プレサ会長が辞任要求を徹底的に一蹴し長期政権への執念を燃やす

練習場やスタジアムの周辺には会長の退任を求める落書きが溢れ、ホームゲームの際にはスタンドからプレサ会長の退陣を要求するチャントが繰り返されるなど、一部サポーターとの緊張関係はかつてないほど高まっています。しかし、プレサ会長は一切の身を引く考えがないことを強調しました。会長は健康が許す限り、この先何年、何十年でもラージョのトップとして居座り続ける決意を公式のインタビューで述べています。サポーターや周囲からの辞任要求などの圧力を「ゆすり行為」と表現し、そのような脅迫には絶対に屈しないと断固たる姿勢を露わにしました。自身が去ってもクラブの本質的な問題は解決しないと主張しています。

自身の将来について、プレサ会長は次のように語っています。

『私に対する様々な疑念の声はあるが、健康が許す限り、私はこれからも何年も会長を務め続けるつもりだ。プレサがクラブを売却したところで、ラージョの抱える問題が解決するわけではない。これは単なる強迫行為であり、私は脅しに屈するつもりはない』

(via Estadio Deportivo)

(via Mundo Deportivo)

スタジアム問題でプレサ会長が法的措置を予告、州の対応を理不尽な暴挙と断定

ホームスタジアムであるバジェカスが未だに使用できない現状に不満を募らせるプレサ会長は、マドリード州政府らの対応を一方的な「暴挙」であると強く非難しました。現状に泣き寝入りするつもりはなく、クラブの正当な権利を守るために法的手段の準備を進めていることを警告しています。もしスタジアムの不許可措置が長引き、次のホームゲームであるエスパニョール戦でもバジェカスでプレーできない状況が続くのであれば、これ以上の不利益を被らないために司法の救済を正式に申し立てる構えです。

法的闘争の可能性について、プレサ会長は強い意志を示しています。

『我々は司法の救済を求め、この理不尽な暴挙に対して法的措置を講じるつもりだ。スタジアムが良い状態にあるにもかかわらず、一方的な書類提出や監査を盾に試合開催を阻むことなど、私には到底受け入れられない』

(via Estadio Deportivo)

(via MARCA)

万が一のライセンス剥奪に備え、バジェカス地区内での新スタジアム建設構想を明かす

プレサ会長は、現在のバジェカススタジアムの使用ライセンスが剥奪されるという最悪の仮定話に対しても、明確なビジョンを持っていると言明しました。クラブが最も優先しているのは現在のバジェカススタジアムでのプレーを継続することですが、仮に使用不可が確定した場合は、バジェカス地区内に直ちに新しいスタジアムを建設することを目指すと語っています。もし地元でのスタジアム建設が完全に不可能となる極限状態に陥ったとしても、別の場所を探してでも何よりクラブの「生存」を最優先に行動すると強調し、移転は本当に最後の手段であるとしました。

スタジアム問題における将来の選択肢について、プレサ会長はこう言及しました。

『万が一、現スタジアムのライセンスが取り消されるようなことがあれば、私たちは直ちにバジェカス地区内に新たなスタジアムを建設する。もしバジェカス地区内での建設が完全に不可能な事態に陥ったとしても、まずはクラブの生存を最優先に全力を尽くす。だが、それは本当に最後の最後の手段だ』

(via MARCA)

スタジアムの安全性を重ねて強調、「心臓発作」の比喩で強硬な監査拒否を示す

プレサ会長はバジェカススタジアムがサポーターや選手にとって完全に安全で、維持管理や防災対策も適切に行われてきた最適な状態にあると再び保証しました。毎年避難訓練を実施しており、ファンがスタジアムに来ても全く危険はないと語っています。また、形式的な手続きとしての監査書のサインを求める当局の姿勢に対し、命を救う緊急医療を例に出して、何が重要なのかを優先するべきだと激しく批判しました。

