メンディがチャンピオンズリーグ登録リストから電撃除外!深刻な中盤危機に備えて19歳神童マルティネスが滑り込み登録へ

欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグの選手登録リストの提出に伴い、衝撃的なメンバー構成が決定しました。フランス代表の左サイドバックであるフェルランド・メンディが、最大25名が登録可能なリストAの枠から電撃的に除外されました。

この驚きの選択には、制度的なルールと深刻な戦術的理由が絡み合っています。現在、レアル・マドリードのファーストチームには26名が在籍しており、ここに新加入の19歳ミッドフィールダー、セルジオ・マルティネスが加わると合計27名となり、登録枠を2つ超過する状況でした。ディフェンダーのチアゴ・ピタルチについては、UEFAが規定するリストB(2005年1月1日以降に生まれ、15歳以降から継続して2年間クラブに在籍していること)の要件を満たしたため、そこへの登録で解決できました。しかし、今夏ラシング・サンタンデールから加入したばかりのセルジオ・マルティネスは、年齢要件は満たしているものの在籍期間のルールをクリアできず、リストBへの登録が不可能な状態でした。そのため、彼をチャンピオンズリーグで起用するには、何としてもリストAの25人枠に入れる必要がありました。

さらに、マドリーは来週火曜日にサンティアゴ・ベルナベウで行われるチャンピオンズリーグ初戦のインテル・ミラノ戦において、壊滅的な中盤の危機に直面しています。昨シーズンの大会で受けた出場停止処分を引きずっているエドゥアルド・カマヴィンガ、アルダ・ギュレル、ベルナルド・シウバの3名が、初戦に出場できません。これに加えて、オーレリアン・チュアメニはプレシーズンから一度も登録メンバーに姿を見せず、未だに謎に包まれた筋肉系の怪我により治療中であり、カンテラ出身でリストBに登録されているチアゴ・ピタルチも負傷離脱しています。この崩壊寸前の中盤をカバーするため、今週の練習でジョゼ・モウリーニョ監督や選手たちに極めて強い感銘を与えていた若き才能、セルジオ・マルティネスの登録は不可欠でした。

そこで、左サイドバックの陣容が整理されました。メンディは昨シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝で右大腿直筋腱の断裂という重傷を負い、手術を受けました。すでに練習場で汗を流す姿は見せているものの、過去の怪我の履歴からクラブは非常に慎重であり、最も楽観的な見通しでも復帰は9月か10月と予想されています。一方でマドリーはフラン・ガルシアが退団したものの、マーク・ククレジャとアルバロ・カレラスの2名で左サイドバックのポジションがしっかりとカバーされているため、メンディを削ってセルジオ・マルティネス(登録背番号38)を入れる決断が下されました。

メンディは来年2月の冬の移籍市場の終了後にリストを更新するチャンスが残されているものの、怪我からの回復状態や激しいポジション争いの中で、今後の立場は非常に厳しいものとなると見られています。なお、リストBには、ディフェンダーのフォルテア、ジョアン・マルティネス、マリオ・リバス、ミッドフィールダーのチアゴ、セステロ、ラコスタ、バレーロ、フォワードのヤニェスといった8名の若手が名を連ねています。(via SPORT) (via MARCA)

性的ビデオ無断拡散事件でアセンシオの正式無罪が確定!本人がSNSで沈黙を破り後悔とクラブへの感謝を公式声明で激白

性的ビデオの無断拡散に伴う秘密漏洩罪の容疑で起訴されていたディフェンダーのラウル・アセンシオの裁判が開始され、正式に無罪判決が下されました。

この急展開は、ビデオに映っていた2名の被害者女性(うち1名は当時16歳)が裁判において、自らの自由な意思で被告人たちを『許す』と公式に表明したことで実現しました。すでに多額の金銭 red-handed 賠償(金額は非公表)が支払われており、女性たちは『この苦痛を早く終わらせたい』として、自らの意思で許しを裁判官に伝えました。これにより、告訴が必須である親告罪の性質を持つ秘密漏洩罪の起訴を検察が取り下げたため、アセンシオの無罪と裁判費用の支払い免除が確定しました。一方で、アセンシオと共謀したとされる既にマドリーを退団した元カンテラーノの3名(フェラン・ルイス、フアン・ロドリゲス、アンドレス・ガルシア)は、被害者に未成年が含まれていたため「児童ポルノ罪」でも起訴されており、こちらは被害者の許しがあっても罪は消滅しません。そのため、3名は司法取引に応じて懲役1年(執行猶予)の判決を受け入れ、性教育・感受性講習の受講、被害者への2年間の接近禁止、3年間の児童と接する職業への就業禁止に同意しました。

