モロッコ代表DFアゲルド復帰が最終段階!ただし過去の自己防衛的な態度に更衣室が懸念
今夏の移籍市場で苦戦を強いられてきた強化部長のエリック・ブレトスですが、マタラッツォ監督の「複数システムに対応できるセンターバック」という要求を満たすため、ついに本腰を入れました。複数の獲得候補を精査した結果、2シーズン前に所属していたモロッコ代表DFナエフ・アゲルド(30歳)の復帰交渉が最終局面を迎えています。
アゲルドは昨季、2300万ユーロという高額な移籍金でオリンピック・リヨンへ加入したものの、クラブがチャンピオンズリーグ出場権を逃したことでチームは売却による資金回収を迫られていました。イタリアのナポリなどからも強い関心が寄せられていましたが、アゲルド自身がソシエダへの復帰を熱望し、他クラブからのオファーを拒否したことで交渉が一気に進展しました。取引は400万ユーロのレンタル料を支払い、1100万ユーロの買い取りオプションが付帯するローン移籍の形でほぼ合意に達しています。
しかし、このアゲルドの復帰には大きな懸念材料が付きまとっています。以前にソシエダに在籍していた際、アゲルドは前半戦こそワールドクラスの輝きを放ったものの、後半戦はケガに悩まされ続けました。さらに、そのケガが「大きな注目試合の直前になると奇跡的に治り、重要度の低い下位チームとの試合ではすぐに自ら交代を申し出る」という奇妙なパターンを繰り返していたため、当時のチームメイトたちの間で『自分のために力を温存しているのではないか』という強い不信感が芽生え、更衣室の雰囲気が悪化した過去があります。2027年にアフリカネイションズカップを控える今シーズン、再び彼が代表戦や大舞台に向けて「自己防衛」の姿勢を取るのではないかと、現在の選手たちも警戒を強めており、復帰後はすぐにこの信頼関係の修復に取り組む必要があります。(via ElDesmarque / Noticias de Gipuzkoa / El Diario Vasco)