敵地メスタージャでのリーグ開幕戦は0-0!決定機を作るも攻撃のひらめきを欠きドロー発進

セルタ・デ・ヴィーゴは敵地メスタージャでバレンシアとのラ・リーガ第2節に臨み、0-0で引き分けました。第1節の試合が延期されていたため、チームにとってはこれが今シーズン最初の公式戦となりました。また、バレンシアが2027年夏に「ヌエボ・メスタージャ」へ移転を控えているため、歴史ある現メスタージャでの最後のシーズンにおける開幕戦となりました。

試合は全体として、セルタが相手より多くの決定的なチャンスを作り出して優勢に進めたものの、前線での攻撃のひらめきや鋭さを欠き、最後までゴールネットを揺らすことができませんでした。特にストライカーのボルハ・イグレシアスを欠いた前線は、バレンシアの堅い守備を崩すのに非常に苦労しました。エースのイアゴ・アスパス、フェラン・ジュグラ、そしてパブロ・デュランらアタッカー陣は、相手バレンシアのゴールキーパーであるディミトリエフスキの牙城を崩すことができず、決定力に課題を残す形となりました。(via ElDesmarque)

新戦力フェバスがアロンソと共に輝く!中盤で圧倒的な存在感を示したスタメンデビュー

決定力不足に悩まされた試合内容の中で、最もポジティブな驚きをもたらしたのは、今夏エルチェCFから新たに加わったミッドフィールダーのアレイクス・フェバスでした。

中盤の底でミゲル・ロマンとコンビを組んで先発出場したフェバスは、ピッチ中央で驚異的な運動量とゲームメイク力を披露。元スペイン代表DFマルコス・アロンソとともに、この日のチームのベストプレイヤーとして極めて高い評価を受けました。フェバスとアロンソの安定したパフォーマンスは、セルタの新しいシーズンにおける強固な基盤となることを証明しました。(via ElDesmarque)

モロッコU-23代表ウイングのクハイブ・ドリオエシュを完全移籍で獲得!PSVと合意した取引の詳細

セルタは、オランダの強豪PSVアイントホーフェンから、モロッコU-23代表の若き才能あふれるウイング、クハイブ・ドリオエシュを完全移籍で獲得することで合意に達しました。移籍金は600万ユーロ強にのぼります。

2002年生まれでオランダ出身のドリオエシュは、ヘーレンフェーンで1部デビューを果たし、エクセルシオールを経て2024年に300万ユーロ強でPSVへ移籍していました。今回の補強は、マルコ・ガルセスSD率いるスポーツ部門が、クラウディオ・ジラルデス監督の強く求めていた『縦への突破力があり、1対1に強く、自らアグレッシブに仕掛けられる攻撃的選手』という要望に完璧に応えたものとなりました。

ドリオエシュは、これまでに獲得が決定しているアレイクス・フェバス、ハビ・ガラン、アブドゥライ・ファイ、そしてトルコ代表GKアルタイ・バインディルに続く、セルタにとって今夏5人目の新戦力となります。(via ElDesmarque)

ジラルデス監督が描く補強プラン!新アタッカーの補強に続き狙うバレンシアのポルトガル人MF

クラウディオ・ジラルデス監督は、バレンシアとの試合前の会見において、チームに本当に必要な補強の数について次のように自身のプランを明かしていました。

『もし補強の具体的な人数を言うのであれば、右センターバック、中盤のセントラルミッドフィールダー、そして攻撃的なウイングの3名です。右センターバックには若いアブドゥライ・ファイを加え、攻撃陣にはドリオエシュの獲得合意にこぎつけました。中盤に関しては、マティアス・ベシーノがチームを去るという状況にあるため、新たな選手を中盤に加えるチャンスがあります』

この中盤の補強プランを完璧にするため、クラブはバレンシアに所属する24歳のポルトガル人ミッドフィールダー、アンドレ・アルメイダの獲得に向けて最終交渉を進めています。すでに選手個人との間では完全な合意に達しており、現在はバレンシアとのクラブ間交渉の進展を待っている状態です。ジラルデス監督自身は『補強に関してフロントの動きを全面的に信頼しており、とても落ち着いている』と語り、移籍市場閉幕に向けた動きを冷静に見守っています。(via ElDesmarque)

プレシーズン大爆発の新星ウーゴ・ゴンサレス!1部登録を勝ち取るもメスタージャでの凱旋デビューはお預けに

今夏のプレシーズンマッチにおいて、5試合で6ゴールという驚異的な大爆発を見せて最も大きな話題をさらったのが、23歳の生え抜きアタッカー、ウーゴ・ゴンサレスでした。