無罪確定を受け、アセンシオは自身の公式インスタグラムでこれまでの沈黙を破り、詳細な声明を発表しました。

声明の中で、彼は『今日、長い沈黙を守り、私が常に信じていた司法手続きを尊重した末に、無罪を勝ち取ったことを報告できます。そして、いくつかの言葉を皆さんと共有する時が来たと思います。この数ヶ月、私は非常に困難な状況を生きてきました。司法の判断が出る前に、私に関する様々な情報や憶測が一方的に報じられるのを目にすることもありました。メディアの仕事や人々の報道する権利は理解し尊重しますが、ニュースの裏には人生に重大な影響を受ける個人やその家族がいることを忘れてはなりません』とこれまでの苦悩を語りました。

さらに、周囲への感謝として『私は常に司法が正しい場所に物事を落ち着かせてくれると信じていました。今日、それ自体がすべてを物語る司法の決断が下され、私は平穏な気持ちと、私の人生において非常に重要だった一章を閉じることができる満足感を感じています。騒音や辛かった瞬間に囚われるつもりはありません。この間、私のそばにいて、信じ続けてくれた人々のサポートを胸に刻みたいと思います。私の家族、友人、代理人、弁護士、そして最も支援が必要だったときに力を与えてくれたすべての人に心から深く感謝します。そしてレアル・マドリードと、私を信頼し続け、大好きなサッカーをプレーし、成長し、楽しむ機会を与え続けてくれたクラブのすべての人に感謝を伝えたいです。このプロセスを通じて、私はピッチ外での騒音から一歩退き、黙々とトレーニングに励み、前に進むよう努力してきました。今日は、常に真実を信じていたという心の平穏とともに、胸を張って歩むことができます。これまで私について語ってきた人々には、司法が判断を下した今、この物語の真実の側面も同じだけの注目度で伝えてもらうことを望みます。過去を振り返ることなく、頭を高く上げ、前に進む強い気持ちでこの時期を閉じたいです』と言及しました。

また、アセンシオは8月にグラン・カナリア島で基準値の3倍を超えるアルコールを検出され、安全運転義務違反(飲酒運転)で罰金刑を科された不祥事についても自ら触れ、深く謝罪しました。

『また、飲酒運転による一件についても触れさせてください。起こしてしまったことについて深く後悔しており、その全責任を完全に受け入れます。この件から痛いほどの教訓を得ましたし、二度とこのような不祥事を起こさないと強く決意しています。これからは前だけを見つめ、大好きなサッカーをプレーすることに全力を注ぎ、働き、成長していきたいです』と反省を語り、さらにモウリーニョ監督が会見で放った、プロ選手はピッチの上だけでなくピッチ外の振る舞いでも一流でなければならないという言葉に言及して、『今度は私の番です。そして、ピッチの上だけでなくピッチの外でも同じように模範的でなければならないという監督の言葉に、私は完全に同意します。ハラ・マドリード。誰もそのことを疑わないでください』と、今後の強い覚悟を表明しました。なお、クラブは彼が起こした飲酒運転について「内部調査・規律処分」の手続きを開始しており、現在その詳細なペナルティを検討しています。(via SPORT) (via MARCA) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

モドリッチがネグレイラ事件の言い訳をバッサリ拒否!マドリーが当時リーグよりチャンピオンズリーグに強かった真の理由

レアル・マドリードで輝かしい黄金期を築き、現在はミランで活躍するクロアチア代表のレジェンド、ルカ・モドリッチが、かつてのマドリー時代にバルセロナと繰り広げたリーグ戦の闘い、そして審判買収疑惑であるネグレイラ事件について、極めて率率な本音を語りました。

