セビージャ買収交渉決裂 セルヒオ・ラモスの提示額大幅減額と株主の反発

セルヒオ・ラモスと投資ファンドのFive Eleven CapitalによるセビージャFCの買収交渉が破談の危機に瀕している。当初の合意では、約4億4000万ユーロ(株式の85%取得に2億9000万ユーロ、増資8000万ユーロ、負債引き受け7000万ユーロ)で交渉が進んでいた。しかし、セビージャのホテルで行われた最新の会談で、ラモス側は大幅な条件変更を提示した。新たな提案は、まず1億2000万ユーロの増資を行ってクラブの42%の株式を握り、その後1億ユーロで18%(約3万株)を追加取得するというもので、合計2億2000万ユーロに減額された。これにより、残りの株主は蚊帳の外に置かれる形となる。Five Eleven CapitalのCEOであるマルティン・インクは姿を見せず、ラモスは兄のレネ、顧問弁護士のフリオ・セン、そしてメキシコの有力一族の代理人であるロベルト・アルバレスを伴って現れた。大株主たちはこの提案を受け入れがたい最悪のオファーとみなし、激怒している。一方でルイス・カリオンは会談後、『彼らは新たな提案をした。メキシコの非常に強力な家族がバックにいる。資金の保証は示された。クラブのためなら何かをプレゼントしてもいいくらいだ。5月31日までにすべてが上手くいくことを願っている』と楽観的なコメントを残したが、株主たちの見解とは大きなズレがある。エスパニョールのスポーツディレクターに就任したモンチもラジオ番組でこの件に触れ、『今日の午後、レネと話をした。彼らは重要なオファーをしたと考えているが、噂や感触からすると株主は受け入れないだろう。クラブを売却するのが最善なら、ラモスたちのプロジェクトは良さそうだったが、行き詰まっているようだ』と語った。(via Estadio Deportivo)

バルサ移籍のアンソニー・ゴードンとモウリーニョ、そしてアンリの痛烈批判

ニューカッスルからバルセロナへの移籍が7000万ユーロに1000万ユーロのボーナス付きで合意に達したアンソニー・ゴードンだが、彼にはジョゼ・モウリーニョへの強い憧れがある。ゴードンは以前、『子供の頃からモウリーニョが世界で一番好きな監督だった。彼がベンチでいつも立って熱く指示を出し、チームと世界が戦っているようなスピリットを作り出す姿が大好きだった』と語っている。実際にニューカッスルがベンフィカと対戦し、ゴードンが1ゴール1アシストの活躍を見せた後、モウリーニョから直接『君は信じられないくらい素晴らしい』と声をかけられており、ゴードンは『トップレベルの監督からの称賛は本当に大きな意味がある』と感激していた。一方で、バルセロナのレジェンドであるティエリ・アンリはこの移籍に猛反発している。ゴードンが過去にアンリのコーナーフラッグに寄りかかるゴールパフォーマンスを真似したことを挑発だと根に持っており、アメリカのCBSスポーツの番組で『スポーツ面でも財政面でも意味不明だ。ラッシュフォードというスターをゴミ箱に捨てるようなもので、クラブを破産させかねない。昔のバルサはアイデンティティと質の代名詞だったが、今は自分のクラブだと思えない。ラッシュフォードは昨季チームを背負ったのに、ドアを開けて追い出すのか。これがバルサのやり方だったのか』と痛烈に批判した。さらに、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、デコSD、アレハンドロ・エチェバリア、ダニ・オルモの代理人アンディ・バラやフアンマ・ロペスらとの会食後、報道陣に対して『ゴードンの移籍は進行中だ。すべて報告を受けている』と断言した。(via MARCA)

