モルテン・ヒュルマンド獲得交渉 スポルティングCPの会長が最初のオファー拒否を明言

アトレティコ・マドリードは夏の移籍市場で、スポルティングCPに所属する27歳のデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンドの獲得に非常に積極的に動いています。ディエゴ・シメオネ監督は、パブロ・バリオスを補完し、コケを休ませることができる5番のポジションの選手を求めており、ヒュルマンドが最優先ターゲットとなっています。クラブと選手の間ではすでに大筋合意に達しており、選手自身もアトレティコでプレーする決意を固めています。しかし、スポルティングCPのフレデリコ・ヴァランダス会長は、アトレティコからの約4000万ユーロの最初のオファーを拒否したことを公の場で明かしました。会長は『彼はスポルティングの選手だ。我々はオファーを受けたが、それを拒否した。我々が設定した価値には程遠いものだ。彼がどのような選手で、どのポジションでプレーしているか、彼と彼の代理人は適切な価値を認識している。要求額に達しなければ、彼はスポルティングの選手のままだ』と強気の姿勢を崩していません。スポルティングは選手の年齢、ポジション、そして2028年6月30日までの契約を考慮し、6000万ユーロから8000万ユーロの契約解除金を要求しています。ACミランというイタリアや欧州の強豪クラブも彼に関心を示しており、マテウ・アレマニーにとってこの交渉はまだ始まったばかりの難しい案件となりそうです。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)(via SPORT)

メイソン・グリーンウッドに関心 ファンからは過去の問題で猛反発の声

フリアン・アルバレスがFCバルセロナへの移籍を希望しているという宣言を受け、アトレティコ・マドリードは攻撃陣の代役探しを加速させています。ラポルタ会長の言葉にもある通り、アトレティコは代役を見つけるまではフリアンを手放すつもりはありません。そこでシメオネ監督が獲得を要請したとされるのが、オリンピック・マルセイユに所属する24歳のイングランド人FWメイソン・グリーンウッドです。シメオネ監督は彼を右ウイングとしてではなく、純粋なフィニッシャーとして評価しており、アントワーヌ・グリーズマンやニコ・ゴンザレス、そしてフリアン・アルバレスの穴を埋める存在と考えています。マテウ・アレマニーは5月中旬から、マルセイユと保有権の40パーセントを持つマンチェスター・ユナイテッドの両クラブと連絡を取り合い、オペレーションの構造について詳細を集めており、正式なオファーが間もなく届くとされています。マルセイユは移籍金を5000万ユーロに設定しており、フェネルバフチェやローマも獲得を狙っています。しかし、この獲得の動きに対してアトレティコのファンからは猛反発が起きています。過去の逮捕や暴行疑惑の事件が背景にあり、SNS上ではファンから『退会する』『彼がこのユニフォームを着るのを見たくない』『クラブが越えてはならない一線がある』といった厳しい意見が飛び交っており、スポーツの成績とは切り離された倫理的な問題として激しい論争を巻き起こしています。(via ElDesmarque)(via SPORT)

ニコロ・トレソルディ獲得へコンタクト フリアン・アルバレスの後釜候補として浮上

グリーンウッドと並行して、アトレティコはジュピラー・プロ・リーグでプレーする21歳のドイツ人ストライカー、ニコロ・トレソルディの獲得にも動いています。186センチの長身で、今季40試合で19ゴール7アシストを記録した非常に将来性のある若手です。クラブは数ヶ月前から彼を追跡しており、獲得に向けて選手の環境と最初のコンタクトを確立したとされています。移籍金は約3000万ユーロ、あるいはそれ以上と見込まれています。アトレティコは、スペースへの抜け出しや突破力のあるグリーンウッドと、ペナルティエリア内での基準点となれるポゼッションタイプのトレソルディという、異なるプロフィールの2人を合計8000万ユーロ以上かけて獲得することで、攻撃陣の再構築を図る計画です。(via ElDesmarque)

アンヘル・コレアのリーベル移籍 アトレティコに15パーセントの移籍金が入る可能性

メキシコのティグレスでプレーしているアンヘル・コレアに対して、母国アルゼンチンのリーベル・プレートが強い関心を示しています。アトレティコ・マドリードは彼の保有権の15パーセントを現在も保持しているため、この取引の行方に大きく注目しています。リーベル・プレートからの1350万ドルの最初のオファーはティグレスに不十分として拒否され、1800万ドルの契約解除金を要求されましたが、リーベル側は1500万ドルの最終オファーを準備しているとのことです。もしこの1500万ドルで移籍が成立すれば、アトレティコにはその15パーセントにあたる金額が転がり込むことになります。コレア自身は1ヶ月前にマドリードにパデルコートをオープンした際、代理人とともにアトレティコのフロントと面会し、リーベルのオファーを検討するよう頼んでいました。本人はリーベルでのプレーとアルゼンチンサッカーへの復帰を望んでおり、クラブ間の合意と税金負担の調整が待たれる状況です。(via ElDesmarque)