マドリー時代のモドリッチは、チャンピオンズリーグを6回も制覇するという偉業を成し遂げた一方で、国内リーグであるラ・リーガの制覇は4回にとどまりました。多くのサポーターがその戦績の格差の原因を審判買収疑惑のネグレイラ事件に結びつけようとしますが、モドリッチはそうした言い訳をバッサリと切り捨てました。彼はネグレイラ事件について問われると、『あれは本当に普通ではない状態であり、好まないテーマなのでこれ以上は深掘りしない』としつつも、『普通ではないことがあったのは確かだが、私たちがリーグ戦をもっと勝ち取れなかったのは、自分たち自身の責任でもあると思う』と厳しく自己批判をしました。

さらに、なぜリーグ戦よりもチャンピオンズリーグにおいて圧倒的な勝負強さを示せたのか、そのメンタリティの違いを説明しました。

『私たちの時代、なぜリーグ戦よりもチャンピオンズリーグで多く勝てたのか。それは、私たちが日々の日常であるリーグ戦に対して、そこまで研ぎ澄まされた集中を持っていなかったからだと思う。いつでも状況を修正し、失ったポイントを取り戻す時間があるとどこかで甘く考えていた。一方で、チャンピオンズリーグでは、たった一つの失敗も許されない、負ければ即座に家に帰らなければならないと全員が理解していた。その切迫した危機感があったからこそ、あのような素晴らしい結果をCLで残せたんだ』と、リーグ戦での緩みを告白しました。

そして、当時のライバルであったバルセロナの凄まじい実力を認め、『リーグ戦では、常にまたポイントを挽回できると考えていた。しかし、当時のバルセロナは本当に強力で、一度失ったポイントを巻き返す隙を一切与えてくれなかった。それが、私たちがリーグを逃した真の理由だ。しかし、私は何一つとして過去を変えたいとは思わない。チャンピオンズリーグは誰もが勝ち取りたいものであり、それを6回も手にできたことは素晴らしい。だから何も後悔はない』と語りました。(via SPORT)

アンチェロッティ監督がバルデベバスを電撃訪問!ブラジル代表のリハビリ組を視察しマドリー愛とモウリーニョへの信頼を語る

かつてレアル・マドリードを指揮して数多のトロフィーをもたらした現ブラジル代表監督のカルロ・アンチェロッティが、バルデベバスの練習場を電撃訪問しました。

アンチェロッティは現在、ヨーロッパ各地を歴訪し、ブラジル代表選手たちのコンディションを直接視察するツアーを行っています。マドリーにはヴィニシウス、ロドリゴ、エデル・ミリトン、エンドリックというブラジル代表の重要選手たちが在籍していますが、ヴィニシウスを除く3名は怪我を抱えており、別メニューでリハビリを続けています。前回のワールドカップで、ロドリゴとミリトンの長期離脱によりエンドリックしか起用できなかったという苦い経験を持つアンチェロッティは、3名の回復状況を直接その目で見守り、挨拶を交わしました。

Real Madrid TVの取材に対し、アンチェロッティは『私は今、二重の立場でここにいます。ブラジル代表の監督として、そして何よりプライベートとして、かつて長い時間を過ごした自分の家に戻り、回復段階にあるブラジルの選手たちを励まし、みんなに挨拶をするためです。本当に素晴らしい朝になりました』と感慨深げに語りました。

また、後任であり今シーズンからチームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督を絶賛し、固い信頼を示しました。

『私はかなり前からモウリーニョと非常に良好な関係を保っており、お互いに戦術的なアイデアやメッセージを送り合っています。彼が、彼自身もよく知るこのレアル・マドリードという偉大なクラブの監督に戻ってきたことを本当に嬉しく思います。彼は必ず大成功を収めます。素晴らしい名将であり、ここで本当に素晴らしい仕事をやり遂げると私は確信しています。今シーズンのチームは非常によい滑り出しを見せました。最初は少し難しさがありましたが、一歩一歩プレーは改善されています。ソシエダ戦では見事な試合を披露しましたし、ここからはベティス戦、 Christ CLのインテル戦と本当に重要な試合が始まります。新加入の選手たちもチームに多くのクオリティをもたらす準備ができており、マドリーにとって本当に素晴らしいシーズンになるでしょう』と太鼓判を押しました。

