アンソニー・ゴードン獲得

アンソニー・ゴードンが2031年6月までの5年契約でFCバルセロナに完全移籍しました。移籍金は固定7000万ユーロに変動1000万ユーロを加えた約8000万ユーロです。変動部分の半分は、5シーズンの各シーズンで60%以上の試合に出場した場合に毎年100万ユーロが支払われ、残りの500万ユーロはチームの獲得タイトルに応じて支払われます。この移籍に伴い、ニューカッスルはエバートンに対して15パーセントにあたる約1200万ユーロを支払います。ゴードンの年俸は手取りで約700万ユーロとなり、背番号はラミン・ヤマルが以前着けていた19番に決定しました。

デコSD、ボージャン・クルキッチ、ジョアン・アマラルがロンドンへ飛び、エージェントと直接会談して交渉をまとめました。ゴードンにはバイエルン・ミュンヘンや出身地のリバプールからも8500万ユーロのオファーがありましたが、本人がバルサ移籍を熱望し、ニューカッスルに対してバルサか残留かと迫ったことで交渉が成立しました。

プレゼンテーションは当初13時に署名、13時30分に記者会見の予定でしたが、官僚的な問題や税務上の書類、サウジアラビア側の承認待ちなどにより8時間以上遅れました。待機中の報道陣には生ハムのクロケットやチーズバーガーが振る舞われ、ジョアン・ラポルタ会長、ラファ・ユステ副会長、デコ、ボージャンらは途中で食事に出かけました。最終的に21時18分に公式発表され、21時30分ごろに会見が行われました。

ゴードンは会見で流暢なスペイン語を披露し、次のように語りました。『信じられないかもしれませんが、いつかバルサでプレーしたいと思い、スペイン語の勉強を始めました。この2年間学んでいます』『ニューカッスルにはスペイン語を話す理学療法士がいて、彼と毎日練習していました』『バルサへの関心を知ったのは遅かったですが、知った瞬間から迷いはありませんでした。バルサだけを望んでいました。世界最高のチームであり、子供の頃からの夢です』『このクラブの歴史はよく知っています。ここにいられてとても興奮し、誇りに思います。世界最高のチームの一員になることは夢の実現です』『もしひとつだけタイトルを選べるならチャンピオンズリーグです。6度目の優勝は特別です。最初のシーズンで達成できれば象徴的な瞬間になります』『自分のプレースタイルはラフィーニャに似ていると思います。激しさ、スピード、テクニックがあり、常にゴールを狙います。それがチームの勝利やタイトルにつながると思います』『フリック監督とはすでに話しました。素晴らしい人であり、信じられないほどの監督です。短い期間で多くのことを成し遂げています。一緒に多くのタイトルを勝ち取りたいです』『3歳の頃からバルサと対戦することに興奮していましたし、これからはラミン・ヤマルらと一緒にプレーできます。彼らのようなトップ選手とプレーすると自分が向上します。セント・ジェームズ・パークで対戦した時、ペドリやフレンキー・デ・ヨングに圧倒され、ボールに触ることすらできませんでした』

ニューカッスルは公式SNSで『バルセロナに行って大活躍してこい、アンソニー・ゴードン』と紳士的なメッセージを投稿し、さらに『アンソニー・ゴードンがラ・リーガ王者であるFCバルセロナに多額の移籍金で加入したことを確認しました』と声明を出しました。

ゴードン自身もニューカッスルへの別れの言葉を残しました。『ニューカッスルの選手としてのすべての瞬間を楽しめました。信じられないクラブであり、一生ファンであり続けます。セント・ジェームズ・パークを愛していますし、あそこでプレーするのが大好きでした。象徴的な夜や大きな勝利があり、私にとって特別なものでした。初日から私が何者でもないのに人々は私をすぐに愛してくれました。感謝してもしきれません。クラブには多くの借りがあります。人生で少し迷っていた私に、帰属意識とアイデンティティを与え、できると思っていたことをさせてくれました。大きな舞台に立たせ、私を向上させてくれました。最も重要なのは、私がどのような人間になったかということです。劇的な変化であり、とても誇りに思っています。ここの文化は、一秒たりともリラックスできないことを最初から教えてくれました。それが私を思っていたよりも早く、到達できると知っていたレベルへと押し上げてくれました』