昨シーズン、リザーブチームであるセルタ・フォルトゥーナを2部昇格へと力強く牽引した彼は、プレシーズンでのあまりに見事なアピールによって、ジラルデス監督からトップチームの正規の背番号を勝ち取りました。規定により23歳に達したためBチームとの往復登録ができなくなった彼を、指揮官は高く評価して手元に置くことを決めたのです。

バレンシアの下部組織で育った彼にとって、今回のバレンシア戦は地元であり古巣でもあるメスタージャへの特別な凱旋試合となりました。しかし、この試合でジラルデス監督は彼をベンチに温存し、最後まで出場機会を与えませんでした。記念すべき1部デビューは次節以降にお預けとなりましたが、彼の類まれな得点力はこれからの長いシーズンで必ずセルタの武器となるはずです。(via ElDesmarque)

リザーブチーム「セルタ・フォルトゥーナ」が新スタジアム芝でホーム開幕へ!アンドラを迎える一戦の展望と選手状況

セルタのリザーブチームであるセルタ・フォルトゥーナ(セグンダ・ディビシオン所属)は、ホームスタジアムであるバライードスに強豪アンドラを迎え、今シーズン最初のホーム開幕戦に臨みます。この試合は、新しく張り替えられたバライードスの美しい芝生の上で行われる記念すべき公式戦となります。

フォルトゥーナを率いるフレディ監督は、試合に向けて次のようにサポーターの前でプレーすることへの熱い興奮を語りました。

『ホームのサポーターの皆さんの前でデビューできることを、心から楽しみにしています。ファンがフォルトゥーナのフットボールを見ることをどれほど心待ちにしているか、私たちは十分に理解しています。素晴らしい試合をして、サポーター全員に今シーズン最初の勝利を届けたいと強く思っています』

チームは開幕戦で、アウェイのNuevo Mirandillaにて強豪カディスを相手に粘り強い戦いを見せて引き分け、貴重な勝ち点1を手にしています。今回の相手アンドラ(カルレス・マンソ監督)は、ポゼッションを非常に大切にし、激しいハイプレスを得意とする、バルセロナのサッカースタイルに非常に近い魅力的な好チームです。相手には、パウ・ロペスやルーマニア代表ウイングのエネス・サリ、 Villarrealから加入したウーゴ・ロペス、登録が完了したばかりのスイス人FWジュリアン・ライホフといった実力者が揃っています。さらに、相手チームにはディエゴ・アレンデやラウタロ・デ・レオンといったセルタB元所属の選手たちが在籍していますが、アレンデとラウタロは不運にも怪我のため今回のヴィーゴへの遠征から外れました。

フォルトゥーナの選手状況としては、マテウ・ソブラルがスペインU-18代表への招集のため欠場し、新加入のポルトガル人、ブラド・シルバは現在選手登録の事務手続き中のため出場できません。さらに、守護神マルコス・ゴンサレスが風邪にかかっており出場が不透明となっています。

一方、1軍のバレンシア戦の招集メンバーに入っていたウーゴ・ブルシオとアンドレス・アンタニョンの2選手が、出場機会を得ずにフォルトゥーナに合流しました。今週はフォルトゥーナでの練習に1日も参加できていないというデメリットはありますが、足は非常にフレッシュな状態です。フレディ監督は『彼らはチームの仕組みや戦術を完璧に頭に入れているので全く心配はない』と信頼を示しており、現在中盤の底にアドリア・カプデビラしか残っていない状況を踏まえ、彼らのどちらかが先発メンバーに抜擢される見込みです。スタジアムには約7,000人のファンが詰めかける予定で、試合前にはBチームの歴代の選手たちを称える歴史的な記念セレモニーも行われます。(via SPORT)

【本日の総括】

セルタ・デ・ヴィーゴの今シーズン公式戦初陣は、敵地メスタージャでのバレンシア戦において、内容的に優勢でありながらも前線でのひらめきを欠いて0-0のドロー発進となりました。しかし、中盤でベストプレイヤー級の輝きを放った新戦力フェバスの極めてスムーズなフィットは今後の大きな収穫です。さらに、ピッチ外ではモロッコ代表ウイング、クハイブ・ドリオエシュの獲得合意や、バレンシアMFアンドレ・アルメイダ獲得へ向けた順調な個人合意など、ジラルデス監督が描く補強パズルのピースが着実に揃いつつあります。また、Bチームのセルタ・フォルトゥーナもホームのバライードスで熱い開幕戦を控え、1軍・Bチームともにセルタファミリーの若き牙たちが今季最初の歓喜に向けて確かな一歩を踏み出しています。