バルサのロッカールーム裏話 シュチェスニーのVAPE専用椅子とカサドへのイジり

バルセロナの下部組織出身で、現在はポルトガルのブラガでプレーするパウ・ビクトルが、ポッドキャスト番組のLa Sotanaに出演し、ハンジ・フリック監督体制下のバルセロナのロッカールームの知られざるエピソードを暴露した。ビクトルによると、バルセロナのロッカールームではカタルーニャ語が頻繁に飛び交っており、カンテラ出身選手同士のコミュニケーションは非常にスムーズだという。また、マルク・カサドに対しては練習中によく『パスを出せ、ハゲ』と冗談交じりに叫んでいたことを笑いながら明かした。さらに話題を呼んだのは、ポーランド人GKヴォイチェフ・シュチェスニーの喫煙習慣に関する暴露だ。ビクトルは『彼がタバコを吸うのを見たことはないが、VAPE(電子タバコ)を吸っているのは見た。ロッカールームの外に彼専用の椅子が置かれた隅っこのスペースがあって、僕たちでそこに禁煙のポスターなんかを貼ってイジっていたんだ』と語り、シュチェスニー専用の喫煙コーナーが存在していたことを明かした。ビクトル自身の日常についても語り、毎朝8時過ぎに起きて犬の散歩をしてから練習場に向かい、9時からサウナと水風呂に入るのがルーティンだと説明。食事管理は厳しいものの、90分の試合後にはチョコレートワッフルを食べることもあると告白した。(via MARCA)

ラファ・ミルとパブロ・ハラ 性的暴行事件の裁判開始と被害者の生々しい証言

バレンシアの地方裁判所で、サッカー選手のラファ・ミルと友人のパブロ・ハラに対する性的暴行および傷害事件の裁判が非公開で開始された。検察はミルに対して性的暴行罪で懲役9年、傷害罪で1年6ヶ月の計10年半の懲役と、被害者への500メートル以内の接近禁止10年、7年間の保護観察、そして6万4000ユーロの賠償を求めている。ハラに対しては懲役3年と接近禁止5年、罰金を求刑している。法廷では被害者アンドレアさんの生々しい証言が行われた。彼女によると、バレンシアのディスコMyaのVIPエリアでミルらと出会い、午前7時頃に『家にプールがあるからケーキを食べて朝食にしよう』と誘われ、タクシーでミルの自宅へ向かった。タクシー内で友人のカルラさんがハラに肩を抱かれたことで不快感を覚え、降車を求めたが聞き入れられなかったという。自宅到着後、プールに服のまま投げ落とされ、無理やりキスをされ、指を挿入された。携帯電話をディスコに忘れたことに気づき、友人の携帯から父親に連絡して迎えを頼んだ。その後、外で父親を待っている最中に忘れ物を取りに家に戻ったところ、ミルに腕を掴まれてバスルームに押し込まれ、再びプールと同様の性的暴行を受けた。アンドレアさんが泣き出し呼吸困難に陥る中、ドアを叩く友人のカルラさんに対し、ハラとミルは『お前らガキだな。騒ぎを起こしやがって』と言い放ち、ハラはカルラさんからタオルを奪い、顔を殴って下着姿のまま路上へ追い出したという。ミル側は一貫して『関係は合意の上だった』と無罪を主張しており、無実を証明するための動画も提出している。(via AS)

ECL決勝敗退のラヨ・バジェカーノ 涙の選手たちと誇り高きサポーターの絆

ライプツィヒで開催されたUEFAカンファレンスリーグ決勝で、ラヨ・バジェカーノはクリスタル・パレスに0-1で敗れ、クラブ創設102年目にして初の欧州タイトル獲得の夢は潰えた。試合終了のホイッスルが鳴ると、ラヨの選手たちはピッチに崩れ落ち、涙を流した。しかし、ドイツまで駆けつけた1万2000人以上のサポーターは誰一人として選手を責めず、スタンドに『敗北の中でも、君たちといること以上の勝利を知らない』という感動的なメッセージが書かれた横断幕を掲げた。表彰式では、多くの敗者が行うようなメダルをすぐに外す行為は一切なく、イバン・バジウやアルバロ・ガルシアらは涙ながらに銀メダルにキスをした。試合後、イシ・パラソンはインタビュー中に涙が溢れて言葉に詰まり、一度インタビューを中断する場面もあった。イシは『このファンにタイトルを捧げられなくて本当に悲しい。特にトレホの最後だったから。でも、僕らがやってきたことを評価すべきだ。来年もまたヨーロッパの舞台を目指して戦う』と語った。オスカル・トレホも『めちゃくちゃ痛い。でも、みんなが外から見て誇りに思ってくれたら嬉しい。ファンは僕のためにすべてをしてくれた。愛情を持ってここを去る』と涙ながらに語った。パチャ・エスピノは『試合中ずっと居心地が悪かった。どうダメージを与えればいいか分からなかった』と悔しさを滲ませた。イニゴ・ペレス監督は『彼らは戦術的に優れていた。負けた時、人が泣いているのを見ると心が引き裂かれる。だが、このグループは特別だ。彼らとなら負けてもいいと思えるほどだ』と選手を称えた。監督のビジャレアル引き抜きの噂については『今は話すのが非常に恥ずかしいし、不適切だ』と明言を避けたが、マルティン・プレサ会長は『イニゴは素晴らしい監督でいい人間。私は彼にシメオネのように一生いてほしかったが、数日内に発表があるだろう』と退任を示唆した。マドリードのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長も現地に駆けつけ、『ストラスブールでの準決勝の戦いぶりは羨ましかった。今はラヨがマドリードのナンバーワンチームだ』とアトレティコ・マドリードのファンでありながらラヨを称賛した。敗戦の夜、宿泊先のホテルに戻った選手たちを数百人のサポーターが発煙筒とチャントで出迎え、トレホらと抱き合って互いの健闘を称え合った。(via ElDesmarque)

