グアルディオラ時代のバルサを想起させる芸術的ゴール

今夏のプレシーズン、ヘタフェが披露した見事なゴールシーンが大きな反響を呼んでいます。それはホセ・ボルダラス監督が率いるチームに対してこれまで世間が抱いていた、堅守速攻や激しいフィジカルバトルといった典型的なプレースタイルのイメージを根底から覆す、まさに芸術的な崩しでした。この週末に行われた強豪トッテナムとの一戦で、チームは自陣の深い位置からショートパスを丁寧につないでビルドアップを開始。細かなパスワークで相手のマークを剥がすと、テンポの良い中央でのワンツーや緻密なコンビネーションで相手ディフェンスラインを中央から完全に切り崩し、最後は華麗なダイレクトシュートでゴールネットを揺らしました。アリカンテ出身のボルダラス監督は、戦術的な偏見やレッテルに捉われることなく、いかなる相手をも驚かせる多彩な戦術やアイデアを持ち合わせていることをピッチ上で証明して見せました。(via MARCA)

トッテナムとのプレシーズン最終戦は1対1のドロー

プレシーズンの最終テストとして、トッテナムの練習場を舞台に完全非公開の無観客親善試合が行われました。この試合は前後半35分ずつの計70分という変則的なルールで実施され、ヘタフェは56分にアルベルト・リスコが素晴らしいシュートを決めて先制に成功しました。しかしそのわずか4分後の60分、トッテナムのギャラガーに同点ゴールを許し、1対1の引き分けでタイムアップを迎えました。この結果により、今夏チームがこなしたプレシーズン親善試合の最終成績は2勝2分け2敗のタイとなり、五分の戦績で調整期間をすべて終了しました。(via Mundo Deportivo)

トッテナム新加入のファン・ヘッケがヘタフェの激しいラフプレーを批判

親善試合の終了後、対戦相手であるトッテナムの選手から、ヘタフェの度を越したプレースタイルに対する不満が噴出しました。今夏ブライトンからトッテナムへ新たに加入したオランダ人DFヤン・ポール・ファン・ヘッケは、練習試合でありながら容赦ない激しさを見せたヘタフェの態度を疑問視し、『試合の中で少しばかり熱い気持ちが入るのは理解できますが、昨日の彼らの振る舞いはさすがにやりすぎだと感じました。特に非公式の親善試合というデリケートな場面であそこまで危険なプレーをする必要は全くありません』と怒りをにじませました。さらに、前後半35分ずつの超短期戦であったこの試合について、『もしこれが公式の通常の試合だったなら、ヘタフェは確実に2枚から3枚のレッドカードを受けて退場者を出していたはずです。しかし、それが彼らのいつものやり方なのでしょう』と冷ややかな言葉を残しています。一方で、『事前に彼らがそのような手段に出てくることは全員が知っていましたが、フレンドリーマッチゆえに怪我を恐れて躊躇してしまうこともあります。それでも、我々も高い集中力を発揮し、一歩も引かずに足を出し合わなければ、彼らにペースを持っていかれて試合を失うことになっていたはずです』と振り返り、厳しいバトルを制するための覚悟が必要だったことを口にしました。(via Mundo Deportivo)

マジョルカのコロンビア代表DFヨハン・モヒカ獲得に向け交渉開始

今夏の守備陣強化に向け、マジョルカに所属する33歳のコロンビア代表左サイドバック、ヨハン・モヒカの獲得に向けて本格的な交渉に乗り出しました。昨シーズンに2部リーグへの降格を気にしたマジョルカは、モヒカに対して退団の門戸を開いており、ヘタフェはこれを逃さず接近しました。ヘタフェは移籍金として約50万ユーロの少額を提示しているほか、マジョルカとの契約があと1年残っているこの国際的ディフェンダーを確実に引き抜くために、自クラブの選手をトレード要員として取引に含めるオプションも用意して交渉を進めています。間もなく8月21日に34歳の誕生日を迎えるモヒカは、直近のワールドカップにもコロンビア代表として参加したばかりであり、依然としてトップレベルの実力を維持しています。もし今回の移籍が合意に至れば、過去にラージョ・バジェカーノ、ジローナ、ビジャレアルなどでプレーし、イタリアのアタランタでの半年間の期限付き移籍を挟んで、スペインのフットボール界において通算14シーズン目の夏を迎えることになります。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

トッテナムとのプレシーズン最終戦を1対1のドローで終え、今夏の親善試合を2勝2分け2敗で締めくくったヘタフェ。ボルダラス監督が魅せた華麗なパスワークによる芸術的ゴールや、ラフプレーに対する相手選手からの厳しい批判、さらにはベテラン左SBモヒカの獲得交渉開始など、開幕に向けて様々なトピックで話題を独占しています。