さらに古巣マドリーへの変わらぬ愛情を口にし、『私にとって、レアル・マドリードは我が家であり、家族であり、私のすべてです。ここでは最高の年月を過ごし、素晴らしい思い出にあふれています。私は監督という立場から、今やレアル・マドリードの最初の一ファンへと変わりました。マドリーが試合を戦うときは、いつでも真っ先にテレビの前に座って応援しています』と熱く語りました。

この視察を巡っては、モウリーニョ監督も以前の会見で、『エンドリックが次のブラジル代表招集に間に合うかはわからないが、自分の所属選手の監督を務めているのが私の一番の大親友であるということは、チームにとって非常に大きなアドバンテージだ。カルロはいつでも私に直接電話をかけてくれるからね』と言及し、2人の良好な関係が選手管理における大きなメリットになっていることを明かしています。(via SPORT) (via MARCA)

レジェンドのフィーゴが今夏の補強に太鼓判!1億5000万ユーロの移籍金をユニフォーム販売で回収する商業神話に警鐘

レアル・マドリードの「銀河系軍団」の一員として一世を風靡した元バロンドーラー、ルイス・フィーゴが、古巣の今夏の移籍動向、精度高く過熱する現代フットボール界のビジネスの闇に鋭いメスを入れました。

フィーゴはマドリーの今夏の補強について、ヤン・ディオマンデらの獲得を引き合いに出しながら高く評価しました。

『レアル・マドリードは非常によい補強を行ったと思う。センターバック、サイドバック、そしてディオマンデのようなウイングといった、チームが実際に必要としていた重要なポジションに的確な戦力を揃えた。単に派手なビッグネームに走るのではなく、名前よりもチームの必要性を何よりも優先して非常に賢く市場で動いた。過去2シーズンにわたってマドリーは無冠だったため、チームを刷新し、選手層を補強することは不可欠なステップだった。これはクラブの雰囲気を高めるためにも、サポーターが希望を持って新しいシーズンを迎え、より一層チームに深くのめり込むためにも極めて重要なことだ』と絶賛しました。

しかし一方で、異常なインフレを見せる移籍金市場に対しては、極めて冷酷な見解を示しました。

『このような天文学的な移籍金は、いつかはどこかでストップしなければならない。各クラブの予算規模やファイナンシャル・フェアプレーに影響されるとはいえ、提示される金額はあまりにも高すぎる。世間でよく言われる「1億5000万ユーロのような超高額な移籍金は、ユニフォーム販売や商業マーケティングの売上だけで十分に回収できる」という理論は、完全に不可能であり、人々を騙そうとしている神話にすぎない。これらの巨額の獲得コストは、ピッチ上でのスポーツ的な成功を積み重ねることでしか回収できず、財務・商業面だけで回収することは不可能に近い』と、商業的回収説を切り捨てました。

また、フィーゴは自身のキャリアの終盤における驚くべき秘話を打ち明けました。2005年にマドリーを退団する際、前シーズンにヨーロッパ王者となったリヴァプールへの移籍が合意寸前まで迫っていたと語りました。

『破談の原因は、タイミングと、リヴァプール側の経済的な決定にかかる時間の遅さだ。彼らが意思決定にあまりにも時間を費やしている中、私は自分の将来について一瞬で決断を下す必要があり、待つことはできなかった』

『子供の頃、ヨーロッパで輝いていたリヴァプールは私の憧れだった。アンフィールドでプレーすることは、私のキャリアで叶わなかった唯一の夢だったかもしれない』と、かつて抱いていた熱い想いを明かしました。その後、イタリアのインテル会長との一回の面会で電撃的に交渉がまとまり、インテルで4年連続リーグ制覇を果たして2009年にキャリアを終えたため、大きな後悔はないとしています。

さらに、現在のサウジマネーのブームが起きるはるか昔の2007年にも、サウジアラビアのクラブへの移籍チャンスがあったことを暴露し、『インテルとの最初の契約が終わる2007年、サウジのクラブへ行くチャンスがあった。しかし、現地の交渉相手が全く真面目ではなく、不誠実だったため、取引は破談になった。そのおかげでインテルにさらに2年残り、結果的に良かった。当時のサウジは現在のような環境ではなかったからだ』と裏話を語りました。(via SPORT)