レアル・マドリード会長選 ペレスのネグレイラ事件追及とリケルメの物議を醸す発言

レアル・マドリードの会長選挙に向けたキャンペーンが正式にスタートした。現職のフロレンティーノ・ペレスは、ホテル・メリア・カスティージャでロナウド・ナザリオ、ロベルト・カルロス、サンティアゴ・ソラーリらレジェンドを従えて登壇した。ペレスは対立候補のエンリケ・リケルメを名前を出さずに痛烈に批判。『彼らはレアル・マドリードに奉仕するためではなく、利用するために来ている。金利54%のローンを組む人間にクラブを任せられるか。スペインの銀行がどこも保証人にならない理由がわかるだろう。彼らは、あの最も忌まわしいラモン・カルデロン時代と同じ連中だ』と切り捨てた。さらに会場から最も大きな拍手を浴びたのは、FCバルセロナのネグレイラ事件に関する言及だった。『サッカー界最大の不祥事であるネグレイラ事件がスペインサッカーを汚し続ける限り、私は決して止まらない。20年間も審判の副会長に金を払い、何も起きないなど世界では理解されない。当時の審判が今も裁いているのだ。我々だけが真実を追求している。すべての責任が追及されるまで戦う。UEFAに提出する文書もすでに準備している』と語気を強めた。また、将来の構想として『Appleと提携し、世界中のファンが自宅にいながらスタジアムにいるかのように試合を楽しめる「無限のベルナベウ」を構築する』とテクノロジー戦略をアピールした。一方のエンリケ・リケルメは、バルデベバスにソシオの都市を建設し、パデルコート41面を含む巨大なスポーツ・ソーシャルクラブを作る構想を発表。チャンピオンズリーグで優勝するまでソシオの年会費を50%削減すると公約を掲げた。しかし、ラジオ番組のインタビューで『友人と食事に行ったら誰が払うか?』と質問された際、『女性がいるなら、常に男が払う。申し訳ないが』と発言し、SNS上で時代遅れ、マチストだと大炎上する事態となっている。(via SPORT)

