CDテネリフェ

開幕から未勝利、さらには堅守のヒホンにホームで完封負けを喫し、サポーターのフラストレーションが最高潮に達しているテネリフェ。一刻も早い再建が望まれる中、かつてテネリフェで絶対的なディフェンスリーダーとしてファンに愛された元アルゼンチン代表DFルーカス・アベルダーニョ(Lucas Aveldaño、41歳)の衝撃的なインタビューが、島内を駆け巡っています。

アベルダーニョは来週、テネリフェ島のキャピタルで開催される「カナリア諸島初のHyrox(ハイロックス:ランニングと様々な筋力トレーニングを融合させた過酷な新興スポーツ)公式大会」に、アスリート兼認定コーチとして参加するため、2年ぶりに島へと帰還します。

2年前に惜しまれつつスパイクを脱いだ彼は、現在の自身の生活について、『多くのファンや友人から、あまりにもサッカー界から跡形もなく消え去ったことに驚かれる。実際、今の私の自宅にはテレビすら置いておらず、週末にサッカーの試合を観ることは一切ない。かつてサッカー界にいた時は、監督やフロントのライセンスも全て取得して指導者を目指したが、あの世界にいる限り、家族との大切な時間を確保することは絶対に不可能だと気づいた。今の私は、ハイロックスの極限のトレーニングと、マジョルカで主宰しているランニングクラブに人生のすべての情熱を注いでいる』と語り、サッカーというスポーツを完全に脳裏から消去し、新たな極限の肉体美を追求する充実した日々を明かしました。

それでも、今なお愛する古巣テネリフェについて問われると、『ピッチ内外で選手たちの絆が完璧で、日々の練習も100%のクオリティでこなしていても、なぜか週末の試合で結果だけがついてこない。サッカーには、どんな理論でも絶対に説明がつかない不思議で残酷な瞬間がある。今のテネリフェがまさにその時期にいる。それでも、今でも私を家族のように温かく迎えてくれる島のファンを愛しているし、彼らがすぐにこの苦境を抜け出すことを信じている』と、苦悶するチームへ向けて熱いエールを贈っています。(via SPORT)