今夜キックオフのベティス戦最新情報!7名の負傷離脱を抱える中でのスタメンプランと主審エルナンデス氏との奇妙な因縁

リーガ・エスパニョーラ第4節の最注目カード、レアル・ベティス対レアル・マドリードの試合が、今夜21:00にセビリアのスタジアム「ラ・カルトゥハ」でキックオフされます。

この試合は、両チームが来週から始まるチャンピオンズリーグ(マドリーはインテル戦、ベティスはリール戦)に備えるため、特別に金曜日に前倒しされて開催されます。マドリーは現在、チュアメニ、エンドリック、ミリトン、アセンシオ、ピタルチ、メンディ、ロドリゴの7名を負傷離脱で失う深刻な満身創痍状態にあります。

それでも、モウリーニョ監督は最強のメンバーで臨む覚悟です。来週のインテル戦で出場停止が確定しているカマヴィンガ、ギュレル、ベルナルド・シウバの3名は、今夜のベティス戦でスタメンとして起用される可能性が極めて高く、彼らにフル稼働を強いる一方で、CL初戦の柱となるバルベルデらの負担を最小限に抑える戦術が敷かれます。

守備陣は、マーク・ククレジャとウイセンが左サイドとセンターに先発することがほぼ確実で、ダニ・カルバハルの退団に伴い無所属が続く右サイドバックのポジションには、トレント・アレクサンダー=アーノルドとの激しい争いを制してデンゼル・ダンフリースが先発する見通しです。センターバックは、イブラヒマ・コナテとアントニオ・リュディガーがウイセンのパートナーとして起用を争います。

前線は、ここまで3試合で4ゴールを挙げて絶好調を維持しバロンドール獲得へと突き進むキリアン・エムバペ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオールの「3機の戦闘機」が不動のスタメンを張ります。

この重要な試合を裁く主審は、アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス氏です。彼はマドリーの試合を過去36試合吹いていますが、チームの成績は19勝5分12敗、勝率56%と通常のアベレージを大きく下回る苦手なレフェリーです。直近では今年5月にバルセロナが2ー0で勝利したクラシコを裁いています。

さらに、この主審にはモウリーニョ監督とベティスのマヌエル・ペレグリーニ監督を巡る「奇妙な因縁」が存在します。彼がモウリーニョ率いるマドリーの試合を吹いたのは過去に1回のみであり、それが2012ー13シーズンの「マラガ対レアル・マドリード(3ー2でマドリー敗北)」でした。そのとき、マラガのベンチで指揮を執っていたのが、まさに今回の相手であるペレグリーニ監督です。10年以上の年月を経て、同じ主審のもとで二人の名将が再戦を迎えるのは運命的な符合です。

対戦相手のベティスも、前節レバンテ戦での5ー2という歴史的大敗に揺れ、さらにはペレグリーニ監督が希望していたボランチではなくセバジョスの獲得を優先したフロントへの不満が噴出し、険悪なムードです。ペレグリーニ監督は会見で『自分の意見はすでに述べた。今も変わっていない』とフロントへの批判を継続。新加入のセバジョスも『コンディションは100%ではない』として招集外としました。さらにエースのエズ・アブデが直前にウイルス性の風邪で離脱。ベティスがエヴァートンからの4300万ユーロの超巨額オファーを蹴ってアブデを残留させた直後の悲劇でした。他にもロ・チェルソ、エイトール・ルイバル、ディエゴ・コンデが欠場し、代わりに膝の大怪我から完全回復したモランテが招集メンバー入りしています。

かつて激しい舌戦を繰領したモウリーニョとの関係について、ペレグリーニ監督は『彼の古い発言に意味はなく、対立もない。彼は以前よりもはるかに成熟し、その言葉には理性が伴うようになった』と語り、試合前後には和解のハグを交わすことを約束しています。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via AS) (via MARCA) (via ElDesmarque)

