サッスオーロ戦1-4大勝と4分間でハットトリックを達成した超新星ウーゴ・ゴンサレスの大暴れ

セルタ・デ・ヴィゴはイタリア遠征中のプレシーズンマッチ第4戦で、セリエAの実力派サッスオーロと対戦し、1-4で見事な快勝を収めました。試合はセルタが主導権を握り、前半21分に今季限りでの現役引退を表明している39歳の大ベテラン、イアゴ・アスパスが、ウィリオット・スウェドベリの見事なラストパスから代名詞とも言える正確な左足のシュートをゴールネットに突き刺して先制しました。前半はセルタの独壇場であり、スウェドベリとフェラン・ジュグラが流動的にポジションチェンジを繰り返して相手ディフェンス陣を翻弄し、追加点のチャンスを何度も創出しました。前半終了間際にはアスパスの天才的なアシストからスウェドベリがゴールに迫ったものの、相手ディフェンダーに阻まれ0-1で折り返しました。

後半に入ると、サッスオーロが交代選手を送り込んで活性化し、後半57分にアスパスのパスミスを突かれてバコラに同点ゴールを許してしまいました。しかし後半76分、サッスオーロのアタッカー、アルマン・ロリアンテが、セルタのヨエル・ラゴから受けた激しいタックルに激昂して過度な暴力を働き、一発退場処分となったことで潮目が完全に変わりました。

ここから主役に躍り出たのが、カンテラ出身の23歳のウインガー、ウーゴ・ゴンサレスです。ウーゴ・ゴンサレスは後半83分、85分、87分という、わずか4分間の間に電光石火のハットトリックを達成。1点目はエリア内での強烈な反転シュート、2点目はエリア外のペナルティエリア手前からの弾丸ミドル、3点目はキーパーをかわして無人のゴールへ流し込む冷徹なフィニッシュで、スタジアムに衝撃を与えました。

これにより彼は今夏のプレシーズンで計6ゴールを記録し、プレシーズン得点王としての絶対的な実力を証明しました。現在23歳の彼は年齢的な規定により、Bチームのセルタ・フォルトゥナとトップチームを行き来する二種登録の資格を持っておらず、トップチームへの完全昇格かそれ以外かの岐路に立たされています。クラウディオ・ヒラルデス監督にとって、この才能溢れるウインガーをトップチームのどの背番号に収めるかという問題は嬉しい悩み(熱いジャガイモ)となっており、彼の主戦場がトップチームであることは誰の目にも明らかです。

サッスオーロ戦のスタメンは、 Radu、Javi Rodríguez、Yoel Lago、Marcos Alonso、Javi Rueda、Miguel Román、Febas、Carreira、Iago Aspas、Jutglà、Swedberg であり、途中から、Hugo González、Starfelt、Burcio、Antañón、Hugo Álvarez、Álvaro Núñez、Anxo が出場しました。プレシーズン最後のテストマッチは、8月8日にイタリアでナポリと対戦します。(via Estadio Deportivo / SPORT / MARCA)

度重なる練習遅刻によるイライクス・モリバへの厳罰:イタリア遠征メンバーからの電撃除外と個別トレーニングの強制

セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督は、チームの規律を守るために極めて厳しい鉄槌を下しました。新シーズンの中盤の核として大きな期待を集めて加入したギニア代表MFイライクス・モリバが、プレシーズン中に度重なる練習遅刻を犯したとして、規律違反により今回の重要なイタリア遠征メンバーから急遽除外される罰則を受けました。

モリバは開幕戦に向けてトップチームの戦術に慣れるための貴重なアピールの機会を失う形となり、指揮官からの信頼を大きく損ねて立ち位置が非常に厳しくなっています。遠征から取り残されたモリバはヴィゴに居残り、同じく戦力外として移籍先を探しているカルレス・ペレスやカルロス・ドミンゲスらとともに、クラブの練習場であるAfoutezaで個別のハードなトレーニングを強いられています。

指揮官は、どれほど優れたタレントであってもチームの規律を乱す行為は一切許さないという強い姿勢を示しており、この決断は他の選手たちへの明確な警告となりました。(via SPORT / Mundo Deportivo / ElDesmarque)

ウナイ・ヌニェスのエスパニョール期限付き移籍交渉とモンチSDが差し伸べた救いの手

セルタの構想外となっているディフェンダー、ウナイ・ヌニェス(29歳)のエスパニョールへの期限付き移籍交渉が最終段階に入っています。セルタは収支バランスを劇的に改善し、ラ・リーガの厳しいサラリーキャップを空けて新規選手を登録するため、ヌニェスの高額な給与を早急に手放す必要に迫られていました。

