暫定開幕戦となるソシエダ戦に向けたカルトゥハスタジアムの厳重な移動・安全対策

🚌 セビージャ市役所は、今週金曜日(8月21日)の21:00からエスタディオ・デ・ラ・カルトゥハで開催されるラ・リーガ第2節のレアル・ベティス対レアル・ソシエダ戦に向け、大規模なセキュリティ、交通移動、清掃などの特別警備体制(ディスポシティーボ・エスペシアル)を整えています。この一戦は、第1節のバレンシアCF戦が延期となったベティスにとって、今シーズン初の実質的な開幕戦となります。

🚨 当日は地元警察をはじめ、市営バス会社Tussam(トゥサム)、市営清掃会社Lipasam(リパサム)がエリア全域で協力。Tussamはスタジアムがあるオリンピコ地区への運行を強化するため、2系統、C1系統、C2系統、および3本の臨時シャトル便を含めて計40台の追加バスを動員します。試合開始の2時間前から16台の増便が開始され、バルケタ、マカレナ、サンタ・フスタ、ネルビオン、トリアナ、ヘリオポリスなどの主要地域から直接スタジアムへアクセスできるようになります。

💡 また、試合終了後はスムーズな退場を促すために無料の復路専用スペシャルサービスが運行されます。地元警察による駐車場規制や周辺の交通規制は17:00から開始され、一般車両の侵入は試合開始の1時間前までに完全に制限。バイクや電動キックボード用の臨時駐輪エリアは南トンネル手前の高架下に設置され、ファンのミーティングポイントも南トンネル入り口付近に設けられます。安全のため周辺道路での二重駐車は徹底して排除される計画です。(via SPORT)

ベジェリンとアブデが練習に完全合流!主力復活で迎えるラ・リーガ開幕への光明

⚽ ラ・リーガの開幕戦に向けて調整を続けるレアル・ベティスは、水曜日の午前中に今週4回目となるトレーニングをルイ・デル・ソル練習場(Ciudad Deportiva Luis del Sol)で行いました。チームにとって最大の好ニュースは、ヘクター・ベジェリンとエズ・アブデの2選手が元気に全体練習のメニューをすべて消化したことです。

🏃‍♂️ ベジェリンは、イタリアのバリで行われたインテルとのプレシーズン最終戦で右足首を痛めて途中交代し、一時は深刻な靭帯損傷が懸念されていましたが、実際は軽い捻挫(torcedura)に留まりました。日曜日から個別のメニューをこなした後、火曜日、水曜日と連続してグループと同じ強度でトレーニングに励んでおり、ソシエダ戦の招集メンバーに入る準備が万端であることをアピールしています。

✨ また、膝の靭帯損傷により今夏のW杯2026への出場を不運にも断念せざるを得なかったエズ・アブデも、膝に特殊なプロテクター(保護用装具)を装着しながらも、ここ数日は完全に通常メニューに復帰しています。プレシーズンの実戦経験はないものの、驚異的な回復力を見せたアブデもベジェリンとともに開幕戦でのベンチ入りの可能性が高まっています。

🚑 一方で、この日の練習ではAitor Ruibal、Diego Conde、Gonzalo Petit、そしてW杯から最後に合流したばかりでまだ筋肉系の不調を抱えているGiovani Lo Celsoの4選手が怪我により欠席となりました。また、ペレグリーニ監督は家族のプライベートな用事のため水曜日の練習を欠席しましたが、木曜日の朝には戻って指揮を再開する予定です。(via Estadio Deportivo)

アイルランド代表FWトロイ・パロットの獲得決定!1600万ユーロ+変数400万ユーロでAZと最終合意

🇮🇪 ベティスは、待ち望んでいた新しい「9番」として、アイルランド代表の24歳FWトロイ・パロット(Troy Parrott)の獲得に関してオランダのAZアルクマールと完全合意に達しました。移籍形態はレンタルではなく完全移籍であり、ベティスが支払う移籍金は固定1600万ユーロに加え、各種の達成条件に応じた変動ボーナス400万ユーロ、さらには将来的に他クラブへ売却された場合に一定割合がAZに入る権利が含まれています。

🔥 この交渉は、AZ側が当初求めていた最低2000万ユーロの要求額に対し、ベティス側が1500万ユーロを提示する中で互いに妥協点を見出す形での駆け引きが続けられ、最終的にこの「16+4M」の合意へと結びつきました。

