イ・ガンイン獲得でPSGと合意、総額約4000万ユーロで決着

アトレティコ・マドリードは、パリ・サンジェルマンからイ・ガンインを獲得することで口頭合意に達した。移籍金は固定額3500万ユーロに500万ユーロのボーナスを加えた最大4000万ユーロとなる。マテウ・アレマニーSDが主導したこの交渉は数カ月前から行われており、アントワーヌ・グリーズマンの後継者として重要な役割を担う。契約期間は2031年までの予定である。イ・ガンイン本人はディエゴ・シメオネ監督の下でプレーすることを熱望しており、すでに数週間前に個人条件で合意していた。現在、両クラブは将来の売却益の分配割合や代理人手数料など、数百万ユーロに影響する細かな契約条件を詰めている段階にある。今夏に韓国での親善試合を予定しているアトレティコにとって、アジアを代表するスター選手の獲得は、ピッチ上での創造性や突破力といった戦力面だけでなく、国際的なマーケティング戦略においても非常に大きな意味を持っている。(via SPORT)

また、マテウ・アレマニーSDによる今夏の動きとして、アレハンドロ・グリマルドに続く2つ目の大型補強としてイ・ガンインの加入が確実となっている。(via ElDesmarque)

モルテン・ヒュルマンド獲得へ再オファー、スポルティングは拒否も個人合意済み

中盤の守備的ポジションの補強として、スポルティングCPのモルテン・ヒュルマンドの獲得交渉が続いている。アトレティコは新たに3500万ユーロに500万ユーロのボーナスを加えた2度目のオファーを提示したが、スポルティング側はこれを拒否した。スポルティングは移籍金を4000万ユーロに500万ユーロのボーナスを要求しており、両者の差はわずか500万ユーロに縮まっている。アトレティコは近日中にこの差を埋め、交渉が妥結すると自信を持っている。アトレティコはすでにヒュルマンドと2031年までの5年契約で合意している。

これに関連して、スポルティングのフレデリコ・ヴァランダス会長は最初のオファーを拒否した際に『ヒュルマンドはスポルティングの選手だ。アトレティコ・マドリードからのオファーを受け取ったが、我々が求める金額からかけ離れていたため拒否した。彼の年齢、ポジション、そしてスポルティングで3年間プレーした実績にふさわしい、公正な価値を設定している。選手も代理人もその価値を理解している。その金額を下回る限り、彼はチームに残る』と明言した。

アトレティコは2019年のガビ退団以降、ロドリゴ・エルナンデス、マルコス・ジョレンテ、エクトル・エレーラ、コンドグビア、トレイラ、デ・パウル、ヴァス、ヴィツェル、フェルメーレン、昨季冬にプレミアリーグへ去ったコナー・ギャラガー、そしてメンドーサ、オベド・バルガス、ジョニー・カルドーゾと13人ものMFを獲得してきたが、ヒュルマンドがその穴を埋める14人目として大きな期待を背負っている。(via ElDesmarque) (via MARCA)

シメオネ監督の2026-2027シーズン予想スタメンと補強戦略

7月13日に始動する2026-2027シーズンに向けて、大幅なメンバーの入れ替えが予想される。現在までにアントワーヌ・グリーズマンとクレマン・ラングレが退団し、新戦力としてアレハンドロ・グリマルドが加入した。さらに昨季レンタルでプレーしたニコ・ゴンサレスを完全移籍で獲得している。

予想されるスタメン構成として、GKは退団の噂もあったヤン・オブラクが残留して守護神を務める。ディフェンスラインは右にマルコス・ジョレンテ、左にグリマルドが入り、中央にはハンツコとプビル、そして5-3-2のシステムを採用する場合にはル・ノルマンが3人目のセンターバックとして並ぶ。ただし、さらなるCBの補強も計画されている。

中盤はヒュルマンドとパブロ・バリオスのダブルボランチが軸となり、システムによってはアレックス・バエナが加わる。前線には新たに加わるイ・ガンインをはじめ、ジュリアーノ・シメオネ、アデモラ・ルックマンがサイドや2列目で起用される。

一方で、マテウ・アレマニーSDの今夏の純投資額は約6000万ユーロと見積もられている。グリマルドとイ・ガンインの獲得ですでにこの予算枠に達するため、ヒュルマンドなどの追加補強を行うには選手の売却で資金を捻出することが必須条件となる。(via ElDesmarque)

フリアン・アルバレスの去就とメイソン・グリーンウッドへの関心

現在チーム最大の懸案事項となっているのが、最前線を担うフリアン・アルバレスの去就である。ストライカー本人は退団を希望しておりバルセロナなども獲得の機会をうかがっているが、アトレティコ側は全力で引き留めたい意向を持っており、彼の状況は宙に浮いている。ワールドカップ終了後に本格的な動きがある。

もしアルバレスが退団することになった場合の代替候補として、マルセイユのメイソン・グリーンウッドの名前が挙がっている。マルセイユはDNCG(フランスの財務管理機関)の問題を避けるためにグリーンウッドの売却を急いでおり、移籍金を5000万ユーロに設定した。ローマやフェネルバフチェも獲得に動いているが、アトレティコもアルバレスの動向次第で争奪戦に加わる。(via ElDesmarque) (via MARCA)

クリスティアン・ロメロやダニ・セバージョスなどその他の移籍の噂

センターバックの補強候補として、トッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが浮上している。トッテナムは今夏にロメロの売却を計画しており、選手本人はスペインのラ・リーガでのプレーを強く望んでいる。バルセロナとともにアトレティコも移籍先として名前が挙がっているが、現在のところ両クラブとも遠くから状況を見守っている段階で、具体的な動きには至っていない。

また、レアル・マドリードを退団してフリーエージェントとなっているダニ・セバージョスについても、アトレティコが状況を打診した。セバージョスは古巣ベティスへの復帰を最優先しているが、ビジャレアルやユベントス、アヤックスなどからの関心も集めている。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

OBフィリペ・ルイスがASモナコの新監督に就任

アトレティコ・マドリードのレジェンドであり、ディエゴ・シメオネ監督の下で333試合に出場し、2014年のラ・リーガ優勝や2012年と2018年のヨーロッパリーグ制覇に貢献した元ブラジル代表DFフィリペ・ルイスが、ASモナコの新監督に就任した。契約期間は2028年6月までの2年間である。フラメンゴでの監督時代に国内リーグやコパ・リベルタドーレスなど数々のタイトルを獲得した実績が評価され、ヨーロッパでの指導者としての第一歩を踏み出した。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

ジョアン・フェリックスがポルトガル代表で先発出場

アトレティコ・マドリードからバルセロナに期限付き移籍していたジョアン・フェリックスは、開催中のワールドカップ・ラウンド16のスペイン戦で、ポルトガル代表の先発メンバーとして出場した。ロベルト・マルティネス監督は前戦で活躍したラファエル・レオンをベンチに置き、サプライズでフェリックスを起用した。試合では自陣深くまで戻って献身的に守備をする場面や、ヘディングシュートでスペインのゴールを脅かし相手GKウナイ・シモンに好セーブを強いる場面もあったが、チームは0-1で敗れて大会から姿を消した。(via SPORT) (via MARCA)

【本日の総括】

イ・ガンインの獲得合意やヒュルマンドとの交渉大詰めなど、中盤から前線にかけての大型補強が着実に進んでいます。一方でフリアン・アルバレスの去就や選手の売却による資金捻出など、シメオネ監督の2026-2027シーズンに向けたスカッド構築はワールドカップ後にかけてさらに加速していくことになります。