アーセナルのアルテタ監督 優勝決定時のBBQと妻ロレナへの感謝を語る

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、自身のオフィスでインタビューに応じ、プレミアリーグ優勝の舞台裏とチャンピオンズリーグ決勝への意気込みを語った。オフィスの黒板には戦術がびっしりと書かれ、ラファエル・ナダルやマイケル・ジョーダンの写真、そして「人生のチャンピオン」と記されたプレミアリーグのレプリカトロフィーが飾られている。優勝が決まった日のことについてアルテタは『選手たちは私やスタッフと一緒に試合を見たがっていたが、私はあえて家に帰った。妻と子供たちにキスをして、庭でガブリエル・エインセらと一緒にバーベキューを始めた。スマホも見ず、人生で最も長い1時間半だった。突然、長男が涙を流しながら笑顔で「パパ、僕たちチャンピオンだよ」と庭に飛び出してきた。家族で抱き合ったあの瞬間は最高だった』と振り返った。また、多忙な日々を支えてくれる妻のロレナさんへの感謝を口にし、『私がここにいるための最大の犠牲を払っているのは彼女だ。私は家にいないし、いても心がここにないこともある。嵐のような日常から、まるで日差しの下でビーチにいるような平穏な空間を作ってくれる彼女の存在は信じられないほど大きい』と涙ぐんだ。アーセナルが守備的すぎると批判されていることについては『すべての意見を尊重するが、勝つためならどんな革新的なアプローチも探求する。怪我人が続出する中で競争力を保つための方法だった。私の仕事は選手に自分が世界一だと思い込ませることだ』と反論した。ルイス・エンリケ監督がアルテタを「ミケリート」と呼んだことについては笑いながら『若い頃の私をよく知っているからね。彼があの逆風の中でPSGを勝たせたリーダーシップは全員の模範だ』と称賛した。(via MARCA)

アレクシア・プテジャス、バルサ退団 ヨハン・クライフ・スタジアムでの涙の別れ

FCバルセロナ・フェメニの象徴であるアレクシア・プテジャスが、14シーズン過ごしたクラブを退団することが正式に決定し、ヨハン・クライフ・スタジアムでのレアル・ソシエダ戦が彼女の最後の試合となった。試合前の午前中にはスポティファイ・カンプ・ノウでジョアン・ラポルタ会長同席のもと、感情的な退団セレモニーが行われた。夕方の試合には猛暑の平日にもかかわらず5428人のファンが詰めかけた。試合前、アレクシアはチャンピオンズリーグのトロフィーにキスをしてファンに披露。試合では何度もゴールを狙ったが、最終的に232ゴールでセサル・ロドリゲスと並ぶ歴代2位タイの記録でクラブを去ることになった。後半37分にパトリ・ギハロと交代する際、マルタ・トレホンにキャプテンマークを巻き、チームメイト、審判、そして相手選手までもが作る花道を通ってピッチを後にし、ペレ・ロメウ監督と熱く抱擁を交わした。試合後、マイクを握ったアレクシアは『今朝のセレモニーは本当に感動的だったけど、スタジアムが工事中で皆が来られなかったから、ここで直接お礼が言いたかった。心からありがとう。最初から信じてくれた人、そうじゃなかった人も含めて、すべてがこの道の一部だった。選手としてのバルサ生活は終わるけど、これからは一人のクレ(バルサファン)に戻る。最後は悲しい雰囲気にしたくないから、一緒に歌おう』と語りかけ、ファンと共に「Un dia de partit(試合の日)」を大合唱して締めくくった。また、この試合では退団が濃厚とされているマピ・レオンとオナ・バトジェも涙ながらにピッチを後にした。マピ・レオンはロンドン・シティへ、オナ・バトジェはアーセナルへの移籍が噂されている。アレクシアの次の移籍先としては、イングランドのロンドン・シティが最も有力視されているが、アメリカNWSLのサンディエゴ・ウェーブやメキシコのクラブも高額オファーを用意して獲得を狙っている。(via SPORT)

ペドリのバルサ愛 祖父が設立したペーニャと負けず嫌いな素顔

FCバルセロナのMFペドリが地元カナリア諸島のテレビ番組のインタビューに応じ、クラブへの深い愛情と自身のルーツについて語った。ペドリは『バルサを変えるつもりは全くない。誰の話も聞くことはできるけど、僕にとってバルサが最高なんだ。小さい頃からの夢だから絶対に離れない』と断言。そのバルサ愛の背景には家族の影響があり、『祖父がバルサのペーニャ(ファンクラブ)を設立して、父がそれを引き継いだ。僕はそこで試合を見て育ったんだ。今は僕がバルサでプレーしているなんて、まるで映画みたいで信じられない』と語った。もし祖父が生きていたら『僕と一緒に住んで、全試合を見に来て、一番のファンになっていただろうね』と微笑んだ。トニ・クロースから称賛されたことについては『あんな素晴らしいキャリアを持つ選手に褒められるなんて本当に嬉しい。もっと上手くなるためのモチベーションになる』と喜んだ。また自身の負けず嫌いな性格にも触れ、『東京オリンピックで銀メダルだった時、金メダルを狙っていたから本当に腹が立った。銀メダルもすごいことだと後から気づいて少しは受け入れられるようになったけど、PlayStationのゲームでさえ負けるのは嫌だね』と明かした。私生活については『ジムでのトレーニングはあまり好きじゃないけど、ルーティンは守っている。休みの日は家族と美味しいものを食べたり、戦略系のボードゲームをして過ごすのが好きだ。有名になって一番嫌なのは、事実じゃないことを言われること。いちいち反論していたら一日中自分を守らなきゃいけなくなるからね』と素顔を語った。(via MARCA)

