スポルティング・ヒホン

ニコラス・ラルカモン監督が率いる新プロジェクトは7月8日に始動するが、昇格候補としての戦力補強に苦戦を強いられている。最大の懸念はレンタル組3選手の復帰難航だ。ジャスティン・スミスは同じセグンダのエルデンセへ完全移籍で奪われる結果となった。アンドレス・フェラーリ(シント=トロイデン)は金銭的条件が高騰しており獲得が難しく、アンドレス・クエンカは保有元コモでのプレシーズン次第と去就不透明である。さらに、攻撃陣の補強として狙っていたルイス・チャコンもバジャドリードに奪われた。本拠地エル・モリノンは収容人数29,371人を誇り、セグンダ屈指の規模である。 (via SPORT)

エルデンセ

セグンダ昇格組でありながら、スポルティング・ヒホンが公言して狙っていたMFジャスティン・スミスを完全移籍で奪い取るという驚愕の動きを見せた。本拠地ヌエボ・ペピコ・アマトは5,776人を収容し、1部RFEF時代には満員を記録するなど熱気に包まれている。 (via SPORT)

CDカステリョン

ブルゴスCFで昨季昇格プレーオフ争いの主役となり、2年間で77試合7ゴール7アシストを記録した29歳の強力ウィンガー、イニゴ・コルドバの獲得が間近に迫っている。これまでプリメーラでの経験が乏しかったチームにとって、1部で87試合の経験を持つコルドバの加入は、クラブの明確な成長を象徴する歴史的な補強となる。本拠地カスタリアは15,500人収容。 (via SPORT)

ブルゴスCF

昨季は昇格プレーオフを最後まで争う大躍進を見せたが、その原動力であったイニゴ・コルドバが契約更新のオファーを断り退団を公言したことは大きな痛手となる。本拠地エル・プランティオは11,380人を収容する。 (via SPORT)

RCDマジョルカ

プリメーラ(1部)からの降格組。ルイス・ガルシア監督は就任後唯一のコメントでホームでのファンとの団結を1部復帰の鍵に挙げている。ファンの熱気低下が懸念される中、収容人数25,736人を誇る本拠地エスタディ・マジョルカ・ソン・モイシュはセグンダで5番目の規模であり、対戦相手にとって大きな魅力となる舞台だ。 (via SPORT)

レアル・オビエド

マジョルカやジローナと共に1部から降格したものの、ファンの熱狂は全く冷めていない。シーズンチケットの更新数はすでに24,155人に達し、新規の4,426人を加えた総数は28,581人と、セグンダでダントツの数字を記録している。フリアン・カレロ監督率いるチームは、パブロ・サエンス、ユネス・ラチャブ、ハコボ・ゴンサレス、アイサル・アフメドに続く5人目の補強として、アルコルコンから21歳の左SBサム・ロドリゲスを獲得合意。同ポジションのラヒムと若手同士で激しい定位置争いを繰り広げる。本拠地カルロス・タルティエレは30,500人収容を誇る。 (via SPORT)

ジローナFC

1部からの降格に伴い、大幅な血の入れ替えを敢行中。アクセル・ヴィツェルが、チームの2部降格を理由とした契約条項によりわずか1年で退団。フアン・カルロス、デイリー・ブリント、ルベン・ブランコらもチームを去った。経験豊富なベテランを失ったが、新プロジェクトのもと1部即復帰を目指す。本拠地モンティリビは14,624人収容。 (via Mundo Deportivo)

レアル・バジャドリード

フラン・エスクリバ監督のもと、激しい争奪戦を制してデポルティボ(1部復帰組)からルイス・チャコンを6年契約の完全移籍で獲得した。カディス、スポルティング、レガネスといったライバルを退けたこの補強は、チームにとって大きな武器となる。本拠地ホセ・ソリージャは27,618人収容。 (via ElDesmarque)

カディスCF

ルイス・チャコンの獲得を狙うもバジャドリードに敗れた。守備陣の強化に向けて、マラガを退団したハビ・モンテロの獲得を狙いコルドバCFと争奪戦を繰り広げている。本拠地ヌエボ・ミランディージャは20,724人収容。 (via SPORT)

コルドバCF

イバン・アニア監督のシステムで重要な役割を担う左利きセンターバックの補強を急務としている。ルーベン・アルベスが怪我がちであるため、マラガをフリーで退団した27歳のハビ・モンテロをリストアップ。アトレティコ・マドリードや海外でのチャンピオンズリーグなど国際経験も豊富な実力派だが、カディスとの争奪戦になっている。本拠地ヌエボ・アルカンヘルは21,950人収容。 (via SPORT)

CDレガネス

ルイス・チャコンの獲得を狙っていたが、バジャドリードに敗北。本拠地ブタルケは14,422人収容。 (via ElDesmarque)

CDテネリフェ

本拠地エリオドロ・ロドリゲス・ロペスは21,950人収容。ラツィオを退団してフリーとなった38歳のペドロ・ロドリゲスが古巣復帰に含みを持たせており、『家に帰って母国で引退するのは誰にとっても最高のこと。もちろん私もそうしたい』と発言し、ファンの期待を高めている。 (via SPORT)

UDラス・パルマス

本拠地エスタディオ・デ・グラン・カナリアは32,400人を収容し、セグンダ最大規模を誇る。 (via SPORT)

UDアルメリア

昨季は1部復帰まであと一歩に迫る戦いを見せた。本拠地UDアルメリア・スタジアムは18,331人収容。 (via SPORT)

グラナダCF

本拠地ロス・カルメネスは19,224人収容。 (via SPORT)

アルバセテ

本拠地カルロス・ベルモンテは16,998人収容。 (via SPORT)

CEサバデル

セグンダ昇格組。本拠地ノバ・クレウ・アルタは11,908人収容。 (via SPORT)

SDエイバル

1部時代に拡張された本拠地イプルーアは8,164人収容。 (via SPORT)

ADセウタ

本拠地アルフォンソ・ムルベは6,500人収容。 (via SPORT)

FCアンドラ

本拠地エスタディ・ナシオナルは5,108人収容。 (via SPORT)

レアル・ソシエダB

リザーブチームとして参戦。本拠地はアノエタ(39,313人)またはスビエタ(4,000人)を使用する。 (via SPORT)

セルタ・フォルトゥナ

リザーブチーム。バライードス(22,800人)またはバレイロ(1,171人)を使用。 (via SPORT)

【本日の総括】

1部から降格したマジョルカ、オビエド、ジローナが昇格争いの主役と目される中、エルデンセのような昇格組が強豪スポルティングから有力選手を強奪するなど、セグンダの競争はかつてなく激化している。オビエドの驚異的なシーズンチケット更新数に見られるように、降格がクラブの熱を冷ますことはなく、各スタジアムでの熱戦が予想される。一方、これまで13シーズン連続でセグンダに所属していたレアル・サラゴサが、歴史的な異常事態としてプリメーラRFEF(3部)へ降格するという波乱も起きている。激しい移籍市場の動きと熱烈なファンの後押しが、今季のLALIGA Hypermotionの勢力図を大きく塗り替えていくことになる。 (via SPORT)