UDアルメリア

アトレティコ・マドリードの若手FWカルロス・マルティンの期限付き移籍を画策したアルメリア。移籍最終日の18:00にはすべての契約に合意していました。しかし、最終日に複数交渉で大パニックに陥っていたアトレティコ側が、合意から6時間近くも書類送付を放置。最終的に書類がラ・リーガに届いたのは23:59を過ぎており、選手登録が却下されるという最悪の破談を経験しました。

この事態にアルメリア経営陣は『信じがたい失態』として、アトレティコに対して激しい怒りを露わにしています。ラ・リーガに異議を唱えるも、決定が覆る見込みは事実上皆無。

その後の最新展開として、カルロス・マルティンは、市場がまだ開いているクロアチアのハイドゥク・スプリトへ急転直下、買取オプションなしのレンタル移籍をすることが本日正式決定。選手本人は1年の浪費を避けるために直ちにクロアチアへ旅立ちました。1部復帰の強力なピースとしてカルロス・マルティンを据えていたアルメリアにとって、最終日の大失態による彼への補強失敗は極めて手痛いダメージ。手薄になった前線の穴を、現有戦力(エースのアリバスら)でどう埋めるかが、今後の昇格レースを大きく左右します。 (via SPORT)

【本日の総括】

本日のセグンダ(LALIGA Hypermotion)は、移籍市場閉鎖後ならではの驚くべきドラマと裏事情が次々と明るみに出る一日となりました。

レーシング・サンタンデールが獲得したパブロ・ガルシアを巡るベティスとの泥沼の主張対立や、アーセナル移籍の破談など、裏での壮絶なマネーゲームと人間ドラマがピッチ外を賑わせています。一方で、アルメリアはカルロス・マルティンの登録遅延を巡ってアトレティコへの怒りを沸騰させ、新星ヴラド・シルバの登録問題を抱えるセルタ・フォルトゥナもFIFAの裁定を待つ緊張の過渡期にあります。

サバデルのコパ・カタルーニャ制覇やヒホンの無失点好発進、ブルゴスのアレハンドロ・ポソへの執念など、上位陣は着々と1部昇格を狙える強固なチーム基盤を証明しつつあります。一方で、2年前の昇格メンバーをほぼ一掃し完全刷新へ踏み切ったコルドバのように、急激な血の入れ替えを選択したクラブもあり、今季のセグンダはかつてないほどの激しい競争と混沌とした勢力図が形成されています。