタ戦も今日も、チェパのポスト直撃はあったもののチャンスは多くありませんでした。相手が引いて守るホームゲームで、チャンスを決めるだけでなく、より多くのチャンスを作るためにチームは何をすべきでしょうか?
相手が引いて守る時は、パス交換のためにより距離を縮めなければなりません。そうすることで循環のスピードが上がります。素早くパスを出し、外を使い、常に裏へ抜けなければなりません。プレーを切り替え、テンポを遅くせず速くし、ライン間にボールを入れ、相手の密集した足の間にリスクを冒してパスを通し、例えばロドリゲスが背後を取ってエリア外からシュートを打ったようなプレーを狙う必要があります。そしてエリア内の細かな崩しで少ないチャンスを作った時には、確実に仕留めなければなりません。仕留められないと試合はどんどん重く、困難になり、時間は減っていきます。ですから、1対1を仕掛けること、ミドルシュートを打つこと、パスや裏への抜け出しの精度を高めること、オーバーラップすること、後方からの攻撃参加によって相手の最終ラインに対して数的優位を作ること、ミドルシュートを打つこと。これらはすべて、リードを奪いスコアを広げるためにピッチ上で発揮しなければならない武器です。ホームでは自分たちから試合を動かすことが主要な目標であり、今後の課題だと思います。
好調の途絶と2トップの機能ラジオ・エルチェ・カデナ・セル、エルチェ7TVのアドリアン・カロ 戦術
1つ目は、今日の敗戦はチームの良い流れにとってどの程度ブレーキ、中断となるでしょうか?2つ目は、後半にオソリオとフェルニーニョという普段あまり見慣れない2トップを並べました。終盤の戦いをどう評価しますか?エリア内を埋めるためによりサイドからのクロスを入れるべきだったと思いますか?
1問目についてですが、結果を切り離し、チームがピッチで生み出したものに基づいて客観的に見なければなりません。いつも言っているように、エルチェは守備面では堅固でした。相手にはほとんどチャンスを作らせませんでした。攻撃面ではパス回しのテンポが不足していたのは事実ですが、開幕数節で生み出していたものと比較して、チームがピッチ上で再現し続けている流れという点ではブレーキだとは思いません。その観点からはそう考えています。結果の面では、もちろん常に勝ちたいと思っています。ホームで勝点3を獲ることは私たちにとって非常に重要でした。今週もそう話していましたし、その意味では明日からすぐに次の相手に向けて準備しなければなりません。次もホームゲームですから、マルティネス・バレーロですぐにリベンジできる新たなチャンスがあります。2トップに関しては、これまでも見せてきたバリエーションです。セルタ戦でも一時2トップにしましたし、マドリード戦でも、レアル・ソシエダ戦でも2トップを使いました。今日も、3枚でのビルドアップ、アンカー1人、インサイドハーフ2人、前線2人、ウイング2人という形からの方がよりチャンスを作れると考えました。相手がビクトルやフェデをフリーにさせていたため、ハビ・モルシージョを最終ラインに落とすことで(相手の)ゲラの飛び出しを誘発し、中盤からもう1人を引き出せると考えたのです。モルシージョがピボットの位置にいるとボールがあまり入らず、相手の人数を密集させてしまっていたからです。3枚のビルドアップに移行した際、最初はファクをトップ下に置く中盤ダイヤモンドのような形で試しました。それは機能し、ペドラサとの連携で良いボール回しができていました。その後、プロファイルを変更し、トップ下を置かずにストライカーをもう1枚入れてクロスを上げられるようにする次のバリエーションへと移行しました。ルベンのサイドは利き足だったため、ヘルマンの交代に伴い左サイドからより良いクロスが入っていました。テテは1対1を仕掛けるか切り返しを試みるタイプですが、前半に交代枠を1回使ってしまったことも後半の采配を制限しました。あらゆる状況を想定しなければならなかったからです。そのため3枚替えを用意していたのです。ともかく、2トップも、他の試合で行ったような3枚でのビルドアップも選択肢の1つです。良い解決策だと思うので、今後も継続して取り組む必要があります。
途中出場サディクへの対応ラジオ・マルカのセバス・パスクアル 対戦相手
後半にサディクが入り、試合を変えた要因の1つになったのは確かだと思います。背負うプレーでボールを引き出す選手を守ることはセンターバックにとってどれほど難しいものでしょうか、そしてそこが試合の鍵だったと思いますか?
