新戦力獲得!ベルギー・ヘンクから実力派DFムジャイド・サディックが電撃加入
ベルギーのヘンクから、26歳のセンターバックであるムジャイド・サディックが今シーズン限りの期限付き移籍(レンタル)で加入することが正式に発表されました。
ログローニョ生まれのサディックは、ナイジェリアとガーナにルーツを持つ身体能力に優れたディフェンダーです。彼はデポルティーボ・ラ・コルーニャの下部組織で育ち、2018年5月12日のビジャレアル戦でトップチームおよびラ・リーガのデビューを飾りました。その後、2021年にデポルティーボからヘンクへと移籍し、ベルギーでは過去5シーズンにわたって主力として活躍し、経験を積み重ねてきました。
ラージョにとって、サディックは今夏の移籍市場における5人目の補強選手となります。これまでにクラブは、イタリア・アルバニア国籍のセンターバックであるマラシュ・クンブラ、ジョージア代表ウイングのギオルギ・ツィタイシュヴィリ、ベティスから新加入したスペイン人ピボットのニャンゴロ・ブアレ、そしてスペイン人左サイドバックのアドリア・ペドロサの4人を獲得しており、今回のサディックの加入により、ディフェンス陣の選手層がさらに厚みを増すことになります。(via Mundo Deportivo)
州政府と全面対決へ!スタジアム閉鎖の裏に潜む「7ヶ月の隠蔽」と「巨額改修費」の衝撃事実
エスタディオ・デ・バジェカスの閉鎖を巡り、マドリード州政府との対立がかつてないほど激化しています。クラブは極めて詳細な証拠資料を添えた広範な公式声明を発表し、州の文化・観光・スポーツ局を強烈に批判しました。声明では、州政府が「合法的な手続きを装いながら」、実際には「ラージョに対してあらゆる面で大打撃を与える」という明確な意図を持ち、ホームスタジアムへのチームの早期復帰を意図的に引き延ばしていると名指しで非難しています。
対立の火種となったのは、7月28日に州政府が「重大な安全上の欠陥」を理由にバジェカス・スタジアムの使用許諾を一時停止する措置を下したことです。州政府側は、この措置が2026年7月14日付の監査報告書に基づく決定であると説明していました。しかし、ラージョがこの報告書のPDFファイルを解析したところ、実際には2025年12月12日に作成されたWordドキュメント(ファイル名に含まれる「251212」という日付参照コードが証拠)をPDFに変換したものであることが判明しました。つまり、州政府はスタジアム閉鎖の口実となる報告書を、公表する約8ヶ月も前から隠し持っていたことになります。
さらに、7月14日当日の時間単位の動きについても重大な矛盾が暴露されました。同日の13時40分に監査人に対して、昨年12月のWordファイルをPDFへ変換して署名するよう指示が下されたにもかかわらず、そのわずか1時間半後である15時05分には、州政府の技術者がすでにその監査内容を追認する12ページに及ぶ独自の報告書への署名を完了させていたのです。この不自然すぎる超スピード対応について、クラブは公式声明で『もしこのタイムラインが本当だとするならば(実際にはあり得ないが)、マドリード州政府の職員たちは世界で最も効率よく働く人々ということになる』と、極めて辛辣なアイロニーを込めて反論しています。
また、ラージョは監査で指摘された安全上の欠陥について、独自の技術的証拠書類を提示して一つずつ完全に論破しています。ラウル・マルティン・プレサ会長がクラブを率いてきた過去10年以上の間、バジェカスで200試合以上が開催されてきましたが、観客や関係者の安全、バリアフリー、衛生に関するインシデントはただの一度も発生していないことを証明しました。
それだけではありません。クラブは8月20日のアラベス戦を本拠地で行うため、すべての安全基準を満たした書類を揃えて8月13日に州政府へ一時停止措置の解除を申請していました。しかし、州政府は申請の却下をクラブへ正式に通知する前に、意図的にメディアへ情報をリークしました。9月5日のラシン・サンタンデール戦を巡る申請でも同様に、正式通知前のメディアリークという暴挙が繰り返されたとしています。なお、8月4日と8月27日に実施された州政府の立ち入り技術検査の際にも、具体的な改修工事の要求や技術的指示は一切出されていません。
公式声明によれば、この異常な閉鎖騒動の真の背景には、スタジアムの利用許諾契約(現在は2039年まで有効で、2049年まで延長可能)を巡る巨額の金銭的要求があります。2026年6月、州政府側はラージョに対し、使用許諾を継続する条件として「6000万ユーロ(約96億円以上)を超えるスタジアムの全面改修費用をすべてクラブが負担すること」を提示してきました。ラージョがこのあまりに巨額な投資要求を拒否したため、州政府は安全問題を口実にした「一時停止措置」という実質的な報復手段を講じたとされています。州政府は7月27日に命令「1453/2026」によって正式に一時停止手続きを行い、ラージョは8月17日にこれに対する詳細な異議申し立て書を提出しました。
ラージョは必要書類を完璧に提出しており、ラ・リーガ自体も8月15日付で「避難安全上の問題や欠陥は一切見当たらない」とする緊急報告書を発行しています。これによりクラブ側は、アラベス戦が本来のホームスタジアムで戦えなかったこと、そして次戦のラシン戦が本拠地で開催できない場合の責任は、すべてマドリード州の文化・観光・スポーツ局にあると結論づけました。
このホーム剥奪問題は、スタジアムの外でも深刻な影を落としています。8月20日のアラベス戦はレガネスのブタルケ・スタジアムで代替開催されましたが、サポーター連合「Plataforma ADRV」が「バジェカスが閉鎖されている間はスタジアムに同行しない」としてボイコットを呼びかけたため、観客動向は大打撃を受け、入場者数はわずか4,280人に激減しました。9月5日に控えるラシン戦についても、クラブはブルゴスのエル・プランティオ・スタジアムや、レガネスのブタルケ・スタジアムを代替候補として交渉を続けていますが、現時点で公式な開催地は決定していません。
サポーターたちはこの危機に対し、試合当日である9月5日に『El Rayo es de Vallekas o no será(ラージョはバジェカスのものである、さもなくば存在しない)』というスローガンを掲げ、大規模な抗議デモ行進を行うことを呼びかけ、結束を呼びかけています。
一方でマドリード州政府側は、スタジアムの閉鎖はあくまで安全性の確保のみを目的とした客観的な措置であり、提示した全ての安全基準が完全にクリアされたと確認されるまでは、使用許諾の再開は一切認めないという極めて強硬な姿勢を崩していません。(via MARCA)
【本日の総括】
新戦力として実績のあるDFサディックを獲得し守備の補強に成功した一方で、マドリード州政府とのスタジアム閉鎖を巡る争いは泥沼化の一途をたどっています。クラブは公式声明で州政府の「8ヶ月に及ぶ監査報告書隠し」や「6000万ユーロ超の改修費負担要求」という驚くべき内幕を暴露し、真っ向から戦う姿勢を鮮明にしました。ピッチ外の混乱がピッチ内に悪影響を及ぼさないことを祈るばかりですが、バジェカスを奪われたサポーターの怒りと悲しみは限界に達しており、次節に向けてさらに緊迫した状況が続きそうです。