ブラヒム・ディアス 6年越しの交際を経てルス・メンデスとの婚約を発表

レアル・マドリードとモロッコ代表で活躍するブラヒム・ディアスが、長際交際しているインフルエンサーのルス・メンデスと婚約したことをSNSで発表した。ルスは自身の左手薬儀指に輝く巨大な婚約指輪を見せる笑顔のツーショット写真に『いつも一緒に』というメッセージを添えて投稿し、ブラヒムも『愛してる』と返答した。二人の交際は2020年頃、ブラヒムがACミランでプレーしていたイタリア時代から始まっており、公の場に姿を現すことは少なかったが、ルスは常にブラヒムのパーソナルな支えとなってきた。2023年6月、ブラヒムがレアル・マドリードに復帰した際の入団セレモニーで彼女が同席したことで関係が公になっていた。テネリフェ島出身で28歳のルスは、Instagramで30万人以上のフォロワーを持つクリエイターであり、ピラティスのインストラクターやウェルネス関連のプロジェクトにも関わっている。(via Mundo Deportivo)

フレンキー・デ・ヨングのW杯 2年前の悪夢を乗り越えオランダ代表復帰

バルセロナのフレンキー・デ・ヨングが、オランダ代表のロナルド・クーマン監督からワールドカップのメンバー26名に選出された。デ・ヨングにとって、これは2年越しの大きなリベンジとなる。2024年のドイツでのユーロでは足首の負傷を抱えたまま代表合宿に参加し、ギリギリまで回復を待ったものの、開幕直前の6月10日に欠場を余儀なくされるという非常に苦い経験をしていた。この出来事は彼の中で大きなトラウマとなっており、今回のW杯出場は彼にとってある種の執念でもあった。今年4月に右脚の筋肉を負傷して以降、彼はW杯に万全の状態で臨むために慎重にリハビリを重ねてきた。ハンジ・フリック監督が就任してからも、バルセロナでは一度もフル出場をしておらず、1試合最大30分のプレーに留まっていた。これについて一部のメディアからは代表のためにバルサでのプレーをセーブしていると批判を浴びたが、デ・ヨングはインタビューで『サッカーを理解している記者もいるが、理解していないジャーナリストの方が多い。彼らとの終わりのない議論はもう慣れたよ。僕がフリーで、味方もフリーじゃないなら早くパスを出す意味はない』と自身のプレースタイルと現状を擁護し、バルセロナへの残留意志を強調していた。2児の父親でもある彼はバルセロナの街での生活に満足しており、2022年夏にクラブが彼をマンチェスター・ユナイテッドへ売却しようとした際のラポルタ会長との関係悪化も今は修復されている。クーマン監督が『彼がいるオランダといないオランダは違う』と全幅の信頼を置くデ・ヨングは、カタールW杯ベスト8の悔しさを晴らすため、ついにアメリカ・メキシコ・カナダでの大舞台に立つ。(via SPORT)