🎯 パロット自身は、プレミアリーグのウエストハム・ユナイテッドから届いていた、ベティスよりもはるかに高額で経済的に好条件の提示を断固として拒否。ベティスが持つチャンピオンズリーグの出場権に強く惹かれ、『ベティスでヨーロッパ最高峰の舞台を戦いたい』という強い意志をAZ側に伝えて移籍を強くプッシュしていました。現在、両クラブの間では契約書や登録用のドキュメントのやり取りが進められており、パロットは近くセビージャへ移動してメディカルチェックを受け、正式に5年間の長期契約を結ぶ予定です。この1600万ユーロという移籍金は、ベティスの歴史上でもデニウソン、ボルハ・イグレシアス、ロ・チェルソ、アントニーに次ぐ5番目に高額な超大型移籍となります。(via ElDesmarque) (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

パロット獲得の裏にロ・チェルソとの熱い友情とモウリーニョ監督の元でのトッテナムデビュー秘話

🤝 今回のトロイ・パロットの獲得劇には、ベティスの中心選手であるアルゼンチン代表ジオバニ・ロ・チェルソの存在が決定的な役割を果たしました。ロ・チェルソとパロットは、かつて2019/2020シーズンにトッテナム・ホットスパーのファーストチームで一緒にロッカールームを共にした親しい旧友です。

🎥 当時、トッテナムを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督は、下部組織で目覚ましい結果を残していた当時17歳のパロットを高く評価し、2019年12月のバーンリー戦でプレミアリーグデビューを飾らせました。モウリーニョ監督はデビュー直後、パロットに対して『彼はまだ17歳だが、素晴らしいポテンシャルと資質を備えた選ばれた特別な少年だ』と絶賛を贈りました。

😢 しかし、その後にパロットがファーストチームでの出場機会の少なさに不満を募らせ、他クラブへの武者修行を強く志願した際、モウリーニョ監督は態度を一変させ、『彼はU-23でプレーするたびに「自分はここにはふさわしくない優れた選手だ」という間違ったエゴに満ちたメンタリティを見せていた。それでは成長できない』と、その若すぎるメンタリティを厳しくメディアの前で非難した過去のエピソードがあります。

🍀 その後、パロットは数々のローン移籍を経験してエクセルシオールやAZアルクマール(昨季31ゴール12アシスト)でストライカーとして本格的に大ブレイクを達成。ロ・チェルソはベティスのスポーツディレクターであるマヌ・ファハルドに対し、パロットのプレースタイルや性格、現在の成長ぶりについて極めて好意的な推薦の言葉を伝え、この取引の実現を後押ししました。(via Estadio Deportivo) (via MARCA)

ダニ・セバージョスが「お金ではなく心」と緑色文字でSNSへ熱いメッセージ

💚 パロットの獲得手続きが最終局面に入ったことを受け、ベティスの次の大きなターゲットは、下部組織出身でファンの愛を受けるダニ・セバージョス(Dani Ceballos)の復帰へと移ります。レアル・マドリードを今夏退団してフリーとなったセバージョスは、他クラブから届いている何倍も高額なサラリーのオファーをすべて拒絶し、ひたすら愛する古巣ベティスからの呼び出しをマドリードの自宅で待ち続けています。

🏋️‍♂️ 彼は自身のインスタグラムに、プライベートジムで黙々とトレーニングに励む自身の写真を投稿。その写真には、ベティスを象徴する鮮やかな「緑色」のテキストで『道は険しいが、それだけの価値はある』という言葉が添えられていました。

🎶 さらに、BGMとして設定されたジョズエ・ラルホの楽曲『お金は私を動かさない』の歌詞の一部を載せ、『いいえ、お金は私を動かしません。そんなものは私の遺伝子には存在しない。私は心で動くのです』という一節を強調。自身の復帰交渉が金銭ではなく、純粋な愛と情熱に基づいたものであることを強烈にアピールしました。

✍️ ベティス側もセバージョスに対し、獲得が実現した際にはサラリー上限をやり繰りしてでもチーム最高給クラスの待遇で迎えるという確固たる約束をしており、現在はサラリーキャップの空きを作るための選手放出の手続きを急ピッチで進めています。(via ElDesmarque) (via MARCA)