確かに彼は足が速く、落としのパスもうまい選手ですが、ゴール以外ではそれほど大きな影響はなかったと思います。もう1つの場面はオフサイドでしたしね。ですから、追走しきれなかったあのトランジションの場面を除けば、彼をうまく守れていたと思います。
敗戦がチーム心理に与える影響テレエルチェのパコ・ゴメス 試合の振り返り
素晴らしい歩みを続けてきた後のこの足踏みは、ロッカールームに何らかの尾を引くでしょうか?サッカー界は精神状態に左右されるものであり、リーグ戦や国王杯を含めて状態は非常に良かったわけですが、このブレーキが問題になり得ますか?
もしモチベーションや取り組む姿勢が結果に左右されるのであれば、それは単に言い訳をしているだけです。勝てば仕事をして、勝てなければ仕事をやめる、ということになってしまいます。このチームはそんな言い訳をするグループではないと思います。明日からは次の試合のことを考えて仕事に取り組むだけです。負ければ不満、勝てば(喜ぶ)、というような短絡的な思考をするグループだとは思いません。もちろん勝った時は多くのことを肯定的に捉えられますし、勝てなかった時は再び勝つために取り組み続けなければならないだけです。
ボール循環のテンポ不足の原因 戦術
先ほどチームにパス回しのテンポが欠けていたと話していましたが、それはなぜでしょうか。より素早く相手ゴールに迫ったり他の決定機を作ったりするためのパス回しのテンポ不足に、苛立ちを覚える瞬間はありましたか?
前半の終盤には、より大きな循環、より速いスピード、もっと互いの距離を縮めることを求めていたのは事実です。後半はポジショニングを工夫したことでそれを達成できたと思います。より素早くパスを回せる解決策を見出せました。しかし、それは極めて細かなディテールについての話です。選手たちはピッチ上で自分たちのやるべきことを分かっているという落ち着きを私に伝えてくれますし、それは私にとって非常に重要なことです。自分たちの距離感や、サイドを変える時の素早いパス回しによって、よりテンポを上げる努力をしなければなりません。改善すべき点だと思っています。
中盤の関与改善と選手交代の意図ラジオ・エルチェ・カデナ・セル、エルチェ7TVのアドリアン・カロ 戦術
2問伺います。1点目、特に前半、ゴンサロ・ビジャールやモルシージョがプレーにうまく絡めずもどかしそうにしているように見えました。監督としてピッチ上でこの状況を変えるための選択肢をどのように用意できるでしょうか?2点目、交代について伺います。終盤にクロスを上げるためにルベン・サンチェスをウイングに投入したのだと思いますが、なぜ例えば良いクロスを上げられると分かっているホサンなどではなく、ルベン・サンチェスを選んだのでしょうか?
