ビクトル・バルデペーニャスがフィオレンティーナへ完全移籍
レアル・マドリードの下部組織であるラ・ファブリカが育て上げた19歳のセンターバック、ビクトル・バルデペーニャスのイタリア・セリエA、フィオレンティーナへの完全移籍が決定しました。フィオレンティーナは、アーセナルなど他の関心を示していた強力なライバルクラブを出し抜き、移籍金800万ユーロを支払って選手の保有権の50%を取得する形で合意に達しました。契約期間は2031年までの長期契約となります。
この取引において、レアル・マドリードはカスティージャの選手を放出する際のお馴染みのビジネスモデルを適用しています。クラブは将来バルデペーニャスが他クラブへ移籍した際の売却益の50%を保持し、さらに優先的な買い戻しオプション(優先条項)も契約に盛り込むことで、選手の今後の成長と動向に対するコントロールを維持しています。
2006年10月20日生まれのバルデペーニャスは、身長1.88mの恵まれた体格を持つ左利きのセンターバックで、必要に応じてサイドバックもこなすことができます。広いスペースをカバーするスピードと、対人戦での守備の堅実さが最大の持ち味です。昨シーズンはカスティージャの一員としてプリメーラRFEFで30試合に出場し、フベニルAのメンバーとしてもクラブ史上2度目となるUEFAユースリーグ制覇に大きく貢献しました。さらに、トップチームの守備陣に負傷者が相次いだ緊急事態には、シャビ・アロンソ監督の抜擢を受けてメンディソロサでのアラベス戦にスタメンで起用され、見事にトップチームデビューを飾るという飛躍の一年を過ごしました。
レアル・マドリードは今夏、下部組織出身選手の取引で莫大な利益を生み出しています。ニコ・パスの保有権50%をコモに6000万ユーロで売却(残留)したのを筆頭に、ビクトル・ムニョスをリヴァプールへ(2000万ユーロ)、マリオ・ヒラをミランへ(1500万ユーロ)、アルバロ・ロドリゲスをボーンマスへ(1500万ユーロ相当)、アレックス・ヒメネス(1250万ユーロ)、フラン・ガルシア(400万ユーロ)、マリオ・マルティン(350万ユーロ)など、カスティージャ出身選手に関連するオペレーションだけで、合計約1億3800万ユーロもの巨額の収入を得ることに成功しています。
(via MARCA, SPORT)