トマ・レマルの退団交渉 サウールと同じ方式での契約解除を模索

ジローナへのレンタル移籍を終えたトマ・レマルが、7月1日付けでアトレティコに復帰しました。昨季は怪我に苦しみ、28試合の出場で3ゴール2アシストに留まり、ジローナの降格という苦い結末を迎えました。シメオネ監督は彼の特別なクオリティを評価していましたが、安定感の欠如からすでに構想外となっており、クラブは彼の完全移籍での退団を探っています。レマルは7月13日にチームに合流する予定ですが、クラブは彼との契約を解消するための方法として、1年前にサウール・ニゲスを退団させた際の手法、いわゆるサウール方式を用いることを考えています。これは、給与の一部を支払うことで契約を解除するというものです。2022年に補強選手登録のために行われた契約延長を清算することが狙いです。レマルの移籍先としてはフランスが最も有力で、RCランスなどが彼の動向を追っています。30歳となった今でも、怪我さえなければ、サウジアラビアやアメリカなどのエキゾチックなリーグを除けば、フランスでキャリアを続けるのが現実的な選択肢と見られています。(via MARCA)

クレマン・ラングレが退団 マテウ・アレマニーが契約解除を成功させる

戦力外となっていた選手の整理が着実に進んでおり、マテウ・アレマニーはクレマン・ラングレの残り2年間の契約解除をすでに成功させています。これにより、クラブは構想外の選手の不要な人件費を削減することに成功しており、この実績と手法がレマルの退団交渉にも活かされることになります。(via MARCA)

ハノ・モンセラーテがアヤックスへ完全移籍 シメオネも称賛した逸材がオランダへ

アトレティコ・マドリードのカンテラに所属する20歳のMF、ハノ・モンセラーテがアヤックスへ即時完全移籍することでクラブ間合意に達しました。スペインU-19代表として昨夏の欧州選手権で準優勝を経験した彼は、オランダのクラブと4年契約を結び、まずはU-23チームに合流する予定です。23-24シーズンにデポルティーボ・アラゴンから加入して以来、フェルナンド・トーレス率いるアトレティコ・マドレーニョで26試合に出場し、昨季はレバンテ戦でカンテラ出身選手として初めてシメオネ監督の下でトップチーム公式戦デビューを果たしていました。シメオネ監督は当時、『ハノは我々やカンテラとともに非常によくやっている。彼のことをとても嬉しく思う』と彼を称賛していました。足元にボールを置くプレーを好み、ダビド・シルバなどを手本とするプレースタイルからミニ・ウーデゴールとも呼ばれる逸材は、アヤックスでスペイン人のカルロス・ガルシア監督、そして将来的にはミチェル・サンチェス監督の指導を受けることになります。(via MARCA)

アドリアン・コラルがFCカルタヘナへ移籍 Bチームの左サイドバックが新天地へ

アトレティコ・マドリードBに所属していた23歳の左サイドバック、アドリアン・コラルがFCカルタヘナへ移籍することが公式に発表されました。これはカルタヘナにとって今夏6人目の補強となります。2020年からアトレティコのカンテラで育ち、フベニールAからBチームまで昇格し、50試合以上に出場しました。その成長はトップチームのコーチ陣の目にも留まり、シメオネ監督の下で何度か招集メンバーに入った経験もある選手です。2023-2024シーズンはラシン・サンタンデールにレンタルされ、セグンダ・フェデラシオンのラヨ・カンタブリアでプレーしました。昨季はアトレティコ・マドレーニョで17試合に出場し、3ゴール2アシストを記録しました。フリオ・ディアスがトップチームに昇格した際にスタメン出場の機会を得ていましたが、新天地でさらなる出場機会を求めることになります。U-17スペイン代表経験もあり、公式戦150試合以上、9ゴール3アシストの記録を持っています。(via SPORT)

ワールドカップのスペイン代表のアトレティコ選手たち バエナがアシストで勝利に貢献、グリマルドも新加入

ワールドカップ・ラウンド32のスペイン対オーストリア戦(3-0でスペイン勝利)において、アトレティコ所属のアレックス・バエナが左ウイングとして先発出場し、素晴らしいパフォーマンスを見せました。前半終了間際には約30メートルの距離から見事な直接フリーキックを放ちましたが、惜しくもクロスバーを直撃しました。しかし後半には、左サイドの攻撃からの完璧なクロスでペナルティスポット付近のペドロ・ポロの追加点をアシストし、3-0の快勝に大きく貢献しました。パス成功率88パーセント、5回のチャンス創出、プレースキックの担当と、試合を通じて非常に信頼性の高いプレーを見せました。後半71分にフェラン・トーレスと交代してピッチを退いています。一方で、マルコス・ジョレンテはこの試合では出場機会がありませんでした。また、レバークーゼンからアトレティコに新加入したばかりのアレハンドロ・グリマルドもベンチ入りしていましたが、出番はありませんでした。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

シメオネ監督が熱望するモルテン・ヒュルマンドの獲得は、スポルティングCP会長の強気な姿勢により難航する模様です。フリアン・アルバレスの後釜としてメイソン・グリーンウッドやニコロ・トレソルディの獲得に動いているものの、グリーンウッドについてはファンからの反発が大きな課題となっています。一方で、レマルやラングレなど戦力外選手の整理や、アンヘル・コレアの移籍による副収入の可能性、カンテラの若手の移籍など、財政面での調整やスカッドの刷新も着々と進められています。バエナのワールドカップでの活躍という明るい話題もありました。