W杯の暗殺計画警告 FBIが外国政府による危険性を指摘

FBIのクリストファー・レイ長官は、アメリカ、メキシコ、カナダで共同開催される2026年FIFAワールドカップ期間中、外国の敵対的な政府による国境を越えた弾圧や暗殺計画のリスクが高まる可能性があると強く警告した。レイ長官は自身のXで『敵対的な外国政府は、自分たちの政権に対する脅威とみなす人物を、アメリカ国内であっても意図的に脅迫、沈黙させ、さらには暗殺しようとしている』と投稿した。FBIはW杯期間中、試合が開催されるフィラデルフィアなどを含む56以上の地域に防諜調査の専門チームを配置し、事前予防に努めるとしている。この警告の背景には、W杯のロジスティクスや外交的な問題が絡んでいる。特にグループGでロサンゼルスとシアトルで試合を行う予定のイラン代表チームの扱いが議論を呼んでおり、アメリカ政府はイラン代表の入国と試合出場は許可するものの、米国内での宿泊は認めない方針を示している。これに対し、共同開催国であるメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領がイラン代表団のメキシコ国内での受け入れを申し出ている。アメリカ国土安全保障省、シークレットサービス、連邦緊急事態管理庁なども、数十万人のファンが訪れるW杯に向けて警備体制をかつてないレベルで強化している。(via MARCA)

女性審判カルラ・ガルシア 試合中に選手からナンパされる実態を告白

バルセロナ出身の女性サッカー審判、カルラ・ガルシア・アラルコンが、ポッドキャスト番組のLover Studiosに出演し、レフェリーという職業におけるピッチ外での奇妙なエピソードを明かした。カルラは、判定への批判やヤジといった一般的な問題ではなく、『試合の真っ最中に選手からナンパされたことが何度もある』と告白した。さらに、試合後にも選手たちから個人的な連絡が来ることが頻繁にあるという。その手口について彼女は『彼らは公式の試合記録を見るの。そこには私のフルネームが載っているから、それを使ってInstagramで私を検索してフォローリクエストを送ってくる。ダイレクトメッセージが送られてくることもよくあるわ』と語り、SNS時代ならではの審判と選手の距離感の変化と、女性審判が直面するピッチ外でのセクハラまがいの実態を明らかにした。(via Mundo Deportivo)

ゼニト・サンクトペテルブルク SNSでレアル・マドリードの無冠を揶揄

ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクが公式TikTokアカウントに投稿した動画が、レアル・マドリードファンの間で大きな波紋を呼んでいる。動画は、FCバルセロナの選手たちが優勝パレードのオープントップバスで喜ぶ映像から始まり、『僕たちはチャンピオンだ』というメッセージが表示される。続いてゼニトの選手たちがロシアリーグ優勝を祝うバスの映像に切り替わり、『僕たちもだ』と続く。そして最後に、レアル・マドリードのパレード用バスが映し出されるが、そこにはタイトルを祝う言葉はなく『エンバペ、得点王』というテキストだけが虚しく表示される。これは、レアル・マドリードが今シーズン無冠に終わり、唯一の慰めがキリアン・エンバペの個人タイトルだけであったことを強烈に皮肉ったものだ。欧州の舞台から遠ざかっているロシアのクラブが、無冠に終わったスペインの巨人をSNSでからかったこの動画は瞬く間に拡散し、多くの反響を呼んでいる。(via SPORT)

セルヒオ・リコ PSG同僚の優しさとアル・ケライフィ会長の素顔を明かす

2023年にロシオ・デ・ラ・フエルタでの落馬事故で重傷を負い、奇跡的な回復を遂げたGKセルヒオ・リコが、かつて所属したパリ・サンジェルマンでの日々や関係者とのエピソードを語った。リコは事故について『起きてしまった単なる事故の一つとして受け止めている。今は100%回復して、現役時代以上に激しいトレーニングをしている。どのクラブも恐れる必要はないし、来季に向けてチームを探している』と力強く語った。PSG時代については『メッシ、ネイマール、エンバペといった世界的なスターたちと更衣室を共にできたのは夢のようだった。彼らはサッカーの能力だけでなく、人間として信じられないほど大きな心を持っていて、僕を友人として受け入れてくれた。彼らのシュートを毎日受けることで僕のレベルも上がったよ』と感謝を口にした。また、ナセル・アル・ケライフィ会長については『厳格な見た目とは裏腹に、とても親しみやすい人。カタールでも会ったが、いつも正しい場所にいて助けてくれる素晴らしい人物だ』と称賛した。事故直前にPSGの監督に就任したルイス・エンリケについても『1ヶ月半しか一緒にいなかったが、僕に「クラブも私も全力で君をサポートする。必要なものは何でも言ってくれ」と言ってくれて、実際にリハビリの最終段階で絶大な支援をしてくれた』と深く感謝した。(via AS)

