セルタ・フォルトゥナ
次節に控えるセウタへの過酷な遠征に向けて、チームの戦力構成が大きく揺らいでいる。前節はホームのバライードスでカステリョンに1-2と敗れ、開幕からの好スタート(カディスと引き分け、アンドラに4-2で勝利)がストップ。この状況からいち早く立て直したいところだが、新たな問題に直面している。
トップチームを率いるクラウディオ・ヒラルデス監督が、月曜日のゲタフェ戦に備えて、フォルトゥナの主力であるウーゴ・ブルシオとアンドレス・アンタニョンの2人を急遽トップチームへと招集。アンタニョンはすでにアノエタでのレアル・ソシエダ戦で先発出場して62分間プレーしており、これら重要な若きキープレイヤー2人がセウタ遠征の帯同メンバーから外れることになった。さらに、最終練習で膝に違和感を訴えたジャン・オリベラスが欠場を余儀なくされ、大注目の才能ステファン・バイチェティッチもまだ公式戦を戦えるコンディションに達していないと判断され、今回の遠征メンバーからは除外された。
一方で好材料もある。移籍市場の最終日にスペインサッカー連盟(RFEF)がようやく登録手続きを完了したポルトガル人ミッドフィールダー、ブラド・シルバがセウタ戦で公式戦デビューを果たせる状態になった。また、主力の相次ぐ離脱に伴いマテオ・ソブラルが招集リスト入りし、こちらも出場の機会を窺っている。フレディ・アルバレス監督は、難地セウタでの戦いを前に『ピッチ外で起きている苦境が相手チームにスポーツ面で影響を与えているのは確かで、選手たちにとって非常に困難な状況であることは間違いない。しかし、逆境の中だからこそ、チームは一致団結してさらに強い結束を示すことができる。厳しい戦いになるだろう』と、相手の不気味な底力を警戒している。 (via Estadio Deportivo)
ADセウタFC
ここまで開幕3連敗を喫し、10失点という守備崩壊で最下位に沈んでいる。チームの再起に向けた道のりは、ピッチ外の深刻な問題によって険しいものとなっている。
7月31日の移民流入危機に伴うセウタ市内の緊迫した治安・社会情勢が、今夏の補強計画に大打撃を与えた。獲得合意に達していた15名もの新選手たちが、この情勢不安を理由に直前でセウタへの移籍を拒否。その結果、急遽リストの第一希望ではない代わりの選手たちでロースターを補わざるを得ず、選手登録やチームへの合流は市場の最終週までずれ込むことになった。
ルイス・ガルシア監督の下、ホームであるエスタディオ・アルフォンソ・ムルーベのサポーターの前で何としても意地を見せ、勝ち点をもぎ取って降格の影を払いたいところ。相手のフォルトゥナ側も、セウタが持つ多彩な攻撃パターンやダイレクトプレーの質の高さを依然として非常に高く評価しており、この逆境の中での激突が注目される。 (via Estadio Deportivo)