元アスレティックのアンデル・エレーラ、ボカ退団とサラゴサ復帰の動き

アスレティック・クラブで長年活躍したアンデル・エレーラ(36歳)が、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズを退団することが正式に発表されました。2025年1月にボカに加入し、クラブとの契約は今年の12月31日まで残っていましたが、新監督のロドルフォ・アスマバレーナの構想から外れたこともあり、双方合意の上で契約を解除しました。

エレーラはクラブ公式SNSを通じて、ラ・ボンボネーラのピッチに立ち、涙で声を詰まらせながらファンへ別れのメッセージを送りました。『ボカファンの皆さん、クラブと私はこれからの冒険を別の形で続けることを決定したとお伝えします。これからは私の残りの人生を、一人のファンとして過ごすことになります。このクラブでプレーする機会を与えてくれたことに、心から感謝したい。私のキャリアを通じて抱いていた夢の一つが、このクラブを代表し、この色を身にまとうことだったんだ』と語り、『この1年半は本当に素晴らしい時間だった。このクラブはヨーロッパに一人のボカファンを持つことになる。クラブが私を必要とする時はいつでも、そこにいて手を貸すつもりだ。すべてのことに感謝している』と感情を爆発させました。

ボカでは度重なる怪我の影響で継続的な出場機会を得られず、公式戦64試合中29試合の出場にとどまりましたが、コパ・リベルタドーレスでゴールを決めるなどの足跡を残しました。

そして現在、彼がプロキャリアをスタートさせた心のクラブであるレアル・サラゴサ(現在はプリメーラRFEFに降格)への復帰が非常に熱を帯びています。サラゴサのラロ・アランテギ・スポーツディレクターは新監督就任会見の場で、『アンデルのような選手の存在は我々にとって非常に重要だ。もし彼が我々のチームに加わってくれる可能性が1%でもあるのなら、彼をここに迎えるためにあらゆる手段を尽くすことに疑いの余地はない』と断言しました。

また、サラゴサの新監督に就任し、かつてアスレティックでエレーラとチームメイトだったイバイ・ゴメスも、『私たちはとても良い関係を築いている。彼がいつかここに戻ってくるという夢を常に語っていたのを覚えているよ。サラゴサとアンデルの結びつきは、いつの日か必ず実現すると私は確信している』とラブコールを送っています。すでにクラブ間での交渉は開始されており、エレーラ自身もクラブの経済状況を考慮して、第3部リーグの最低年俸でプレーする覚悟があると言われています。アスレティック、マンチェスター・ユナイテッド、PSGなどを渡り歩き、公式戦588試合に出場してきたベテランの次なる決断に注目が集まっています。

(via SPORT)

(via ElDesmarque)

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

バルベルデ監督の退任とテルジッチ新監督の就任という大きな転換期を迎えたアスレティック。長年チームを牽引してきたイニャキのプレー時間減少というニュースがある一方で、代表で活躍するニコやシモンの充実した様子はファンにとって心強い話題です。また、クラブのレジェンドであるアンデル・エレーラの新たな挑戦にも温かいエールが送られています。