1984年ベルナベウの奇妙な退場劇!聴覚障害の元相手選手デスニカ氏が語る侮辱によるレッドカードとマドリーの奇跡

レアル・マドリードの歴史に語り継がれる奇跡の逆転劇の裏で起きた、フットボール界で最も不条理な退場劇の当事者が、その真実を振り返りました。

現在69歳で、幼少期から完全な聴覚障害を持つ元クロアチア代表のダミール・デスニカ氏が、1984年11月7日にサンティアゴ・ベルナベウで行われたUEFAカップでの悲劇の体験を語りました。

当時、彼の所属していたHNKリエカは、ファーストレグでマドリーを3ー1と圧倒し、大きなリードを持ってベルナベウのセカンドレグに臨みました。しかし、試合を担当したベルギー人のロジャー・ショーターズ主審は不解な判定を連発し、リエカの選手をなんと3名も退場させました。その一人がデスニカ氏です。

デスニカ氏は1枚目のイエローカードについて、ホイッスルが聞こえずにプレーを続行したために提示され、不満からボールをピッチ外へ蹴り出したと説明しました。そして、続く2枚目のカードを提示された理由が主審への抗議と侮辱だったのです。言葉を喋ることすらできない彼が、侮辱をしたという罪で退場処分を下されるという極めて理不尽な裁定でした。

デスニカ氏は『最初のイエローは、ホイッスルが聞こえずにボールを持って走り続けたことでした。プレーが止まったことに気づき、フラストレーションからボールをピッチ外へ蹴り出しました。2枚目は、私が話すこともできないのに、抗議して侮辱したという理由で提示されたのです!』とその不条理さを語りました。

当時のモノクロ写真には、主審がデスニカ氏にレッドカードを突きつける傍らで、マドリーのレジェンド、ファンニートが信じられないといった様子で、判定への戸惑いを示すように両手を広げている姿が映り込んでいます。この退場者3人を出す不自然な有利さもあり、マドリーはセカンドレグを3ー0で大逆転し、そのまま同大会で優勝を果たしました。

デスニカ氏はリエカで2度の国内カップ制覇に貢献し、代表でも試合でゴールを決めるなどの活躍を見せた俊足ウイングでした。その後ベルギーのコルトレイクに移籍した際は、チームメイトと身振り手振りで意思疎通を図り、ピッチでは特殊な声を響かせてボールを要求していました。同僚のロレンツォ・スタエレンス氏は、デスニカ氏がダンスクラブの壁に手を当てて音楽のベース音を身体で感じていたこと、自宅にインターホンと連動して電球が光る特製の防音システムを構築していたことなどの秘話を懐かしげに振り返りました。

デスニカ氏は『コルトレイクの皆さんに温かい挨拶を送りたい。私の障害にもかかわらず、いつもサポーターの愛情を感じていました』と語り、一方で『審判たちは私の聴覚障害をまったく考慮してくれませんでした。彼らは私に向かって大声で叫びましたが、私は100%耳が聞こえないので叫んでも無駄です。そして今日でも、私の障害を正しく理解してくれない人がいるのは悲しいことです』と語り、障害を持つプロ選手としての苦労と不条理を口にしました。(via MARCA)

建築家エルティニ氏が新サンティアゴ・ベルナベウを大絶賛!美しい鋼鉄のベールと改修技術の圧倒的クオリティ

近年のレアル・マドリードの最大級の都市開発とも称される、ホームスタジアム「サンティアゴ・ベルナベウ」の大改修が、建築界の巨匠から手放しの大絶賛を受けました。

スタジオ・エル・デパルタメントの創設者である著名な建築家、アルベルト・エルティニ氏がインタビューに応じ、新ベルナベウのデザインとその画期的な機能性について称賛しました。

エルティニ氏は『本当に気に入っています。これほど意義深くシンボリックな作品は、常にクリスタルの目にさらされています。カステジャーナ通りを歩いていると、あの美しい鋼鉄のマントがスタジアム全体をエレガントに包み込んでいるのが一目瞭然で見えます』と語り、スタジアムの外装がマドリードの都市景観に完璧に美しく融合している点を絶賛しました。

さらに外装にとどまらず、内部の機能的改善についても『内部は本当に圧倒的であり、以前のベルナベウの持つすべてのスペックを劇的に向上させました』と評価し、既存の歴史的な巨大構造物を破壊することなく、完全に操業を維持しながらこれほど困難な最新テクノロジーと設備を融合させた改修工事の技術的な難易度の高さについて、最大級の賛辞を贈りました。なお、スタジアムは現在、騒音問題を巡る近隣住民との争いから音楽コンサートの開催が一時的に見合わされている状況にありますが、建築としての圧倒的な価値は揺らぎません。(via SPORT)

