フロレンティーノ・ペレス会長「再任100日」の苦境と1億4000万ユーロ補強の迷走
エンリケ・リケルメとの選出戦を30ポイント差で制し、通算再選から100日を迎えたフロレンティーノ・ペレス会長ですが、ピッチ上では大きな課題に直面しています。ジョゼ・モウリーニョ監督の招聘をはじめとする積極補強を試みたものの、チームは過去7年間で最悪のラ・リーガ開幕スタートを切る苦しい情勢です。
特にアトレティコ・マドリードとのダービーマッチでの敗戦は、クラブが抱える構造的な問題を浮き彫りにしました。かつて1億5000万ユーロのオファーを拒否されたフリアン・アルバレス獲得失敗の代替策として、固定費と変数を合わせてクラブ史上最高額となる1億4000万ユーロで獲得したヤン・ディオマンデですが、ダービーではベンチスタートとなり、今や2032年まで契約延長したヴィニシウス・ジュニオールの控えにとどまっています。ロドリの獲得失敗やバイエルン・ミュンヘンによるミカエル・オリセの移籍ブロックも影響し、チームの劇的な刷新には至っていません。
13年ぶりに復帰したモウリーニョ監督は、過去のジダンやアンチェロッティ以上の全権を与えられているものの、かつての勢いを取り戻すのに苦戦しています。ホームのサンティアゴ・ベルナベウでは無敗を維持しているものの、サポーターの要求水準は高く、キリアン・エムバペやヴィニシウス・ジュニオールに対してスタンドから厳しい不満の口笛や叱責が飛ぶ異例の事態となっています。(via SPORT)