マリア・ホセ・カンパナリオ 娘への批判にSNSでジャーナリストへ猛反論

闘牛士ヘスリン・デ・ウブリケの妻であるマリア・ホセ・カンパナリオが、自身の娘フリアに対するジャーナリストからの批判に激怒し、Instagramで猛烈な反撃に出た。事の発端は、雑誌の動画でフリアがバッグの中に欠かせないものを紹介し、歴史上の好きな人物としてココ・シャネルを挙げたことだった。これに対し、ジャーナリストのダビド・アンドゥハルがフリアを私の信頼する親の七光りと揶揄し、嘲笑する動画を公開した。マリア・ホセはすぐさま反応し、『なぜ彼女が訴訟を起こしたのか、判決文を読めばいい。うちの娘には2つの学位があることを知っておくべきね。何もないのにただ若い女の子を攻撃し続けるつもり? 彼女は誰のことも批判していない。あなたたちに欠けているのはその品格と敬意よ。女性を攻撃するのが大好きなのね』と激しく非難した。さらに『これでまた私をネタにして再生回数を稼ぐ動画を作るんでしょうね』と追撃。これに対しアンドゥハルは『この女性は私をいじめっ子やストーカー呼ばわりしている。いじめという深刻な問題を矮小化している。私がいつ彼女をストーカーしたというのか』と反論し、SNS上でのバトルが泥沼化している。(via MARCA)

EA Sports FC26 W杯アップデートにバレンシアの伝説マリオ・ケンペス登場

大人気サッカーゲームFC26が6月4日に予定しているW杯に向けた超大型アップデートにおいて、バレンシアCFの伝説的ストライカー、マリオ・アルベルト・ケンペスが歴史的アイコンとして追加されることがほぼ確実となった。正式実装は6月19日と予想されているが、ゲームコミュニティではすでに大きな話題となっている。ケンペスは1978年のアルゼンチンW杯で得点王と最優秀選手に輝き、母国を初優勝に導いた英雄。バレンシアでも1979年の国王杯決勝でレアル・マドリード相手に2ゴールを挙げるなど、246試合で149ゴールを記録した。すでにゲーム内にヒーローとして実装されているパブロ・アイマールとケンペスという、メスタージャが愛したアルゼンチン人コンビをデジタル上で組ませることが可能になるため、バレンシアのファンは歓喜している。ゲームコミュニティでは『メスタージャではゴールとは言わない、ケンペスと言うんだ』という名言が再び飛び交っている。また、このアップデートではネイマールが目玉として登場し、ペレのスペシャルカードやブラジル代表の公式ライセンス復活も予定されている。(via SPORT)

キングスリーグと11人制の二刀流 ディエゴ・ヒメネスの新たな挑戦

ジェラール・ピケが主催する7人制サッカーのキングスリーグでPorcinosやLos Troncosなどで活躍してきたFWディエゴ・ヒメネスが、伝統的な11人制サッカーでも驚異的な結果を残した。人気ストリーマーのイバイ・ジャノスが設立した11人制サッカークラブのRönin FCに加入したヒメネスは、今シーズン34ゴールを挙げてリーグ得点王に輝き、チームの無敗優勝と昇格に大きく貢献した。ヒメネスは『キングスリーグの露出の高さと、伝統的なサッカーの日常の練習の積み重ね、両方から良いところを吸収してレベルアップできた。キングスリーグの最初の試合で元エリート選手たちと対戦した時はショックを受けたけど、それを普通に感じるようになってからメンタルが強くなった』と二刀流のメリットを語った。また、イバイ・ジャノスが関わるチームの注目度について問われると『昇格が目標だったがプレッシャーには感じなかった。カルレス・プラナスやジョアン・ベルドゥといった元プロ選手たちが率先してチームをまとめ、ロッカールームの雰囲気が最高だったことが成功の鍵だ』と語った。(via AS)