1問目についてですが、ゴンサロもモルシージョもプレーに関与していたと思いますし、特に後半は先ほど説明したようにモルシージョを3バックに入れてゴンサロをアンカーに残す解決策を取ったことで、非常に多く絡めていました。解決策を打ったことで1つ目の質問の答えになっていると思います。2つ目については、記憶が正しければルベンが投入された時はまだ0-0でしたよね。だからこそ前半に使った交代枠が制限になったと言ったのです。もしもう1回交代枠が残っていれば、当然ホサンも入れていたでしょう。試合が終わった後、ホサンなら何かをもたらしてくれたかもしれないという思いは残りました。しかしグラディも良いプレーを続けていたので、ルベンだけでなくグラディのことも考えていました。私にとってはどちらを使うかという判断であり、グラディは非常に良いプレーをしていて、この試合は彼の1対1で相手を剥がす力が活きる試合でした。結果論から言えばホサンを入れていればよかったのかもしれませんし、その感覚は残っていますが、私は決断を下さなければなりません。その決断は様々な要因に左右されるものであり、別の選択をしていたらどうなっていたかは誰にも証明できません。
ハビエル・モルシージョ
優勢と見られた試合での敗戦テレエルチェ、ラジオ・マルカ・エルチェ、エス・ラジオのパコ・ゴメス 試合の振り返り
この敗戦をどう説明しますか?好調な歩みや、バレンシアが不調だったこと、ホームであったことなど、すべてが有利に見え今日こそはと思われましたが、何もうまくいきませんでした。
ええ、相手が勝ち点をうまく積み上げられていなかったとはいえ、素晴らしい戦力と格を持った相手であることは分かっていました。しかし、少なくとも私の見解では、今日の試合はかなり明白で、私たちが上回っていました。10試合やれば9試合は勝てるような試合であり、そのうちの落としてしまう1試合が今日だったというのは本当に残念です。
レマル交代による影響についてカデナ・コペ、ティエンポ・デ・フエゴのクリスティアン・エヘア 注目選手
ピッチ上でレマルがいた時と彼が退いた後で、試合の流れが変わったように見えました。皆さんもそれを感じましたか?レマル依存症のようなものがあったのでしょうか?
レマルがどのような選手であるかは誰もが知っています。ただ、代わりに入ったファク(・ブオナノッテ)も多くのものをもたらしてくれますし、怪我をしたのは残念です。レマルがこのチームにおいて非常に重要な存在であることは明白なので、できるだけ軽傷であることを願っています。
アウェイとホームでの成績差オンダ・セロのフェリペ 試合の振り返り
エルチェはアウェイではリーグ屈指の成績を残しているにもかかわらず、ホームでは5試合で勝ち点1しか取れていないという結果はどう説明できるでしょうか?
あまり気にしていない部分ではあります。実際のところ、そのホームの試合のうち2試合はバルセロナとマドリードが相手でした。私たちは常にファンを必要としていますし、ここでプレーするのが好きです。勝ち点の結果が逆だとしても、アウェイよりもマルティネス・バレーロでシーズン全試合を戦いたいくらいです。ですから、これは一時的なものであり、そのうち必ずホームでの結果もついてくるはずです。
引いた相手に対する苦戦の理由ラジオ・エルチェ・カデナ・セル、エルチェ7TVのアドリアン・カロ 戦術
自陣に引いてスペースを与えない、非常にコンパクトなローブロックを敷いてくる相手に対して、チームがうまく機能しきれない原因をどう感じていますか?なぜこれほど苦戦しているのでしょうか?
チーム自体は機能していると思います。引いた相手を崩すのは難しいものです。私たち自身も守備面でローブロックを組むのは非常に得意で、そう構えた時は失点するのが非常に困難です。実際、今日の失点も単発のプレーからで、コーナーキックかサイドのFKからのカウンターでした。私たちが守備を整えている中での組織的な崩しではありませんでした。サッカーにおいてああいった相手からゴールを奪うのは非常に難しいことです。今日起きたことを分析しますし、時間とともに改善していくべき課題なのは間違いありません。
上位進出を逃した敗戦の打撃テレエルチェのパコ・ゴメス 試合の振り返り
勝っていればトップ10に入ることもできた絶好の機会でした。最高の状態、素晴らしい流れで臨んだだけに、この結果は痛手でしょうか?
ええ、すべてのネガティブな結果が痛手であるのは当然です。ですが、先ほどロッカールームでも話していたのですが、勝つに値した試合だったからこそ今日は悔しいですが、私たちはすでにもうベティス戦の話をしていました。それまで良い流れに乗っていたことは分かっていますし、今日は負けはしたもののチームは非常に良いパフォーマンスを見せました。それを活かして、ベティスをホームに迎えて勝利を掴みたいと思います。
循環のテンポ不足とその修正カデナ・コペのクリスティアン・エヘア 戦術
先ほど記者会見で監督が、チームにはパス回しのテンポが欠けていたと言っていました。サイドを変える際にかなり読まれやすく、相手に陣形を整える時間を与えてしまっていたのはなぜでしょうか?
