激闘のホーム開幕戦!前半圧倒も魔の後半退場劇でオサスナに痛深刻の逆転負け
芝生の菌類トラブルによる延期を乗り越え、ついに聖地バライードスで迎えたホーム開幕戦。セルタは前半に圧倒的なポゼッション73%を記録し、主導権を完全に掌握しました。前半のファウル数がわずか「0」だったのに対し、オサスナは9個を記録するなど、クリーンかつスマートなフットボールを展開してスタジアムを魅了。しかし、後半開始直後の退場処分をきっかけに、わずか12分間の間に2失点を喫して1-2で逆転負けを喫しました。アディショナルタイム8分を含め、最後まで泥臭く攻め続けたものの、相手の強固な守備に阻まれ、手中に収めかけていた勝ち点3を逃す極めて痛烈な結果となりました。 (via SPORT)
エースの魂は健在!今季初先発のイアゴ・アスパスが魅せた極上の先制ボレー
今シーズン限りでの現役引退を公言している偉大なキャプテン、イアゴ・アスパスが最高の輝きを放ちました。今季初の先発出場となったこの日、前半14分に彼らしい魔法を披露。エリア前でフリーになると、対峙したディフェンダーを鋭いキックフェイントで簡単にかわし、左足で狙い澄ましたコントロールシュートを放ちました。相手ゴールキーパーの必死のセーブも届かないゴール左隅のポスト際へと突き刺さる、芸術的な先制ゴール。彼にとって今シーズン最初の一撃は、スタジアムに地鳴りのような大歓声をもたらしましたが、その後の悲劇を考えると、勝利に結びつかなかったことが悔やまれてなりません。 (via Estadio Deportivo)
試合を壊した悪夢の判定!マルコス・アロンソのVARレッドカードと12分間の崩壊
完璧だったはずのシナリオに暗雲が立ち込めたのは、後半開始直後の後半48分のことでした。ルーズボールに対してスライディングで挑んだマルコス・アロンソが、相手選手と接触。当初はイエローカードの判定でしたが、VARの介入による長い検証の末、主審はレッドカードへと判定を覆して一発退場を言い渡しました。これで10人となったチームは急激にバランスを崩します。わずか3分後の後半54分には守備の隙を突かれてキケ・バルハに同点ゴールを許し、さらに後半63分には不運なハンド判定からアンテ・ブディミルにPKを決められました。わずか12分間で試合をひっくり返されるという、悪夢のようなシナリオに直面することとなりました。 (via AS)
移籍破談から奇跡の即先発!ハビ・ルエダが過ごした激動の24時間とピッチでの葛藤
プレミアリーグのノッティンガム・フォレストへの1500万ユーロでの移籍が秒読み段階に入っていたハビ・ルエダですが、前日にクラウディオ・ヒラルデス監督が『ハビ・ルエダは私たちにとって非常に重要な選手であり、彼がここにとどまると信じている』と呼びかけたことで事態は一変。クラブが移籍手続きを土壇場でストップし、一転して残留と契約延長・条件改善へと動き出しました。そして迎えたオサスナ戦、彼はなんと右サイドバックとして即座にスタメン出場を果たしました。気迫のこもったプレーでスタジアムを湧かせたものの、同点ゴールの場面ではマークしていた相手に競り負けてしまい、彼にとっては激動の24時間を飾るにふわさしい、ほろ苦いゲームとなりました。 (via ElDesmarque)
バライードスが歓喜に揺れた瞬間!筋肉系負傷を抱える世界王者ボルハ・イグレシアスへの特別なオマージュ
今週初めに筋肉系のケガを負い、この試合は欠場となったボルハ・イグレシアスですが、試合前にはスタジアム中から特別な祝福を受けました。スペイン男子代表として世界選手権で優勝を飾り、ガリシア人として、そしてセルタの歴史上初めて「世界王者」の称号を手にした彼に対し、サポーターは大歓声を送りました。本来は日曜日に行われる予定だったこのセレモニーですが、バルセロナでの関連イベントが中止されたことを受けて、急遽このホーム開幕戦の開始前に前倒しされました。クラブの象徴であり現在は役員を務める元守護神セルヒオ・アルバレスから記念プレートが手渡され、彼は金メダルを胸に輝かせながら始球式を行い、ファンの前で最高の誇りと喜びを分かち合いました。 (via Mundo Deportivo)
固い結束を示すメッセージTシャツ!ウルグアイMFマティアス・ベシーノが下した電撃退団の決断
今夏、驚きをもって受け止められたのが、ウルグアイ人ミッドフィールダーであるマティアス・ベシーノの退団です。フィジカル面が万全ではない状況に置かれていた彼は、クラブとの間で話し合いを行い、互いに合意の上で契約を解除してチームを離れる決断を下しました。ピッチに立つ仲間たちは、彼のこれまでの多大な貢献と新たな門出を祝福し、応援するために、試合前の入場時に「マティアス・ベシーノにエールを」と書かれた揃いのTシャツを身にまといました。この粋な演出は、チームの非常に強い結束と家族的な一体感をスタジアム全体に示すものとなりました。 (via MARCA)
クラウディオ・ヒラルデス監督とハビ・ロドリゲスが語る判定への本音と次戦への決意
