ハイセム・ハッサンの移籍動向とW杯での大活躍
🇪🇬エジプト代表に選出されたハイセム・ハッサンは、グループリーグこそ出番がなかったものの、オーストラリア戦のPK戦勝利の際に約1時間プレーし、ベスト16のアルゼンチン戦ではサプライズで先発デビューを飾った。この試合で彼は圧倒的なパフォーマンスを披露した。序盤から持ち味を発揮してドリブルで突破を図る一方でPKを献上する場面もあったが、後半に入ると自陣の3/4の深さからドリブルを開始し、フリアン・アルバレスを置き去りにし、ニコラス・タグリアフィコに股抜きを見せて見事なトランジションを展開した。このプレーはリサンドロ・マルティネスへのファウルにより惜しくもゴール取り消しとなったが、世界中に衝撃を与えた。
さらに、アルゼンチンが前がかりになってスペースが生まれた状況で、ハッサンは最高のプレーを見せた。ペナルティエリアの角付近でボールを受けると、エンソ・フェルナンデスを置き去りにする鋭いテンポの変化を見せ、ジコのゴールを完璧にアシストした。73分にフィジカルの問題でピッチを退き、最終的にチームは逆転負けを喫したものの、彼の大活躍が色褪せることはない。
💸このセンセーショナルなプレーを受け、試合終了から数時間の間に複数のクラブからオビエドに問い合わせが殺到している。冬の移籍市場でもトルコから関心を集めていた24歳のウインガーだが、クラブのスポーツディレクターは彼を今季の重要な資産と位置づけており、安売りは絶対にしない方針を固めている。チームの2部降格に伴い、彼の契約解除金は1800万ユーロから1200万ユーロに減額されており、オビエドは条件を満たすオファーを待っている状態である。
また、2024年の完全移籍時に合意した条項により、キャピタルゲインの40パーセントは前所属のビジャレアルに支払われる。もし解除金満額での移籍が成立した場合、ビジャレアルには約500万ユーロが渡る。さらに、オビエドはハッサンがW杯ベスト16まで招集されていた全日数分のFIFAからの補償金を日割りで受け取ることになる。
ハッサン本人は数週間前の時点で自身の将来について以下のように語り、退団にオープンな姿勢を見せている。
『オビエドでとても幸せだけれど、サッカーはビジネスであり、自分の年齢や将来性を考えれば、自分はオビエドにとって重要な収入源になる可能性がある』
(via SPORT, Estadio Deportivo, ElDesmarque)