ハーフタイムにそれを修正しようと試みました。私がセンターバックの間に落ちて3枚のラインを作り、ゴンサロが6番(アンカー)の位置に入って、よりテンポを上げようとしました。それについても話し合いましたし改善していきますが、それでも私たちはチャンスを作っていました。データはまだ見ていませんが、バレンシアはほとんど何も作れていませんでした。ですから、このやり方を信じて進めばいいと落ち着いていますし、次はベティス戦に向かうだけです。
ホーム未勝利のプレッシャーラジオ・エルチェ・カデナ・セル、エルチェ7TVのアドリアン・カロ クラブ・将来
このマルティネス・バレーロでまだホーム初勝利を挙げられていない状況を、選手たちはどのように受け止めていますか?ロッカールームでも話題になりますか?プレッシャーを感じていますか?
それほど多くは話していません。もちろん全員が分かっていることです。ここで勝ってサポーターと祝いたいと、私たち以上に強く願っている人はいません。スタジアム入りした時の出迎えなど、ファンが勝利のためにどれだけ後押ししてくれているかも知っています。何らかの理由でまだ勝てていませんが、その日が来るまであと1日近づいたということです。ファンの皆さんにはこれからも応援を続けてほしいです。本当にその力を感じていますから。近いうちに必ずホームでの勝利は届くはずです。
見どころと対戦背景
ラ・リーガ第11節で実現するエルチェCFとバレンシアCFによるバレンシア自治州ダービーは、互いに勝ち点3を強く欲する重要な一戦となる。舞台はエルチェのホーム、エスタディオ・マルティネス・バレーロだ。
アウェイに乗り込むバレンシアCFは、今季開幕10試合で1勝3分6敗の勝ち点6、19位の降格圏に沈む苦しい戦いが続いている。ハビエル・アギレ監督が就任して以降も、ラシン・サンタンデール戦(2-2)、アスレティック・クルブ戦(0-0)で引き分け、前節ビジャレアルCF戦ではペペルのPKで先制しながら終盤に逆転を許して1-2で敗れ、3試合で勝ち点2にとどまっている。残留圏となる17位とは勝ち点3差、今節の相手であるエルチェCFとは勝ち点4差がついており、降格圏脱出に向けて早期の初勝利が絶対命題となっている。週中に予定されていたコパ・デル・レイ1回戦(UEタベルネス戦)は鉄道事故の影響で延期されたため、チームは過密日程の負担を避け、このリーグ戦に全エネルギーを注ぎ込める状況にある。
一方のエルチェCFは、勝ち点10の15位につけている。直近のリーグ戦では2勝2分と4試合無敗を維持しており、3試合連続クリーンシート(無失点)を達成するなど守備の安定感が際立っている。チームは今季リーグ戦でのホーム初勝利を目指しており、この自治州ダービーを制して降格圏との差をさらに広げたい考えだ。
両クラブによる対戦の歴史において、エルチェCFがバレンシアCFよりも上位の順位でダービーを迎えるのは、ラ・リーガ1部史上でも1963-64シーズン、1965-66シーズン、1974-75シーズンに続く4度目という貴重な機会となる。特に60年前の1965-66シーズン最終節では、エルチェCFの伝説的ストライカーであるルチアーノ・サンチェス・ガルシア(通称ババ)がバレンシアCF相手に決勝ゴール(2-1)を決め、ルイス・アラゴネスとの争いを制してクラブ史上唯一の1部得点王に輝いた歴史的背景もある。昨シーズンの同カードでの勝利もエルチェCFにとってシーズン全体のターニングポイントとなっており、今回も両者にとってシーズンの行方を左右する激しい攻防が予想される。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
現地メディア Superdeporte が報じた本試合の予想スタメンは以下の通り。
エルチェCF 予想スタメン(4-2-3-1)
- GK: マティアス・ディトゥーロ