ここに救いの手を差し伸べたのが、今夏エスパニョールのスポーツディレクターに就任したモンチ氏です。エスパニョールは、ヌニェスの高額な年俸の55パーセントを負担し、さらに1シーズンのレンタル料として25万ユーロ(セルタがバイヤー・レバークーゼンからファエを獲得する際の手数料と同等の額)を支払うという、セルタにとって非常に魅力的な条件を提示して交渉を前進させました。

契約には将来的な300万ユーロの買い取りオプションが含まれており、エスパニョールが新シーズンにヨーロッパカップ戦の出場権を獲得した場合には、この買い取りが自動的に義務化される条項で合意に近づいています。

これまでセルタはヌニェスを残留させることも一度は考えましたが、プレシーズンマッチで一度も起用されておらず、イタリア遠征メンバーからも完全に外れているため、この放出は不可避でした。この交渉の妥結により、マルコ・ガルセスSDは大きな財政的猶予を得て、新たな補強へと動くことが可能となります。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

守護神獲得と若き才能の補強:トルコ代表GKアルタイ・バインディルの獲得合意とバルサB主将アレキシス・オルメドらの加入

セルタは長年の課題であったゴールキーパーの補強について、マンチェスター・ユナイテッドからトルコ代表GKアルタイ・バインディルを1年間の期限付き移籍で獲得することで合意しました。契約には将来的な400万ユーロでの買い取りオプションが付帯しており、今季の彼の給与はセルタが全額を負担します。バインディルは近いうちにイタリアの遠征合宿地でチームに合流する予定であり、昨季の守護神イオヌツ・ラドゥと正GKの座を激しく争うことになります。

さらに、セルタはバルセロナB(バルサ・アトレティク)から、Bチームでキャプテンを務めるなど高い評価を得ていた20歳の若き万能DFアレキシス・オルメドを完全移籍で獲得しました。オルメドは13年間をバルセロナのアカデミーで過ごし、昨季は負傷に苦しみながらも後半戦に主軸として活躍し、ハンジ・フリック監督からも高く評価されていた逸材です。彼はセンターバックの左右だけでなく右サイドバックも高水準でこなすため、セルタにとって貴重なディフェンスラインの選択肢となります。

さらに攻撃陣の補強として、ボカ・ジュニオルスの若きアルゼンチン代表FWエセキエル・セバジョス(24歳)の獲得に向けても、2031年までの長期契約の提示で合意に近づいているほか、ジェノアからパラグアイ代表MFウーゴ・クエンカを買い取りオプション付きのローンで獲得することも正式に発表されました。(via SPORT / ElDesmarque)

余剰戦力カルレス・ペレスの売却交渉とクラブの財政健全化に向けた Marian Mouriño 会長の方針

セルタの Marian Mouriño 会長はかねてより、クラブの健全な財政運営と新戦力獲得のためのスペースを確保するためには、不要な余剰戦力の売却が絶対に欠かせない方針であることを強調してきました。

この方針に基づき、高額な給与を受け取りながらも戦力外となっているアタッカー、カルレス・ペレスの放出交渉が急ピッチで進められています。現在、カルレス・ペレスに対してはブラジル、メキシコ、そしてギリシャの複数のクラブから具体的な関心が寄せられており、マルコ・ガルセスSDはこれらのオファーを精査し、今夏の完全移籍による売却を目指して交渉を加速させています。

また、新加入のDFアブドゥライ・フェイ(Faye)については、現在事務的な書類手続きの関係でチームのトレーニングに完全合流することができない状態にあるものの、チームの結束を高めるために今回のイタリア遠征には特別に同行しています。

セルタのラ・リーガ開幕戦は、8月16日21時30分にホームのバライードスでCAオサスナを迎え撃つ予定であり、その後の第2節は8月22日19時30分にアウェイのメスタージャでバレンシアCFと、第3節は8月30日21時30分にアスレティック・ビルバオと対戦するタフなスケジュールが組まれています。(via ElDesmarque / SPORT)

【本日の総括】

セルタはプレシーズン第4戦でサッスオーロを1-4で圧倒し、ウーゴ・ゴンサレスがわずか4分間でハットトリックを記録してその怪物ぶりをアピールしました。一方でイライクス・モリバの規律違反による遠征除外という不穏な話題もありましたが、ピッチ外ではウナイ・ヌニェスのエスパニョール移籍が秒読み段階に入り、懸案のサラリーキャップ問題に大きな光明が見えています。トルコ代表GKバインディルの補強合意に加え、カンテラ育ちのオルメド獲得など着実な戦力整備が進むセルタは、8月16日のオサスナとの開幕戦に向けて確実に視界をクリアにしています。