ダビド・フェルナンデス新スポーツディレクターの就任と補強哲学

レアル・オビエドは、新たなスポーツディレクターとしてダビド・フェルナンデスを迎え入れたことを公式に発表した。ホセ・アントニオ・プリエト・カタなど他の候補者の名前も挙がっていた中での就任となり、クラブとは2年契約を結んでいる。バダロナ出身で現在39歳の彼は、1部リーグへの一刻も早い復帰という明確な目標を託されてチームのスポーツ部門を牽引することになる。

彼の経歴は非常に豊富であり、エスパニョールで5歳から6歳の子供たちを指導することからキャリアをスタートさせ、最終的に同クラブの下部組織のディレクターにまで上り詰めた。その後、レアル・マドリードの育成部門で4年間スカウト等として働き、スポルティング・ヒホンでの短い期間を経て、直近の4年間はマテウ・アレマニーの右腕としてバルセロナのフロントでシニアチームの編成に携わってきた。

スポーツディレクターとして単独でクラブを率いるのは今回が初めてとなるが、本人は強い自信と意欲を見せている。就任に際してフェルナンデスは『公式な肩書きとしてスポーツディレクターを務めるのはこれが初めてですが、これまでのクラブでは非公式に様々な育成段階でこの仕事をしてきました。下積みを経てきたことを非常に誇りに思っていますし、それがクラブのすべての活動に対する感受性を養ってくれました』と語り、自身の経験がクラブ運営の細部にまで活かされることを強調している。

また、メキシコのパチューカを訪問してフリアン・カレロ監督とともにパチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長と面会し、プロジェクトへの信頼と情熱を共有した。フェルナンデスは『チーム一丸となって働き、誠実さと責任感を持ってこの信頼に応えたいと思います。オーナー陣がレアル・オビエドに抱いているのと同じ情熱を示していきます。目標を達成するために、最高の選手とスタッフを揃えるべく全力を尽くします』と意気込みを語っている。

彼の補強哲学は、すでに完成された選手を市場で探すだけでなく、才能の発掘と成長の余地がある若手選手の育成に重きを置いている。フェルナンデスは『ビッグクラブは他の育成クラブの仕事によって供給されている』という考えを持っており、中長期的な視点でのチーム作りを進めていく方針である。

(via MARCA) (via ElDesmarque)

フリアン・カレロ新体制のプレシーズン始動と親善試合

フリアン・カレロ監督が率いるレアル・オビエドのトップチームは、来週の月曜日から練習施設であるエル・レケソンにてプレシーズンのトレーニングを開始する。現在クラブから公式に発表されているプレシーズンの親善試合は1試合のみとなっており、7月25日の土曜日に本拠地カルロス・タルティエレにてデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦することが決まっている。

(via MARCA)

新戦力4名の公式発表と左サイドバック獲得の動き

クラブのフロントは新シーズンに向けた編成を急ピッチで進めており、今夏の補強としてすでに4つの契約を完了させている。パブロ・サエンス、ユネス、ハコボ・ゴンサレス、そしてアイサル・アフメドの加入が正式に発表され、彼らは月曜日からのプレシーズンに合流する予定である。

さらに、5人目の新戦力獲得も目前に迫っている。アルコルコンに所属する左サイドバック、サム・ロドリゲスがそのターゲットであり、オビエドは彼を引き抜くためにアルコルコンに対して移籍金となる違約金を支払うことで合意に向かっている。

(via MARCA)

中盤のターゲット、アリツ・アルダソロとの交渉状況

中盤の補強候補として、ラシン・サンタンデールに所属するアリツ・アルダソロの名前がリストの最上位に挙がっている。アルダソロはラシンでホセ・アルベルト監督の構想から外れており、希望するような出場機会を得られていない状況にある。ラシンとの契約は2029年6月30日まで残っているものの、選手とクラブの双方が満足のいく形での退団を模索している。

オビエドからのオファーに対して、選手側は非常に好意的な反応を示している。アルダソロは他クラブからも複数の誘いを受けているが、その中でもオビエドのプロジェクトと提示を最も気に入っている状態であり、移籍を巡るオペレーションは正しい軌道に乗って順調に進展している。

(via ElDesmarque)

昨季チーム得点王フェデ・ビニャス再獲得を巡る激しい争奪戦

昨夏の移籍市場でパチューカ・グループが所有するメキシコのクラブ・レオンからローンで加入し、スペインでの初挑戦ながら9ゴールを挙げてチームのトップスコアラーとして確かな足跡を残した28歳のウルグアイ人ストライカー、フェデ・ビニャスの去就が大きな注目を集めている。

レアル・オビエドはクラブに大きな貢献をした彼との再ローン契約を結ぶことを熱望しているが、その道のりは険しくなっている。スペイン国内からは、ストライカーがアルバロ・ロドリゲスしかおらず今夏複数のアタッカー獲得を目指しているエルチェが名乗りを上げている。さらに、1部リーグへの定着を目指す昇格組のデポルティーボ・ラ・コルーニャも、サラリーキャップの制限内に収まる理想的なストライカーとして彼をリストアップし、フェルナンド・ソリアーノSDが強い関心を示して争奪戦に加わっている。それだけでなく、国外からはカンファレンスリーグに出場しさらなる高みを目指すオランダの名門アヤックスまでもが獲得に動いている。

ビニャスとクラブ・レオンとの契約は2027年12月まで残っており、獲得を狙うクラブはメキシコのクラブと合意に達する必要がある。ビニャス本人はワールドカップに出場する前のインタビューで『スペインに残りたいと思っていますが、夏に届くオファーには耳を傾けるつもりです。良い形でリーグ戦を終えられたので、今の夢はワールドカップでプレーし、ウルグアイ代表でのポジションを争うことです』と語っており、スペインでのプレー続行を優先する意思を明確にしている。オビエドとしては何としても引き留めたい選手だが、ライバルクラブの動きにより交渉は予断を許さない状況となっている。

(via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

昨季ローン加入していたハビ・ロペスの現状

昨シーズン、レアル・オビエドにローン移籍して左サイドバックとしてプレーしていたハビ・ロペスは、多くの浮き沈みがあるシーズンを過ごした後、保有元であるレアル・ソシエダに復帰した。

現在はペレグリーノ・マタラッツォ監督が彼をテストしたいと考えているためソシエダのプレシーズンに参加しており、アイヘン・ムニョスらと左サイドバックのポジション争いを繰り広げている。そのため、今夏に再びオビエドへ合流する可能性は現時点では絶たれている。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ダビド・フェルナンデス新SDが就任し、若手発掘と成長を重視する新たなビジョンが示されました。カレロ新監督の下でプレシーズンが始動し、すでに4選手が公式発表され、左SBのサム・ロドリゲスや中盤のアルダソロの獲得も間近に迫っています。一方で、昨季の得点王フェデ・ビニャスの引き留めには国内外のクラブが参戦し、厳しい争奪戦が予想されます。新体制でのチーム作りに大きな期待がかかる1日となりました。