試合後、ディフェンダーのハビ・ロドリゲスは判定に対して悔しさをにじませながらも、毅然と語りました。『退場処分がゲームのすべてを変えてしまった。前半は明らかに僕たちが優勢で、それがスコアにも表れていた。退場から失点、そしてPKへと流れてしまったが、これらは主審が決めることであり、僕たちはそれを受け入れるしかない。マルコスのプレーはボールに行っていたと思う。ただ、リーグ戦はまだ始まったばかりだ』と前を向きました。また、クラウディオ・ヒラルデス監督は交代の意図について『中2日という厳しい過密日程の中で、全選手をフルに活用していく必要がある。全員を信頼しているし、チームは十分に戦えるクオリティを持っている。ただ、もっと流動性を高めてダイナミックになり、終盤まで走りきれるだけの脚力を残さなければならない』と、過密日程の中でチーム全員が重要な戦力であることを強調しました。 (via MARCA)
オサスナ戦:全出場選手&指揮官の詳細パフォーマンス採点と徹底分析
今回の激闘における選手たちの働きを詳細に分析します。
◎ラドゥ(採点5)
前半は落ち着いて処理し、足元のビルドアップでも貢献。しかし、失点場面では決定的なセーブを見せられませんでした。
◎ハビ・ルエダ(採点5)
移籍騒動から即座にスタメン起用されました。気迫のオーバーラップを見せたものの、同点被弾の場面で相手のキケ・バルハに背後を取られてしまい、悔しい失点関与となりました。
◎ハビ・ロドリゲス(採点5)
前半に肩を痛めて治療を受ける場面がありましたが、最後まで持ちこたえて守備陣を支えました。今後はより一歩踏み出したパフォーマンスが期待されます。
◎ヨエル・ラーゴ(採点5)
冷静に守備をこなしたものの、逆転を許す窮地において周囲を引っ張るような決定的な輝きを放つまでには至りませんでした。
◎マルコス・アロンソ(採点3)
前半は安定していたものの、後半のレッドカードで大失態を演じました。経験豊富な実力者であり、チームがリードしていた局面だけに、両足で滑り込んだラフプレーは痛恨の極みです。
◎ハビ・ガラン(採点6)
前半は左サイドで躍動。高い運動量で攻守に貢献したものの、後半にハンドによるPKを与えてしまったこと、またバックパスのミスでキーパーをピンチに陥れたことが響きました。
◎イライクス・モリバ(採点6)
強靭なフィジカルを駆使して相手の警告を誘発。退場者が出るまではミッドフィールドを支配し、10人になってからもハードワークを緩めませんでした。
◎ミゲル・ロマン(採点7)
戦術眼が光りました。監督の意図を最も深く理解している1人であり、前半のゲーム支配の中心でした。不運な展開で敗れたものの、その存在感は際立っていました。
◎イアゴ・アスパス(採点9)
文句なしの最高評価。一瞬の隙から先制点を奪う嗅覚は異次元であり、前線でのゲームメイクでも違いを見せつけました。彼がピッチを退いた後に暗転したことが、その圧倒的な重要性を物語っています。
◎ウィリオット・スウェドベリ(採点5)
前線でファウルを誘う場面はあったものの、相手の厳しい監視に遭い、前半は十分に攻撃の起点として機能できませんでした。
◎パブロ・デュラン(採点6)
攻守における献身的な走りが光りました。鋭いファーストタッチから見事なカウンターを演出し、今シーズンのブレイクを期待させる動きでした。
◎スタルフェルト(採点4)
退場に伴い急遽ピッチへ送られたものの、空中戦の競り合いで競り負けて同点弾を許すなど、期待された守備の引き締め役としては非常に脆い姿を露呈しました。
◎ウーゴ・アルバレス(採点5)
1人少ない状況の中で左サイドから深みをもたらし、最後まで反撃への姿勢を示し続けました。
◎セルヒオ・カレイラ(採点5)
終盤に左サイドを活性化。相手の決定的なシュートをゴールライン上で見事にブロックし、意地を見せました。
◎フェラン・ジュグラ(採点なし)
攻撃のアクセントを求めて投入されたものの、エリア内に入り込むよりも下がりすぎてパスを受ける形になり、決定機は作れませんでした。
◎エル=アブデラウイ(採点なし)
右サイドから鋭いドリブル突破を試みたものの、最終的な成果に結びつけることはできませんでした。
◎クラウディオ・ヒラルデス監督(採点7)
完璧なゲームプランで前半を完全に支配しました。個人のミスと退場で想定外の展開となったものの、すぐさまシステムを変更して最後まで同点を狙いに行きました。前半に見せたクオリティを今後も継続できるかが鍵となります。 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
前半の圧倒的なゲーム支配は、新生セルタの明るい未来を感じさせるものでした。それだけに、後半の一発退場というアクシデントをきっかけに喫した逆転負けは極めて悔やまれます。過密日程が続く中、判定の不運に屈することなく、前半のクオリティを90分間持続する強さを身につけ、日曜日のアスレティック・クラブ戦でバライードスに歓喜をもたらすことを期待します。