マドリーに関わる最新の移籍&カンテラ小ネタ集!チェマ・アンドレスの移籍による臨時収入やカルバハルの現状、マクトミネイの忠誠

市場閉幕を迎えた中でも、レアル・マドリードのピッチ外における最新の小ネタやお金の動き、噂に関する情報が満載です。

まず、共同保有権を保持していたカンテラ出身の21歳ミッドフィールダー、チェマ・アンドレスがプレミアリーグのブライトン&ホーヴ・アルビオンへ2200万ユーロで完全移籍することが正式に発表されました。マドリーはチェマの権利の50%を保持していたため、今回のブライトン移籍に伴い、1100万ユーロという多額のキャッシュを純粋な利益として回収することに成功しました。これによりマドリーは彼に対するすべての権利を手放しました。

また、もう一人の有望カンテラーノであり、アルメリアに所属する24歳のミッドフィールダー、セルヒオ・アリバスが、ポルトガルの名門ベンフィカの獲得ターゲットとしてリストアップされており、交渉が進められています。マドリーはアリバスの権利の50%を今でも保持しているため、彼がポルトガルへ渡った場合には、移籍金の半分がマドリーの金庫へと舞い込むことになります。マドリーは買い戻しオプションを有しているものの、現時点でそれを行使して復帰させるプランはありません。

市場の最終盤には、カスティージャに所属する19歳の将来有望なセンターバック、ジョアン・マルティネスに対して、彼の地元であるバレンシアから獲得の打診が届きました。しかしマドリーは交渉を一切拒否し、彼の退団の可能性を完全に封じ込め、手放さない姿勢を貫きました。さらに、マドリーはライバルであるアトレティコ・マドリードの下部組織から、アトレティコCで昨季プレーしていた20歳のウイング、ホルヘ・ラハドを獲得しました。ラハドはアトレティコで11年間を過ごしてきましたが、白の誘いを受けてバルデベバスへと渡り、レアル・マドリードCの一員としてプレーすることが決定しています。

5月に惜しまれつつマドリーを契約満了に伴い退団した34歳のダニ・カルバハルは、驚くべきことに未だに次のクラブが決まっておらず無所属のままです。FIFAの規定により、無所属のフリー選手は市場が閉まった後も自由にクラブと契約を結ぶことができますが、もし彼がチャンピオンズリーグなどの欧州カップ戦に出場することを望む場合、UEFAの登録締め切りであった9月2日23:59を過ぎたため、今秋のグループステージへの登録は不可能となりました。

最後に、かつてモウリーニョ監督によってマンチェスター・ユナイテッドでトップチームに引き上げられ、プロのキャリアを切り開いたナポリのスコットランド代表ミッドフィールダー、スコット・マクトミネイが、恩師への熱烈な忠誠を告白しました。セリエAで昨季MVPを獲得し、ナポリをスクデット獲得に導いたマクトミネイは、もしモウリーニョからマドリーに来いというオファーの電話が来たらどうするか、という問いに対し、『もし本当にそんなことが起こるなら、真剣に移籍を検討するだろう』と素直に答え、恩師への絶対的な忠誠が健在であることを示しました。(via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

【本日の総括】

電撃的なフェルランド・メンディのチャンピオンズリーグ登録外と19歳新星セルジオ・マルティネスの滑り込み登録、ラウル・アセンシオの性的ビデオ拡散事件での正式な無罪判決と涙の公式声明、さらにはモドリッチやフィーゴ、アンチェロッティといったレジェンドたちによる当時の回想や、現代フットボールの過剰な移籍金への辛口警鐘など、ピッチの内外を問わず驚くべきニュースが押し寄せています。今夜の宿敵ベティスとの前倒しでのアウェイ決戦は、7名の負傷者を抱えるモウリーニョ監督にとって試練となりますが、チャンピオンズリーグ出場停止となる中盤の主力をフル稼働させて勝ち点3を持ち帰ることができるか、大きな注目が集まります。