アントニーへの5000万ユーロの超巨額オファーを即時却下!売却に踏み切れない契約の罠

💰 今週、レアル・ベティスと所属するブラジル代表FWアントニー(Antony dos Santos)に対し、プレミアリーグ以外のアジアや中東などの強大な経済力を持つクラブから、実に5000万ユーロという超高額なメガオファーが届いたことが明らかになりました。しかし、クラブとアントニーはこの魅力的なオファーを話し合う余地もなく、即座に却下しました。

⚠️ この決断の背景には、昨夏にベティスがマンチェスター・ユナイテッドからアントニーを2200万ユーロで買い取った際に結ばれた、非常に複雑な売却契約の取り決めが存在します。その契約では、ベティスが将来的にアントニーを他クラブへ売却して得た利益の「ちょうど50パーセント」を、マンチェスター・ユナイテッドへ支払わなければならないというルールになっています。

📉 つまり、2200万ユーロで獲得した選手を5000万ユーロで売却した場合、差し引き2800万ユーロの利益となり、ベティスに手元に残るのはその半分の1400万ユーロに過ぎません。これほど莫大な移籍金オファーでありながら、実際にクラブに残る金額があまりにも少なすぎるため、ペレグリーニ監督の絶対的な戦術の中心であり、かつベティスでの18ヶ月間で計72試合23ゴール15アシスト(昨季は恥骨結合炎に悩まされながらも14ゴール10アシスト)という圧倒的な成績を残している最大のスター選手を放出する価値はないと判断されました。本人も、ベティスで再びフットボールの楽しさや笑顔を取り戻したと語り、今季のチャンピオンズリーグでのさらなる飛躍に向けて一切の移籍に興味を示していません。(via Estadio Deportivo)

バルサ移籍の噂をネイサン本人が一喝!「私はベティスで幸せ、ここに残る」と完全残留宣言

🛡️ 今夏の移籍市場を通じて、ベティスの強固な守備を支える25歳のブラジル人DFネイサン(Natan de Souza)に対し、FCバルセロナへの電撃移籍の噂がメディアで盛んに飛び交い、彼の代理人であるアンドレ・クリもバルサからの熱烈な関心があることを公に認めていました。

🚗 しかし、ネイサン自身は火曜日の午前練習を終えた直後、ルイ・デル・ソル練習場の出口で待ち構えていたサポーターやメディアのカメラを前に自身の車を止め、非常に毅然とした態度で次のように噂を一蹴しました。

『バルサだって?いや、私はベティスと契約を結んでおり、ここでとても幸せだし、このクラブに残りたいと思っている。そのことをまずはっきりさせておこう。』

🏠 ネイサンがベティスでの継続を最優先している最大の理由の1つに、彼自身の「スペイン国籍取得」の計画があります。ネイサンは今年11月でスペインでの滞在歴が丸2年となり、EU外の特別枠を外れるコミュニティプレイヤー(スペイン国籍)としての申請資格を得ることができます。この国籍を得ることで欧州内での彼の市場価値は一気に高まるため、彼は下手に環境を変えることなく、愛するベティスで今シーズン戦い抜くことを強く望んでいます。ベティスは昨夏、ナポリから900万ユーロで彼を完全買い取りしており、現在の彼の価値を4000万ユーロと見積もっています。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

若き右ウイングのパブロ・ガルシアにハル・シティが500万ユーロオファー!交渉は最終段階へ

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 ベティスのカンテラが誇る20歳の快速アタッカー、パブロ・ガルシア(Pablo García)の未来が急速にイングランドへと傾いています。プレミアリーグに今季昇格したハル・シティ(Hull City)は、若き若手タレントの獲得を熱望するトルコ人オーナーの意向を受け、ベティスに対して500万ユーロを支払って彼の保有権の50パーセント(パスの半分)を買い取るという具体的な公式オファーを提示しました。

🏃‍♂️ パブロ・ガルシア自身はプレシーズンのトレーニングキャンプで3ゴール1アシストを挙げて高い潜在能力を証明したものの、右サイドにはアントニーやアブデという強力なスター選手が君臨しており、今シーズンもペレグリーニ監督の下で十分な出場機会を得ることは難しいと自覚しています。

