ダニ・セバージョスがレアル・マドリードを退団、ベティス復帰が決定的に
ダニ・セバージョスがレアル・マドリードとの契約(2027年まで)を双方合意で解除し、フリーエージェントとなりました。彼自身が残りの高額な給与を放棄する形で退団を実現させており、移籍金ゼロでの獲得が必須条件だったベティスにとって最大の障壁がクリアされました。
ベティスは、イスコと同じ年俸300万ユーロを上限とする4年間の長期契約を提示する見込みです。セバージョスはアヤックスからの600万ユーロのオファーやマルセイユからのオファーを拒否しており、ベティスへの復帰を最優先しています。マヌエル・ペジェグリーニ監督、スポーツ部門、役員会の全員が彼の復帰を支持しており、近日中に金銭面の最終調整が行われます。
セバージョスは自身のSNSで長文の手紙を公開し、『9年を経て、私の人生で最も重要な段階の一つを閉じる時が来ました。簡単な決断ではありませんでした。新しい挑戦に同じ情熱で立ち向かう時が来たのだと感じました。世界最大のエンブレムを着る機会を与えてくれたレアル・マドリードに感謝します』と別れを告げました。
この投稿に対し、クルトワ、アラバ、フラン・ガルシア、ホセル、リュディガー、ベリンガム、エムバペ、カルバハルら多くの同僚が幸運を祈るメッセージを送りました。また、セルヒオ・ラモスはSNSでセバージョスと抱き合う写真を投稿し、『すべてが上手くいくことを祈っているよ、兄弟。いつでも僕のチームにいる。またすぐに会おう』とメッセージを送っています。ベティスのカンテラ選手であるモランテも絵文字で歓迎の挨拶を送りました。
かつてベティスでプレーし、現在はレクレアティーボの監督を務めるアルスも彼の復帰について、『ダニについての唯一の疑問は、長い間試合に出ていないことだ。しかし彼がベティスに来るなら、彼が復活し、再び選手として感じるための完璧な環境になる。彼が来るならファンは彼をサポートすべきだ。プロとしてより質の高いプロジェクトを選ぶのは正当なことだ』と語り、ファンに支持を呼びかけています。(via Estadio Deportivo / SPORT / ElDesmarque)
セルジ・アルティミラのスポルティングCP移籍が完全合意、クラブに巨額の利益
ベティスとスポルティングCPが、セルジ・アルティミラの移籍で最終合意に達しました。移籍金は固定1850万ユーロに、達成が容易なボーナス200万ユーロが追加された総額2050万ユーロとなります。
選手は今週末にリスボンへ渡りメディカルチェックを受け、月曜日に2031年までの5年契約(契約解除金8000万ユーロ)にサインする予定です。アルティミラにはRBライプツィヒも興味を示しており、一時はドイツ行きを好んでいましたが、最終的にスポルティングCPが強い関心を示して金額を引き上げたことでポルトガル行きが決定しました。
ベティスは将来の移籍金の一部(12.5%など)を保持することも検討しましたが、最終的にそれは含まれず、代わりに固定額が0.5万ユーロ引き上げられました。また、選手自身も移籍金の15%を受け取る権利を持っています。
3年前にヘタフェから契約解除金200万ユーロで獲得した選手であり、わずかな期間で約14倍の価値となってクラブに大きな利益をもたらしました。育成補償金としてFCバルセロナに約40万ユーロ、サバデルに残り(合計約100万ユーロ)が支払われます。この売却は、6月30日の決算締め切り前に利益を計上するというクラブの急務を解決する極めて重要な取引となりました。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
ストライカー補強の動き:ドフビクへのオファーとヴェグホルストへの関心
来季のチャンピオンズリーグに向け、マヌ・ファハルドSDはストライカーの補強に全力を注いでいます。チミー・アビラとバカンブが退団し、現在トップチームの純粋なストライカーはクチョ・エルナンデスのみとなっており、クラブはFW補強に1500万ユーロの予算を確保しています。