(via SPORT, MARCA, ElDesmarque, Mundo Deportivo)

フリアン・アルバレスへの関心とアトレティコとの対立

バルサはアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレス獲得を目指しており、1億ユーロ近い正式オファーを準備中です。これに対し、アトレティコ・マドリードはオファーの存在を否定し、公式SNSを利用してバルサを痛烈に批判・挑発しました。

アトレティコはファブリツィオ・ロマーノの「HERE WE GO!」というフレーズを模倣し、バルサの選手たちへの架空のオファーを連続で投稿しました。ラミン・ヤマルに対しては『バッド・バニーの明日のコンサートチケット4枚、ABCの年間購読、ひまわりの種1袋を提示するファックスをバルサに送りました。発表の準備をするため返答を心待ちにしています』と投稿し、ペドリに対しては『明日のチケットが売り切れたため、日曜日のチケット6枚に条件を引き上げました』と投稿しました。ハフィーニャに対しては『3対1を完成させるため、1年間のローン移籍の代わりに、トム・フォードとスミスを買い取りオプションなしで貸し出します。断れないオファーです』とエンリケ・セレソ会長の過去の架空選手発言を引き合いに出して投稿しました。さらにデコSDに対しても『ブラジル市場のスカウトチームに加わるようオファーしたという噂を断固として否定します』と投稿しています。

その後、アトレティコは真面目なトーンでバルサを直接非難しました。『アトレティコ・マドリードがそのようなことをするはずがありません。しかし、ここ数ヶ月、我々の選手の一人に対する執拗な攻撃を受けています。意図的なリーク、フェイクニュース、継続的なリスペクトの欠如、作り話をでっち上げるクレの機械、直接対決前の電話などです。しかし当然のことながら、我々は審判の副会長を雇ったり、選手を登録するために政治的な便宜を図ったりすることは絶対に思いつきません。リスペクトと価値観です』とネグレイラ事件やダニ・オルモの登録に触れて批判しました。また、インスタグラムでは犬がライオンの被り物をしている動画に『バルサがあなたの選手を契約しようとしている時』というテキストを付け、さらに『このフェイクを作るのに5分しかかかっていません。現実が改ざんされる時代に生きています。特にバルサに関連することは、すべてを信じないでください』と警告しました。

ボルシア・ドルトムントの公式アカウントもこの騒動に反応し、『何を見逃したんだ?』とコメントした後、VARのジェスチャーをする審判のGIFを投稿し、マスコットのエマは移籍しないと「Here we don't go」と投稿してジョークに参加しました。

コケはラ・リーガのイベントでこの件について『がっかりしているか?フリアンはアトレティコの選手であり、全力を尽くしてくれています。加入して以来、誰もが彼をバルサや他チームに売ろうとしています。彼自身や他の誰かが違うと言わない限り、彼はアトレティコでプレーします。契約は2030年まであり、多額の契約解除金もあります』と語り、自身はメノルカ島で妻と休暇を過ごし携帯電話の電源を切っていたため詳細は知らないと付け加えました。アトレティコは契約解除金が5億ユーロであり、分割払いは不可であると強調しています。

カデナCOPEのダニ・セナブレは『アトレティコの凄まじい泣き言。去年ビルバオでニコ・ウィリアムズの時にも起きたことだ。選手を誘拐しようとするバルサはなんて悪いんだ』と皮肉り、『もし勇気があるなら、来たいと思っている自分たちの選手に怒るべきだ』と指摘しました。

(via SPORT, MARCA, ElDesmarque, Mundo Deportivo)