💼 ベティス側は、この500万ユーロでの売却を財政管理における貴重なプラスバリアとして活用することに非常に前向きであり、交渉においてはハル・シティに対してさらなる増額を求めつつ、将来の売却時にベティスに多大な利益がもたらされるよう、20〜50パーセントの買い戻しまたは将来の転売パーセンテージを維持する細部の条件調整を行っています。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

19歳新星ブアレとの契約延長交渉が決裂。干されるリスクと1500万ユーロの解除金

🗣️ ベティスのカンテラに所属し、今夏のプレシーズンではペレグリーニ監督の元でファーストチームの練習や親善試合に参加して非常に良い印象を残していた19歳の新星ミッドフィールダー、ニャンゴロ・ブアレ(Gnangoro Bouaré)の周囲に、非常に不穏な空気が漂っています。

🏢 水曜日、ブアレは代理人のエルビス・ガルシア・バrera氏を伴い、ベティスのCEOラムン・アラルコン、およびカンテラ責任者のミゲル・カルサードと会談の席を持ち、2027年6月までとなっている現在の契約をさらに3年延長する交渉を行いました。しかし、この会談は進展がないまま完全に対立・決裂する結果となりました。

🚨 選手側は、新シーズンにおいてファーストチームの確固たる出場枠を保証されること、さらにはチャンピオンズリーグの登録メンバー(リストA)に確実に含まれることを強く要求。これに対しベティス側は、カンテラーノの若手に対してそのような異例の確約を与えることはできないと拒否しました。

⚠️ ベティスは、もしブアレが提示されている延長オファーを拒否し続ける場合、ペレグリーニのファーストチームでの練習から彼を完全に除外するだけでなく、セグンダBに所属するカンテラチーム(ベティス・デポルティーボ)での公式戦出場すらも認めず、今後契約が満了するまでの1年近くの間、スタンド観戦に追いやるという厳しい態度を示しています。彼にはラージョ・バジェカーノや複数の2部クラブが関心を示していますが、ベティスは1500万ユーロの契約解除金が支払われない限り、一切の放出を認めない方針です。(via Mundo Deportivo)

ペレグリーニ監督熱望のアムラバトやファビオ・シウバ獲得へ向けたSDマヌ・ファハルドの移籍市場デッドライン戦略

🛠️ ベティスのスポーツディレクターであるマヌ・ファハルドは、移籍市場の終了まで残り2週間を切る中、監督であるマヌエル・ペレグリーニの強い要求を叶えるための補強戦略を進めています。

🇲🇦 ペレグリーニ監督が最も熱望しているのが、昨シーズンまでマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、現在はフェネルバフチェからの脱退およびフリートランスファーとしての退団を目指してトレーニングしているモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(Sofyan Amrabat)の獲得です。アムラバト自身もセビージャへの愛着があり、アストン・ヴィラからの非常に好条件のオファーを拒否して、ベティスがサラリーキャップの空きを作るのを砂時計のように辛抱強く待ち続けています。

🇵🇹 また、前線の追加オプションとして、ウルヴァーハンプトンに所属するファビオ・シウバ(Fábio Silva)を、買い取り義務のないシンプルなレンタル移籍で獲得する交渉も水面下で続けられています。

⏳ ファハルドSDは、市場の早い段階で高騰している価格設定に付き合わず、あえてデッドライン間際までギリギリに引き伸ばすことで、相手クラブから破格の条件を引き出すという慎重かつ大胆な駆け引きを意図的に展開。これらの大物を登録するため、フロントはPablo García、Iker Losada、Nelson Deossa、Gonzalo Petitら4名の売却やローンの整理手続きを優先して進めています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

第1節の延期を経て、今週末にカルトゥハで開催されるレアル・ソシエダ戦で新シーズンのスタートを切るレアル・ベティス。ピッチ外ではアイルランド代表FWトロイ・パロットの1600万ユーロでの電撃獲得合意や、ダニ・セバージョスが示した「お金ではなく心」という熱いベティス愛、さらにはアントニーへの5000万ユーロ、ネイサンへのバルサ移籍の噂といったメガオファーを頑なに拒絶するクラブの強い決意など、激動の移籍市場最終盤を非常にパワフルに、かつロマン溢れる形で過ごしています。