ビジャレアルのアメリカ遠征 TST大会にレジェンドと元NFL選手が参戦

ビジャレアルCFが、アメリカのノースカロライナ州ケーリーで開催されている優勝賞金100万ドルの7人制サッカー大会TSTに、スペインから唯一のクラブとして3年連続で参戦している。この大会には世界14カ国から男女・混合合わせて76チーム、2000人以上の選手が参加している。ビジャレアルのロスターには、キャプテンを務めるペペ・レイナやマリオ・ガスパールをはじめ、マテオ・ムサッキオ、ビクトル・ルイス、トマス・ピナ、ダビド・フステル、シスコ・ナダルといったクラブのレジェンドたちが名を連ね、セサル・アルソが監督として指揮を執る。さらに今回は、元NFLのスター選手であるチャド・オチョシンコ・ジョンソンをゲストプレーヤーおよびクラブのアンバサダーとしてチームに加えるというサプライズを見せた。初戦のカリアリ戦ではシスコ・ナダルの見事なゴールで先制したものの、1-2で逆転負けを喫した。ビジャレアルはアメリカとカナダで14の公式アカデミーを展開し5000人以上の子供たちを指導しており、この大会を通じて北米市場でのブランド拡大と若年層へのアピールを狙っている。現地では8歳から16歳を対象としたクリニックも開催し、優秀な選手はスペインのビジャレアルの施設でのトレーニングに招待される予定だ。(via SPORT)

サマンサ・ハドソン 映画「トレンテ」の極右関係者カメオ出演を猛批判

サンティアゴ・セグラ監督の人気コメディ映画シリーズ最新作が大ヒットを記録しているが、クィア・カルチャーのアイコンである女優サマンサ・ハドソンが、同作品のコンセプトとキャスティングを猛烈に批判している。この映画は、極右政党Voxを明確にパロディ化した架空の政党NOXの候補者が台頭する物語を描いている。ハドソンが特に問題視しているのは、極右のアジテーターとして知られるビト・キレスがカメオ出演していることだ。ハドソンはテレビ番組で『人々が見に行きたいと思うのは尊重するし、監督が知ったかぶりのおじさんを愛すべきキャラクターにしようとする意図もわかる。だが、ファシストの声を視聴覚作品に登場させることは正当化できない。それは意見の相違というレベルの話ではない』と断言した。さらに『ヘイトは意見ではない。人種差別、同見嫌悪、女性嫌悪を煽って極右政党の票を集めるような人物、ジャーナリストへの嫌がらせを行う人物を映画に出すのは吐き気がする。サンティアゴ・セグラ、あなたはファシストのキャラクターに発言権を与えるという重大な過ちを犯している。ファシストとは議論してはいけないのだ』とセグラ監督を直接非難した。(via MARCA)

ベルティン・オズボーン 重度の肺炎でダウンしツアーに暗雲

スペインの国民的歌手でありテレビ司会者のベルティン・オズボーンが重度の肺炎を患い、ベッドから起き上がれない状態であることが明らかになった。彼の代理人であるスサナ・ウリバリが、テレビ番組の生放送中に電話で状況を説明した。『アラームを鳴らすほどではないが、彼は高熱を出してベッドに寝込んでおり、かなり重度の肺炎だ』と語った。オズボーンは2026年を最後にステージからの引退を表明しており、現在はフェアウェルツアーの真っ最中。今週末にはマドリードやポンテベドラでのコンサートが予定されているが、代理人は『今週末のコンサートに参加できるかどうかは本当にわからない』とキャンセルの可能性を示唆した。彼は新型コロナウイルスのパンデミック時に感染して以来、慢性的な咳や免疫力の低下といった呼吸器系の後遺症に悩まされており、今回の肺炎もその後遺症が悪化したものと見られている。また、彼は娘のエウヘニアとともにアンテナ3の新番組の司会を務める予定であり、親子での初共演プロジェクトへの影響も懸念されている。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

本日は、ECL決勝で散ったラヨ・バジェカーノのサポーターが魅せた感動的な絆や、レアル・マドリードの会長選挙におけるペレスのネグレイラ事件への痛烈な追及、そしてセルヒオ・ラモスによるセビージャ買収交渉の泥沼化など、クラブの根幹を揺るがす動きが目立ちました。さらに、女性審判へのナンパ被害の告白やゼニトによるマドリーへのSNSでの挑発など、ピッチ外の生々しい人間模様やSNS上の舌戦も多く見られた一日でした。