- DF: ブバ・サンガレ、ビクトル・チュスト、レドンド、レビボ
- MF: ゴンサロ・ビジャール、トマ・ルマール、ヘルマン・バレラ、セペダ、モルシージョ
- FW: フェル・ニーニョ
バレンシアCF 予想スタメン(4-3-3)
- GK: ストレ・ディミトリエフスキ
- DF: パブロ・マフェオ、セサル・タルレガ、デ・ハース、ホセ・ルイス・ガヤ
- MF: ギド・ロドリゲス、ペペル、ハビ・ゲーラ
- FW: ダニ・ラバ、ルイス・リオハ、アルナウ・ダンジュマ
欠場および出場が微妙な選手の情報は以下の通り。
エルチェCF
- マルク・アグアド(足首の負傷により欠場)-エセキエル・ポンセ(コパ・デル・レイでの不正出場疑惑による提訴問題が生じているが、チームはリーグ戦に集中)
バレンシアCF
- ハーヴェイ・エリオット(前節ビジャレアルCF戦での退場処分により1試合出場停止)
- ダビド・オトレビ(負傷欠場)
- ディエゴ・ロペス(負傷欠場)
- セルジ・カノス(負傷欠場)-ウマル・サディク(右太もも裏の筋肉トラブルからグループ練習へ復帰。約1か月間の戦線離脱からの復帰となるため途中出場が濃厚/コンディション不良・出場微妙)-ディミトリ・フルキエ(膝の不調からグループ練習へ復帰、招集入りの可能性/コンディション不良・出場微妙)-ホセ・コペテ(膝の半月板損傷から復帰して練習再開、招集入りの可能性/コンディション不良・出場微妙)
- ホセ・ルイス・ガヤ(前節で鼻を打撲したが回復し出場可能)
監督会見・注目選手コメント
この一戦に向けた前日記者会見および最新コメントでは、双方から強い意気込みが語られた。
エルチェCFのMFゴンサロ・ビジャールは、かつて下部組織に所属した古巣との対戦に向けて「強く、手負いのバレンシアを予想している。前節彼らは勝利を手にしかけながら、わずか10分間で全てを失った。それだけに、より高い執念と危険さを持って乗り込んでくるはずだ」と警戒感を示した。さらに「バレンシアはスペインサッカー史上屈指の歴史を持つクラブであり、ここで敗れたとしても立ち直る力を持っている。しかし我々にとっても残留圏との差を広げるために極めて重要な一戦だ。勝利すれば勝ち点差を3広げ、直接対決でも優位に立つことができる」と強調した。また、チームの守備面での成長について「サン・マメスでの試合を境に守備の意識が高まり、3試合連続無失点を達成できている。ホームでの今季初勝利を掴むことが我々の目標だ」と手応えを口にした。
バレンシアCFのハビエル・アギレ監督は、苦境に立つチームの結束を高めるため、アウェイへの移動を繰り上げて土曜日から集中合宿を実施することを決定した。厳しい戦いに向けてチームの一体感を強化する狙いだ。約1か月間戦線を離れていたFWウマル・サディクの状況について、指揮官は「このまま順調に回復プロセスが進めば、この試合で招集メンバーに入ることができるだろう」と復帰への見通しを語った。また、キャプテンのMFギド・ロドリゲスが指摘したボール非保持時の課題(ボールを持てないとチームが苦しみ消耗する)に対し、アギレ監督も同意を示し、「攻守のバランスを整え、攻撃陣が思い切りプレーできるように解放すると同時に、試合を確実に締めくくる強さを身につけなければならない」と改善への決意を表明した。
エルチェCF 対 バレンシア の背景データ
順位
順位表全体を見る両クラブの前後日程を見る
エルチェCF
この試合の前
- 10月28日(水) @ ピナタル 1-3(勝)
- 10月24日(土) @ ラージョ・バジェカーノ 0-3(勝)
- 10月17日(土) @ ビジャレアルCF 0-0(分)
この試合の後
バレンシア
この試合の前
- 10月25日(日) vs ビジャレアルCF 1-2(敗)
- 10月18日(日) vs アスレティック・ビルバオ 0-0(分)
- 10月12日(月) @ ラシン・サンタンデール 2-2(分)