アレクサンダー・セルロート(アトレティコ・マドリード) ユヴェントスと条件合意し1月移籍へ前進

アトレティコ・マドリードに所属するノルウェー代表フォワード、アレクサンダー・セルロートが、ユヴェントスとの間で個人条件に合意し、今冬1月の移籍に向けたクラブ間交渉中の段階にある。シメオネ監督の構想から外れた大型ストライカーの退団交渉は、アトレティコが狙う別の大型補強を動かす引き金として大きな注目を集めている。

今シーズン、同選手はシメオネ監督の下で公式戦3試合わずか43分間の出場にとどまっており、ポジション争いで完全に埋没している。一方、セリエAで8位と低迷するユヴェントスは攻撃陣のてこ入れを急いでおり、ルチアーノ・スパレッティ監督がターゲットの最優先に指名した。当初交渉していたフォラリン・バログンの獲得が難航したため、夏に続いて関心が再燃した格好だ。

すでに選手側とは年俸などの条件面で合意に達しているものの、クラブ間の移籍金交渉では折り合いがついていない。アトレティコが3500万ユーロでの売却を希望しているのに対し、ユヴェントス側は3000万ユーロ以下での妥結を模索している。また、アトレティコに期限付き移籍中で好調を維持しているフォワード、ジョナサン・デイヴィッドの保有権がユヴェントスにあるため、譲渡を含めた複雑な交渉が展開されている。

マテウ・アレマニーディレクターにとって、セルロートの売却で得られる3000万ユーロは単なる人員整理以上の意味を持つ。アトレティコはこの資金を、かねてより冬の最優先目標として掲げているリヴァプールのミッドフィルダー、アレクシス・マック・アリスターの獲得資金に充てる計画を立てている。

つまり、この交渉が意味するのは、出番を失ったストライカーの放出を通じて、アトレティコが中盤の超目玉補強を成功させるための資金調達プロセスである。今後の注目点は、両クラブが3000万ユーロ前後の金額で妥協点を見出し、今冬の市場が開く1月上旬に正式合意へ至るかだ。(via ElDesmarque)