元所属ニーランドの大活躍とW杯による補償金収入

🧤セビージャでオディッセアス・ヴラホディモスにスタメンを奪われた末、6月30日で契約満了を迎えフリーエージェントとなっていたノルウェー代表GKオルヤン・ニーランドが、ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で歴史的なパフォーマンスを披露しました。

🇳🇴優勝候補のブラジルと対戦したノルウェーは、アーリング・ハーランドの2ゴールと、ニーランドの神がかり的なセーブの連発により2-1で勝利し、同国史上初となるワールドカップ・ベスト8進出という快挙を成し遂げました。ニーランドは前半14分にブルーノ・ギマランイスのPKを完璧に読み切ってセーブしたのを皮切りに、マルティネッリやヴィニシウスの決定機を次々と阻止。後半には味方DFのクリアミスがゴールに吸い込まれそうになったところを、驚異的な横っ飛びで掻き出す「ワールドカップ最高のセーブ」とも呼べるプレーを見せ、ブラジル攻撃陣を絶望させました。終了間際にネイマールにPKを決められたものの、彼が見せたパフォーマンスは世界中から絶賛されており、現在フリーである彼には今後多くのオファーが舞い込むと予想されています。

💵ニーランドはすでにセビージャの選手ではありませんが、クラブには恩恵をもたらしています。FIFAの「クラブ・ベネフィッツ・プログラム」の規定により、ワールドカップに向けて選手が代表に合流した6月1日から、その代表チームが大会を敗退した翌日までの期間、クラブに補償金が支払われます。ニーランドのように大会期間中に契約が満了した場合でも、代表招集時の所属クラブに全額が支払われるルールとなっており、セビージャは彼がベスト8に勝ち進んだことで、1日あたり9,595ユーロの収入を継続して得ることになります。もちろん、現在も勝ち残っているスイス代表のルベン・バルガスとジブリル・ソウの分もクラブの金庫に入り続けています。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ルイス・ガルシア・プラサ新体制が始動し、新戦力の加入や売却候補の動向が活発化しています。一方で、アルフォンの不運な負傷やラファ・ミルを巡る複雑な状況、厳しい財政事情による補強の難航など、課題も山積しています。W杯での所属選手(および元所属選手)の活躍による資金面でのプラス材料を活かし、いかにスカッドを整えるかが今後の鍵となりそうです。