セビージャ買収交渉決裂 セルヒオ・ラモスの提示額大幅減額と株主の反発

セルヒオ・ラモスと投資ファンドのFive Eleven CapitalによるセビージャFCの買収交渉が破談の危機に瀕している。当初の合意では、約4億4000万ユーロ(株式の85%取得に2億9000万ユーロ、増資8000万ユーロ、負債引き受け7000万ユーロ)で交渉が進んでいた。しかし、セビージャのホテルで行われた最新の会談で、ラモス側は大幅な条件変更を提示した。新たな提案は、まず1億2000万ユーロの増資を行ってクラブの42%の株式を握り、その後1億ユーロで18%(約3万株)を追加取得するというもので、合計2億2000万ユーロに減額された。これにより、残りの株主は蚊帳の外に置かれる形となる。Five Eleven CapitalのCEOであるマルティン・インクは姿を見せず、ラモスは兄のレネ、顧問弁護士のフリオ・セン、そしてメキシコの有力一族の代理人であるロベルト・アルバレスを伴って現れた。大株主たちはこの提案を受け入れがたい最悪のオファーとみなし、激怒している。一方でルイス・カリオンは会談後、『彼らは新たな提案をした。メキシコの非常に強力な家族がバックにいる。資金の保証は示された。クラブのためなら何かをプレゼントしてもいいくらいだ。5月31日までにすべてが上手くいくことを願っている』と楽観的なコメントを残したが、株主たちの見解とは大きなズレがある。エスパニョールのスポーツディレクターに就任したモンチもラジオ番組でこの件に触れ、『今日の午後、レネと話をした。彼らは重要なオファーをしたと考えているが、噂や感触からすると株主は受け入れないだろう。クラブを売却するのが最善なら、ラモスたちのプロジェクトは良さそうだったが、行き詰まっているようだ』と語った。(via Estadio Deportivo)

バルサ移籍のアンソニー・ゴードンとモウリーニョ、そしてアンリの痛烈批判

ニューカッスルからバルセロナへの移籍が7000万ユーロに1000万ユーロのボーナス付きで合意に達したアンソニー・ゴードンだが、彼にはジョゼ・モウリーニョへの強い憧れがある。ゴードンは以前、『子供の頃からモウリーニョが世界で一番好きな監督だった。彼がベンチでいつも立って熱く指示を出し、チームと世界が戦っているようなスピリットを作り出す姿が大好きだった』と語っている。実際にニューカッスルがベンフィカと対戦し、ゴードンが1ゴール1アシストの活躍を見せた後、モウリーニョから直接『君は信じられないくらい素晴らしい』と声をかけられており、ゴードンは『トップレベルの監督からの称賛は本当に大きな意味がある』と感激していた。一方で、バルセロナのレジェンドであるティエリ・アンリはこの移籍に猛反発している。ゴードンが過去にアンリのコーナーフラッグに寄りかかるゴールパフォーマンスを真似したことを挑発だと根に持っており、アメリカのCBSスポーツの番組で『スポーツ面でも財政面でも意味不明だ。ラッシュフォードというスターをゴミ箱に捨てるようなもので、クラブを破産させかねない。昔のバルサはアイデンティティと質の代名詞だったが、今は自分のクラブだと思えない。ラッシュフォードは昨季チームを背負ったのに、ドアを開けて追い出すのか。これがバルサのやり方だったのか』と痛烈に批判した。さらに、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、デコSD、アレハンドロ・エチェバリア、ダニ・オルモの代理人アンディ・バラやフアンマ・ロペスらとの会食後、報道陣に対して『ゴードンの移籍は進行中だ。すべて報告を受けている』と断言した。(via MARCA)

バルサのロッカールーム裏話 シュチェスニーのVAPE専用椅子とカサドへのイジり

バルセロナの下部組織出身で、現在はポルトガルのブラガでプレーするパウ・ビクトルが、ポッドキャスト番組のLa Sotanaに出演し、ハンジ・フリック監督体制下のバルセロナのロッカールームの知られざるエピソードを暴露した。ビクトルによると、バルセロナのロッカールームではカタルーニャ語が頻繁に飛び交っており、カンテラ出身選手同士のコミュニケーションは非常にスムーズだという。また、マルク・カサドに対しては練習中によく『パスを出せ、ハゲ』と冗談交じりに叫んでいたことを笑いながら明かした。さらに話題を呼んだのは、ポーランド人GKヴォイチェフ・シュチェスニーの喫煙習慣に関する暴露だ。ビクトルは『彼がタバコを吸うのを見たことはないが、VAPE(電子タバコ)を吸っているのは見た。ロッカールームの外に彼専用の椅子が置かれた隅っこのスペースがあって、僕たちでそこに禁煙のポスターなんかを貼ってイジっていたんだ』と語り、シュチェスニー専用の喫煙コーナーが存在していたことを明かした。ビクトル自身の日常についても語り、毎朝8時過ぎに起きて犬の散歩をしてから練習場に向かい、9時からサウナと水風呂に入るのがルーティンだと説明。食事管理は厳しいものの、90分の試合後にはチョコレートワッフルを食べることもあると告白した。(via MARCA)