ナイフ・アゲルドの復帰合意とマルセイユとの詳細条件
左利きの新しいセンターバックとして、かつてアノエタでプレーしたナイフ・アゲルドの復帰が目前に迫っています。オリンピック・マルセイユに所属するモロッコ代表ディフェンダー、アゲルドの獲得交渉について、クラブの強化スタッフであるエリック・ブレトスやジョキン・アペリバイ会長が動向を追っていたことが報じられていましたが、具体的な合意条件が明らかになりました。
アゲルドは400万ユーロのレンタル料でレアル・ソシエダに加わり、契約には1100万ユーロでの買い取りオプションが付随する形で合意に達しつつあります。マルセイユは現在、極めて深刻な財政難に直面しており、アゲルドのような高価値な選手の売却を余余儀なくされていました。クラブにとっては、リーグ開幕を1週間後に控えるタイミングで経験豊富な実力者を的確に補強できることになります。
一方で、懸念材料となるのが彼の負傷歴です。過去にソシエダに在籍していた際も、怪我による欠場が多く発生していました。さらに、重要なビッグマッチにはピッチに立てるものの、重要度の低いゲームではコンディションの違和感を訴えて欠場することがあり、チームの同僚たちの間で疑問を投げかける議論が起きた過去もあります。ペレグリーノ・マタラッツォ監督率いる新たなコーチングスタッフは、このコンディション管理の課題に対処していく必要があります。(via ElDesmarque)
世界王者ミケル・オヤルサバルのチーム合流と熱い決意
スペイン代表としてワールドカップ優勝を果たし、栄光を掴み取ったキャプテンのミケル・オヤルサバルが、ついにスビエタのトレーニング場へと帰還しました。ワールドカップでの戦いと、それに続く5週間の休暇を終えたオヤルサバルは、他のチームメイトより合流が遅れたものの、月曜日からさっそく新シーズンに向けた本格的な調整を開始しました。
オヤルサバルは、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いる世界王者のチームで5ゴールを記録する輝かしい貢献を見せました。特に準決勝フランス戦のPKでのゴールは、世界一への道を切り拓く決定的な一撃となりました。
合流直前の週末には、サン・セバスティアン市(ドノスティア)の伝統的な祭りである「Semana Grande(大きな週)」の開始にあたり、同じく世界王者となったスビメンディとともに市庁舎で盛大なお祝いを受けました。エイバル出身のオヤルサバルですが、15歳でこの街にやってきて以来、サン・セバスティアンを特別な場所として愛しています。ジョン・インサウスティ市長から『彼らはこの街の名前を世界の頂点にまで轟かせた。市民からの大歓声にふさわしい。彼らとともに祭りをスタートできるのは大きな誇りだ』と称賛を受けました。
オヤルサバル自身も、獲得したタイトルの重みを噛み締めながら、次のように現在の心境を明かしました。
『自分たちが成し遂げた偉大な成果や、それが意味することの大きさを、まだ完全には実感できていません。それでも、本当に言葉にできないほどの幸せを感じています。私はこのサン・セバスティアンの生まれではありませんが、ここは私の家そのものです。15歳の時に来た私を、誰もが温かく迎えてくれました。ここで生活のすべてを築いてきました。だからこそ、第二の故郷であるこの場所で、愛する人たちや、レアル・ソシエダの仲間たちとともに、この世界一の栄冠を祝いたいと思っています。月曜日からはトレーニングに復帰します。一刻も早くチームに合流し、ピッチの上でみんなの力になりたいという強い気持ちでいっぱいです』
リーグ開幕までわずか11日という過酷な日程のなか、偉大なるキャプテンがチームを力強く牽引します。(via SPORT)
19歳の超新星ゴルカ・カレラが語る大志と挑戦の誓い
昨シーズン、Bチームのサンセで15ゴールを挙げ、その実績を引っ提げてトップチームのプレシーズンに参加している19歳のアタッカー、ゴルカ・カレラが、新シーズンへの並々ならぬ熱意を語りました。カレラはプレシーズンの親善試合ですべてに出場時間を獲得しており、3戦目のテストマッチで待望の初ゴールを奪って存在感を示しています。
