ラフィーニャがアストン・ヴィラ戦で歓喜を封印した理由…悲劇の急死に心を痛めた主将の裏側

アストン・ヴィラ戦で2ゴールを挙げMVPに選出されたラフィーニャでしたが、ゴール後のパフォーマンスは極めて控えめでした。いつも通りの弾ける笑顔や激しい歓喜は見られず、周囲のラミン・ヤマルやフェルミン・ロペスが心配して声をかける一幕もありました。

試合後のインタビューで、ラフィーニャは感情を抑えながら次のように語りました。『今日はサッカーについて話したくない。テネリフェのヘスス・デ・ミゲル選手の家族にたくさんのパワーを送りたい。安らかに眠ってほしい。今日のような日はサッカーを語る日ではない』。

テネリフェの30歳FWヘスス・デ・ミゲルは、アンドラ戦で強い頭部打撃を受けて聖カンテラリア大学病院の集中治療室に入院していましたが、火曜日に悲しくも息を引き取りました。同い年のプロ選手の急死を知ったラフィーニャは朝から強いショックを受けており、妻とも『自分や仲間の身にも起こり得ることだ』と話し、精神的に大きな影響を受けていました。

フリック監督も試合後に『テネリフェで起きた惨劇が彼に大きな影響を与えた。交代時に不機嫌だったわけではない。私たちはみんな人間だ』と主将の胸中を気遣いました。なお、この試合のピッチ外では、土砂降りの中で周囲が青いカッパを着る中、ジョアン・ラポルタ会長だけが黄色いレインコートを着用して観戦する姿や、ウォーミングアップ時にラミン・ヤマルとフェルミン・ロペスが仲良くシュート練習を行う姿なども目撃されています。(via SPORT)