フェラン・トーレスのPSG移籍秒読み:5000万ユーロの取引、練習を欠席してパリへ、祖父母への想い

26歳のスペイン代表フォワード、フェラン・トーレスのパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍がいよいよ秒読み段階にあります。バルセロナとPSGは移籍金5000万ユーロの固定額に加え、500万ユーロの変動ボーナスを支払うことで基本合意に達しました。フェランは水曜日と木曜日のハンジ・フリック監督によるバルセロナのトレーニングセッションを2日連続で欠席しており、これはクラブからの公式な交渉許可を得た措置です。フェランはバルサの練習場に戻って自身の私物を整理し、チームメイトに別れを告げた後、パリに渡ってメディカルチェックを受ける準備を整えています。PSG側が前夜のスーパーカップに出場していた関係で手続きがわずかに遅れていますが、今週末には正式発表がなされる予定です。PSGを率いるルイス・エンリケ監督は、バルサで冷遇され不満を感じていたフェランを、複数の攻撃的ポジションをこなせる貴重な存在として歓迎しており、ゴンサロ・ラモスをミラノに放出した後の重要な戦力として考えています。8月23日のレンヌとのリーグ開幕戦でのデビューが目標に設定されています。フェランの周辺では、先週の金曜日に彼の故郷フォイスで温かい表彰式が行われ、祖父母のペペとロラが登壇しました。祖母のロラは『フェランは本当に良い子で働き者。子供の頃はゴールを1点決めるごとに私に1ユーロを求めてきて、私はいつもそれをあげていたの。彼の怪我がないように、いつもサン・ロックなどの聖人に祈りを捧げているわ』とマイクで感動的なエピソードを披露。祖父のペペが『自分の命ももう残り少ない』と漏らすと、フェランが『おじいちゃんはもう10年もそのセリフを言っているよ』と笑顔で返すなど、地元の人々に愛される素顔が話題となりました。(via SPORT / via MARCA / via Mundo Deportivo / via Estadio Deportivo)

ロナルド・アラウホがリヴァプールへ電撃レンタル移籍:移籍の裏側とバルサの南米スカウティング戦略

ウルグアイ代表のロナルド・アラウホは、リヴァプールへ1年間の期限付き移籍(買取オプション付き)を果たすという、今夏最も迅速かつ驚くべき移籍劇の主役となりました。このオペレーションはわずか48時間で合意に達しました。アラウホは、ハイラインの守備戦術にこだわるハンジ・フリックの構想では自分がレギュラーに選ばれないこと(パウ・クバルシ、アンドレアス・クリステンセン、エリック・ガルシアの後塵を拝すること)を悟り、移籍を決断。リヴァプールの指揮官アンドニ・イラオラとスポーツディレクターのリチャード・ヒューズによる直々の説得が決定打となりました。イラオラはコナーテがマドリーに去り、ファン・ダイクが35歳となったリヴァプールの守備陣のボスとして彼を必要としていると熱弁。アラウホはこれに心を動かされ、バルサでの年俸から自主的に一部を減給することにまで同意して取引をまとめました。バルセロナはこのアラウホの電撃移籍に伴い、彼をかつて2018年にウルグアイのボストン・リバーからわずか170万ユーロ(各種条件をクリアして最終的に670万ユーロ)で発掘した成功例をベースに、南米の有望な若手を安価で発掘するローコスト・スカウティングを強化しています。現在、ジョアン・アマラウが率いるスカウト部門は、ウルグアイのデフェンソールから獲得した左ラテラル、パトリシオ・パシフィコ(膝の重傷によりローン契約を1年延長)や、LDUキトから新たにローンで加入した18歳のエクアドル人ラテラル、ジョスエ・カイセドをバルサ・アトレティックに迎え入れました。さらに、バルサはパルメイラスの16歳の神童FWエドゥアルド・コンセイサオの監視を続けていますが、若すぎるため具体的な交渉は現時点では見送っています。(via SPORT)