書類手続きを優先させる対応について、プレサ会長は怒りを交えて以下のように比喩を使いました。

『スタジアムは今、最適な状態にある。安全確保やメンテナンスは完璧に行われており、ファンがバジェカスに来ても全く危険はない。毎年、避難訓練もしっかり行っている。病院で心臓発作を起こした人がいるなら、真っ先に行うのは除細動器で治療を施し、容体を安定させることだ。事務手続きや書類の整理はその後でいい。スタジアムの現状も同じだ。安全であることが明白なのに、サインがなければ使用できないというのは本末転倒だ』

(via MARCA)

(via Mundo Deportivo)

臨時ホームのブタルケ移転による計り知れない勝ち点損失とクラブの危機をプレサ会長が警告

バジェカスを追われ、レガネスのブタルケをホーム代替地として戦わなければならない現状に、プレサ会長は強い危機感と憤りを表明しています。特に、本来のバジェカスであれば十分に勝ち点をもぎ取れたはずのアラベス戦において、敗戦や引き分けによって失った勝ち点2は、このスタジアム問題さえなければ防げたと断言しました。15,000人ものサポーターが遠方のレガネスまで移動させられる恐ろしい損害だけでなく、選手が抱える精神的な不安や焦り、そして降格リスクといったクラブの命運を左右するスポーツ面・経済面・ブランド面の致命的なダメージが出ていると語っています。

ブタルケでの開催がクラブに及ぼす影響について、プレサ会長は警告しています。

『15,000人ものファンにわざわざレガネスまで足を運ばせるのは、とてつもない打撃だ。アラベス戦で失った勝ち点2は、ホームのバジェカスで戦っていれば絶対に落とさなかったと確信している。この状況はチームに降格の危機や選手の心理的な焦りを生み出しているだけでなく、財政、クラブのブランド価値、さらにはスタッフの安全性にまで深刻な悪影響を及ぼしている』

(via MARCA)

バルサ戦惨敗から初勝利を狙うラシン戦、中3日の大一番でカメジョを軸にシステム維持へ

ラージョは今週土曜日の9月5日18:30から、第4節として再びブタルケスタジアムでラシン・サンタンデール戦に挑みます。チームは開幕からの3試合で1分け2敗、わずか勝ち点1という低調なスタートとなっており、前節バルセロナ戦で5-2の惨敗を喫したばかりです。初白星がどうしても求められる中、監督は4-2-3-1のフォーメーションを継続して試合に臨む見込みです。攻撃の急先鋒には、バルセロナ戦で素晴らしい2得点をマークして絶好調ぶりをアピールしているストライカー、セルヒオ・カメジョが先発ワントップとして起用され、チームの命運を担うことになります。

(via ElDesmarque)

主力GKバタジャら負傷者続出でスクランブル体制、移籍破談のラティウとバジウが右SB争い

重要な一戦を控えるラージョですが、チームの台所事情は満身創痍のスクランブル体制となっています。主力GKアウグスト・バタジャが怪我のため離脱となり、今回の試合ではダニ・カルデナスとエミル・アウデロが先発GKの枠を巡って火花を散らしています。さらにルイス・フェリペ、イシ・パラソン、ジョズア・フェルトロウドも負傷によってリハビリを余儀なくされており、守備の主力であるマラシュ・クンブラの出場可否も試合直前まで保留状態という厳しい事態です。

このため守備の中央にはフロリアン・ルジューヌと、本来中盤のパテ・シスがセンターバックに入ると見られます。右サイドバックについては、今夏の移籍市場の土壇場でフルハムへの移籍話が破談となり、残留することになったアンドレイ・ラティウとイバン・バジウが競り合っており、左サイドにはアドリア・ペドロサが配置される予定です。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

プレサ会長がスタジアム問題において退任圧力や監査の制約に屈せず、徹底抗戦と長期政権への意欲をアピールしました。しかし臨時ホームであるブタルケでの開催は競技や精神面、財政面で多大な損失をもたらしており、現在リーグ戦で勝ち点1と出遅れているチームにとって、怪我人続出の中で迎える今節のラシン戦は非常に険しい初白星への挑戦となります。