選手の胃袋と心を満たす“バジェカスのママ” ローラ・バラサさんの存在
ラージョの成功の裏には、ピッチ外でチームを支える特別な人物がいます。1955年生まれのローラ・バラサさんです。彼女はバジェカスで最も有名な人物の一人であり、「マドレーヌのママ」として親しまれています。
コルドバからマドリードへ移住し、バジェカスを生活の場に選んだ彼女の家は、マフラーやユニフォーム、写真など、ラージョの思い出の品で埋め尽くされています。彼女にとってクラブは単なるチームではなく、日常生活の延長であり、近所の価値観を体現している存在です。
彼女は手作りのトルティージャやマドレーヌを作り、何年にもわたって練習や試合、遠征に同行して選手たちに愛情を注いできました。選手たちとの関係は非常に近く、多くの選手が彼女のトルティージャやマドレーヌの味を覚えています。彼女は選手たちを本当の家族のように扱い、その見返りとして何世代にもわたるラージョの選手やファンから愛情と尊敬を受け取っています。
スタンドでは彼女の寛大な性格から「ラージョファンのママ」というニックネームを得ており、サッカーだけでなく、連帯感、謙虚さ、仲間意識というバジェカスの精神を代表しています。ゴールを決めたりトロフィーを掲げたりしなくても、小さなジェスチャーと絶え間ないサポート、人間的な親密さを通じて、クラブの象徴になれることを彼女の物語は証明しています。ラージョがここまでたどり着いたのは、彼女のような人々の支えがあったからこそです。(via SPORT)
【本日の総括】
明日のカンファレンスリーグ決勝を控え、ラージョ・バジェカーノは歴史的な熱狂に包まれています。イニゴ・ペレス監督や選手たちはプレッシャーを捨て「子供の頃のように楽しむ」ことを誓い、クラブ首脳陣や元選手たちもこれまでの苦難の道のりを振り返りながらチームを鼓舞しています。スペイン中から愛され、バジェカスのママのような温かいサポートを受けるラージョは、運命のクリスタル・パレス戦でクラブ史上初の欧州タイトル獲得に挑みます。