メインターゲットの一人であるアルテム・ドフビクについて、ベティスは1500万ユーロの買い取りオプション付きレンタル移籍のオファーをローマに提示しましたが、完全移籍での売却を望むローマに拒否されました。現在イビサ島で休暇中のドフビクは、アヤックスや中東、トルコなどへの移籍には難色を示しており、スペイン復帰に前向きとされています。ただし、350万ユーロという彼の年俸を下げる必要があります。
また、アヤックスとの契約を満了してフリーエージェントとなるオランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(33歳、197cm)にもベティスは関心を示しています。彼は今季34試合で9ゴール4アシストを記録しており、セルタ、トゥウェンテ、ベンフィカも獲得を狙っています。その他のFW候補としては、ケビン・デンキー(FCシンシナティ)、フランクリノ・ジュ(ミッティラン)、バンバ・ディエン(ロリアン)らがリストアップされています。(via Estadio Deportivo)
中盤の再構築:アムラバトの共同保有案とラスキンへの熱視線
アルティミラの売却と、バスコ・ダ・ガマの法的な問題によるネルソン・デオッサ獲得の停滞を受け、ベティスは中盤の再構築を急ピッチで進めています。
フェネルバフチェに所属するソフィアン・アムラバトについては、ベティスは再レンタルを希望していますが、フェネルバフチェはフィオレンティーナに支払った1200万ユーロの回収を目指しています。ベティスは移籍金700万ユーロのオファーや、将来の中東への売却を見据えた共同保有の形を提案しています。しかし、チャンピオンズリーグ予選に出場するオリンピアコスや、ベシクタシュも争奪戦に加わっており、選手の500万ユーロという高額な年俸もネックとなっています。現在ワールドカップに参加中のアムラバトはハイチ戦で負傷し軽い足を引きずる姿が目撃されており、移籍の決断は大会終了後に行われる予定です。
一方、グラスゴー・レンジャーズに所属するベルギー代表MFニコラス・ラスキンも補強リストの上位に挙がっています。今季4204分プレーし、7ゴール9アシストを記録した彼は、守備的な役割だけでなく推進力や得点力も兼ね備えた「8番」としての働きが高く評価されています。ダニ・セバージョスとは異なるプロフィールのため、両取りも可能と考えられており、ペジェグリーニ監督も彼を気に入っています。エバートンやハル・シティも関心を示していますが、ベティスはスコットランドで報じられている移籍金よりも安く獲得できると自信を持っています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
ナビル・フェキルがアル・ジャジーラを退団、ベティス加入時の秘話も
元ベティスのナビル・フェキルが、UAEのアル・ジャジーラとの契約を終えてフリーエージェントになりました。アル・ジャジーラは公式SNSで『あなたの章は終わったが、思い出は残る。次の旅での成功を祈っている』と感謝のメッセージを送りました。
フェキルはベティスで5シーズンプレーし、165試合に出場して29ゴール29アシストを記録、2022年の国王杯優勝にも大きく貢献しました。代理人のジョアン・アルネラは、彼がベティスに加入した当時の裏話を明かし、『オリンピック・リヨンからの移籍で、リバプールからの天文学的なオファーもあったが、全ての関係者が完全に沈黙を貫いたことがベティス加入の鍵だった』と語っています。
ベティスは彼を1975万ユーロ+ボーナス1000万ユーロで獲得し、2024年に500万ユーロで売却。これにより高額な給与1400万ユーロを節約しました。ちなみに、彼の弟であるヤシン・フェキルも同時に所属クラブとの契約を満了しています。ヤシンはベティス・デポルティーボで72試合に出場したもののトップチームデビューは果たせず、最近はフランス3部のGOAL FCでプレーしていました。(via Estadio Deportivo / SPORT)
【本日の総括】
ダニ・セバージョスがマドリーとの契約を解除し、悲願のベティス復帰が目前に迫っています。また、アルティミラの売却でクラブは巨額の利益を確保し、決算の課題をクリア。これを受けて、ドフビクやヴェグホルストといった実力派ストライカーの獲得や、アムラバト、ラスキンら中盤の再編に向けた動きがさらに加速しています。