最近、クラブから短期間に2度も契約を更新されるという異例の評価を受けていることについて、カレラは笑顔を浮かべながら次のように答えました。
『また新しい更新の電話がかかってきたわけではありませんが、短期間に2度も契約を更新してもらえたことは本当に嬉しいです。それだけクラブが自分を信頼してくれている証拠ですから、今度は自分がピッチの上でゴールを決め、その期待に全力で応えたいと思っています』
3年前は地元の街のチームでテルセーラ(4部相当)のピッチに立っていた若者ですが、今やトップチームでデビューを果たし、街を歩けば子どもたちから記念写真をせがまれるほど周囲の環境は一変しました。それでも本人は『周囲の対応は大きく変わりましたが、自分のプレー自体は地元の町でボールを蹴っていた頃と何一つ変わっていません。ピッチに入れば、純粋にフットボールを楽しみ、ゴールを決めることだけを考えています』と、謙虚な姿勢を失っていません。
昨シーズンのベティス戦で、2対2の緊迫した場面で放った決定的なシュートが相手GKに防がれ、ヒーローになり損ねた悔しい経験についても振り返っています。
『あのシュートが決まっていれば特別な瞬間になったはずですが、そのことをいつまでも引きずってはいません。自分にはまた必ずチャンスが来ると信じていますし、その時に自分の最初の公式戦ゴールが生まれるはずです』
1部リーグと2部リーグ、どちらの開幕予定を意識しているかという質問に対しては、強いハングリー精神をのぞかせました。
『現時点ではどちらのスケジュールも頭にありません。考えているのはプレシーズンマッチで結果を残し、ゴールを量産することだけです。トップチームに残るか、それともサンセに下りるか、指揮官たちの決断を少しでも難しくさせるようなパフォーマンスをピッチで見せつけたいです。もしサンセに戻ることになったとしても、昨シーズンの15ゴールを超える、少なくとも16ゴール以上を挙げて、何としてもチームの2部残留に貢献したいと考えています』
ソシエダにおいて、カンテラ出身のフォワードが成功することの難しさについても、彼は冷静に受け止めています。
『アギレチェ氏から直接指導を受け、多くのことを学ぶ幸運に恵まれました。バウティスタやカリカブルといった偉大な先輩たちがゴールを重ねてきた歴史も知っています。しかし、選手としての道や運命は人それぞれです。自分はもっと幸運を掴み取り、この大好きなレアル・ソシエダでレギュラーとして活躍するという夢を必ず叶えてみせます』
さらに、ライバルであり憧れの存在でもあるチームメイトについても語りました。
『オスカールソンは本当に素晴らしいストライカーです。昨季終盤からこのプレシーズンにかけて、彼がどれだけ高い決定力を持っているかは誰もが目にしています。そして、オヤルサバルについては、これまで彼がこのクラブのために成し遂げてきたことを見れば、偉大すぎて言葉もありません。彼と一緒に練習できなかったことは残念ですが、早く合流してくれることを心待ちにしています。彼はこのチームで最も重要な選手です。彼の素晴らしいインテリジェンスが大好きですし、ピッチで見せるすべてのプレーが完璧で、クラブのために常にすべてを捧げています』
自身のプレースタイルの長所と短所については、『自分の最大の武器はエリア内での高い決定力です。さらに、前線からの守備にも積極的に関わっていける競争力を持っています。現在はエリアの外でもチームのために多くの役割を果たせるよう、課題の改善に日々取り組んでいます』と語り、さらなる成長を誓っています。(via MARCA)
【本日の総括】
フランス・マルセイユから実力派CBナイフ・アゲルドの買い取りオプション付きレンタルでの復帰が目前に迫るレアル・ソシエダ。世界王者となったキャプテンのオヤルサバルが熱い誓いとともに合流したほか、19歳の新星ゴルカ・カレラが前線で強烈な競争意識を示すなど、1週間後に迫るラ・リーガ開幕に向けてピッチの内外でチームのボルテージは最高潮に達しています。